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ガリバルディが中京記念で重賞初V!レヴァンテライオンが2016年の函館2歳王者に輝く!

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夏の福島・中京・函館開催も24日で最終日。この日は中京と函館で重賞競走があり、中京はサマーマイルシリーズ開幕戦「中京記念」、函館は2歳世代最初の重賞レース・函館2歳ステークスが行われました。



函館メイン・第48回函館2歳ステークス(GⅢ・芝1200m)は16頭が集結。「キンシャサノキセキ×サクラバクシンオー」の⑥モンドキャンノ、外国産馬⑫レヴァンテライオン、未勝利戦で4馬身差の圧勝劇を演じた⑭ドゥモワゼル、ダイワメジャー産駒⑩ロイヤルメジャー、函館初日の新馬戦を勝った③ザベストエバー、今は無き「トウショウ牧場」で生まれた⑮ガーシュウィン、福島の新馬戦で勝利した⑧バリンジャー、さらにはホッカイドウ競馬から⑨バンドオンザラン、⑪ピンクグッドウッドが参戦しました。
スタートでバリンジャーが出遅れ、レヴァンテライオンがポンと飛び出したが、ザベストエバーがすぐにかわして先手を取る。2番手に⑦ラッシュアウト、レヴァンテライオンが3番手。その後ろの4番手集団には、内から⑤タイムトリップ,モンドキャンノ,⑬ポッドジーニー,ガーシュウィンと4頭が一団を形成する。中団の8番手グループには、①ネコワールド,④メローワールド,ロイヤルメジャー,バンドオンザラン,ドゥモワゼルの5頭が一塊になっている。13番手②フクノクオリア、⑯ラーナアズーラとバリンジャーが14,15番手で並び、ピンクドッグウッドがポツンと最後方。
3,4コーナー中間点を通過し、先頭のザベストにラッシュとレヴァンテが接近。キャンノはまだ5番手。ドゥモワゼルは大外に出した。最後の直線コースに入ったところで、今度はレヴァンテライオンが先頭に躍り出る。後続ではラーナアズーラが躓いて、落馬しそうになるが持ち直した。ゴール残り200mを切り、レヴァンテライオンが抜け出し、2番手争いではタイムトリップ、モンドキャンノ、ドゥモワゼルが競り合い、ゴール前でキャンノがレヴァンテの内に入り、イン差しを狙ったが、レヴァンテライオンが先頭でゴールイン!モンドキャンノは届かず2着に終わりました。


2歳世代最初の重賞ウィナーに輝いたのは、単勝2番人気のレヴァンテライオンでした。スタートでタイミングよく飛び出した後、3番手に控えていましたが、直線で早めに抜け出し、モンドキャンノの追い上げを抑えました。勝ちタイム1分9秒2は、函館1200mの2歳レコードタイムです。単勝1.7倍と断然の1番人気だったモンドキャンノは、半馬身及ばず2着。3着のタイムトリップは、単勝13番人気の伏兵でした。
勝ったレヴァンテライオンは、前走の新馬戦に続いてのデビュー2連勝。この馬はアメリカ生まれで、父・パイオニアオブザナイル、母・ゴーストリーダークネスの血統。パイオニアオブザナイル産駒といえば、昨年アメリカで37年ぶりの三冠馬となったアメリカンファラオが有名ですね。鞍上の三浦皇成騎手は、2008年以来2度目の同レース制覇。ゴールと同時にガッツポーズが出てました。
レヴァンテライオンは新馬戦で直線残り100mのところで脚を伸ばし、前を行くエスケークラウンをゴール前で捕らえて差し切り勝ち。2戦目は早め先頭→粘り勝ちを見せました。今はまだ1200mしか使ってないけど、もう少し長い距離でも好走しそう。



中京メイン・第64回トヨタ賞中京記念(GⅢ・芝1600m 16頭立て)は、元イエスタカスこと⑧ダッシングブレイズ、ファルコンステークスを勝った3歳馬⑤トウショウドラフタ、中京マイルの豊明ステークスを勝った⑮タガノエスプレッソ、昨年の優勝馬③スマートオリオンの他にも、⑦ピークトラム、⑫ケントオー、⑪ダノンリバティ、④マイネルアウラートなどが出走しました。
ほぼ揃ったスタートで始まったこのレース、タガノエスプレッソ、トウショウドラフタ、ケントオーは後方から。先行争いで最内から①カオスモスが前に出る。スマートオリオンが2番手につけ、ピークトラムが3番手。
4番手②ワキノブレイブ、5番手⑨カレンケカリーナ。その後ろには6番手マイネルアウラート、7番手⑩アルマディヴァン、8~11番手は一団を形成し、タガノエスプレッソと⑤タガノエトワールの「タガノコンビ」,ダッシングブレイズ,⑭ダンスアミーガの4頭。後方集団はダノンリバティ、トウショウドラフタ、ガリバルディ、⑯ダローネガ、フルーキーと続く。
3コーナーを過ぎ、カオスモスが快調に飛ばし、スマオリが2番手、3番手トラムが外から迫る。ダッシング、ドラフタ、エスプレッソの人気上位3頭はまだ馬群の中。
最後の直線に差し掛かり、スマートオリオンとピークトラムがカオスモスを捕らえ、ゴール残り200mでトラムが先頭に立つ。内からタガノエスプレッソとアルマディヴァン、さらにトウショウドラフタが最内を突っ込んでいく。ゴール前でダンスアミーガとガリバルディが追い込んできて、ガリバルディがゴール前でピークトラムをかわしてゴールイン!外から猛追のガリバルディ、差し切り勝ちで重賞初勝利を飾りました!


夏の中京のフィナーレを飾る中京記念は、ハンデ戦らしく直線は大混戦となりましたが、最後は7番人気のガリバルディが勝利しました。早めに抜け出したピークトラムが2着に入り、最後方から追い上げたケントオーが3着入線。1番人気だったダッシングブレイズは10着、2番人気トウショウドラフタは12着、3番人気のタガノエスプレッソはブービーの15着と、人気上位勢は2ケタ順位に沈む結果に終わりました。
重賞初勝利のガリバルディは、昨年12月の逆瀬川ステークス以来の勝利で、通算6勝目をマーク。逆瀬川で勝った後、5着が3戦続きましたが、このレースで5着続きに終止符が打たれました。鞍上の福永祐一騎手はこの日、7レースから9レースにかけて3連勝、中京記念にも勝って1日で4勝。その前の日は5勝を挙げ、2日間で9勝と大暴れ。この週末の中京は正しく「祐一ウィーク」でした。


来週末からは、新潟・小倉・札幌の3場が一斉に開幕。31日は札幌競馬場で牝馬重賞のクイーンステークス、新潟競馬場は直線1000mの超高速バトル・アイビスサマーダッシュが行われます。
クイーンステークスは、オークス2着のチェッキーノ、ビービーバーレル、ロッテンマイヤーの3歳勢に加え、マーメイドステークスを勝ったリラヴァティ、マコトブリジャール、シャルール、ウインプリメーラ、マイネグレヴィル、昨年の優勝馬・メイショウスザンナ、同2着のレッドリヴェールなどが登録。
アイビスサマーダッシュは、昨年の覇者・ベルカントや、プリンセスムーン,ネロ,ローズミラクルといった「韋駄天ステークス組」、ハッシュ、アースソニック、フレイムヘイローなどが出走を予定しています。







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