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浦和レッズが2度目のACL制覇!10年ぶりのクラブW杯出場決定!

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サッカーのアジアクラブ王者決定戦・AFCチャンピオンズリーグの決勝戦「浦和レッドダイヤモンズVSアルヒラル(サウジアラビア)」は25日、埼玉スタジアム2002で第2戦が行われました。リヤドでの第1戦は1-1の引き分けに終わりましたが、浦和が貴重なアウェーゴールを獲得。この第2戦で勝つかスコアレスドローならば浦和の優勝、逆に2-2で終わった場合はアルヒラルの優勝となります。10年ぶりのアジアの頂点へ、浦和レッズがホームで優勝を飾ることができたのか?


スタメンはこちら
[浦和レッズ]
GK 1 西川周作
DF 5 槙野智章
DF 6 遠藤航
MF 3 宇賀神友弥
MF 10 柏木陽介
MF 15 長澤和輝
MF 16 青木拓矢
MF 22 阿部勇樹
FW 8 ラファエル・シルバ
FW 9 武藤雄樹
FW 30 興梠慎三

[アルヒラル]
GK 1 アルムアイフ
DF 2 アルブライク
DF 12 アルシャハラニ
DF 33 ハウサウィ
DF 70 ジャハファリ
MF 7 アルファラジ
MF 8 オタイフ
MF 16 ミレシ
MF 24 アルアビド
MF 29 アルドーサリ
FW 77 ハルビン



アルヒラルのボールでキックオフしたこの試合、前半開始23秒に相手DFがトラップミス→浦和の長澤がボールを拾い、左足でシュートを放ったが、ゴール左に外れる。8分には敵陣の高い位置で長澤が相手ボールを奪い、ドリブルで持ち込んでゴール正面の位置からシュートするも、GKにキャッチされます。11分、浦和は右サイドでFKのチャンスを得ると、柏木センタリング→ラファエルシルバが飛び込むも合わすことができず。
アルヒラルは前半25分、アルドーサリがドリブルで浦和DFをかわして右足を振り抜いたが、ボールはクロスバーを越えます。27分にはミレシがFKを蹴ったが、最後はGK西川が押さえる。32分、アルファラジのスルーパス→左サイドのアルシャハラニがペナルティエリア内でグラウンダーのクロスを入れたが、ゴール前で浦和DF槙野がクリア。アルヒラルのエース・ハルビンに通らず。
浦和は38分、左サイドで宇賀神がクロス→ニアサイドで興梠が飛び込むもシュート打てず。40分には長澤が左サイドにパスを送ると、ラファエルシルバがPA内に入るもシュートまで持ち込めず。その直後にアルヒラルはアルドーサリがシュートを放つも枠外。42分、ミレシがハルビンとのワンツーから右足でシュートを打ったが、右に外れた。前半は両チームともゴールが奪えず、0-0で終えました。

後半開始早々、浦和は宇賀神クロス→長澤の落とし→ラファエルシルバの右足シュートはゴール左。アルヒラルは後半5分、ゴールほぼ右寄りからのFKをハルビンが直接狙うが、左に外れてしまう。後半13分、アルヒラルの左CKからアルドーサリがミドルシュートを狙うもDFに当たり、こぼれ球をミレシが押し込もうとするが、GK西川がキャッチします。浦和は後半16分、左サイドで武藤が縦パス→柏木がドリブルで一気に突破してシュートまで持って行ったが、DFに当たった。
アルヒラルは後半17分にハルビンを下げてFWファラタ、23分にはFWアルカフタニも投入。浦和は後半24分、左サイドで宇賀神が左足でクロスを上げると、ファーサイドの武藤が頭で合わせたが、相手GKの好セーブに阻まれて得点ならず。その直後には柏木も左足ミドルを放ったが、強引すぎたか…。後半28分、浦和はPA手前左の位置でFKを獲得。柏木のセンタリングに興梠がヘディングシュートを放つもGKに防がれ、ゴール前でラファエルシルバと槙野が詰め寄るも、こぼれ球を押し込めず…。絶好の決定機だったが、もったいなかった。
後半29分、浦和は宇賀神に代わってDFのマウリシオが入る。後半32分、アルドーサリが浦和DF遠藤を倒したとして、2枚目の警告を受けて退場処分。アルヒラルは10人でプレーをする羽目に。その後、後半39分に興梠→ズラタンが入った。
このままスコアレスなら浦和優勝という中で迎えた後半42分、試合が動きます。中盤で武藤が前線に浮き球のパスを入れると、パスを受けたラファエルシルバが反転してから抜け出し、右足でゴールに叩き込む!浦和が終盤に得点を奪い、優勝へ大きく前進!そして、アディショナルタイムの反撃を振り切り歓喜のタイムアップ!浦和レッズが第2戦を1-0で勝利し、ACL優勝を果たしました!



浦和レッズやりました!10年ぶり2度目のAFCチャンピオンズリーグ優勝です!第1戦は1-1の引き分け、この日の2戦目は1-0で勝ち、2戦合計2-1でアルヒラルを下しました。Jリーグ勢がACLを制したのは、2008年大会のガンバ大阪以来9年ぶり3度目。ガンバが優勝して以降、韓国勢や中国勢のクラブが優勝していましたが、浦和がアジアの壁を破り、クラブW杯の出場権を手にしました。
優勝を決定づけるゴールを挙げたラファエル・シルバ選手は、先週の第1戦でも先制点をたたき出し、決勝戦で2戦連発。前回の試合で足首を痛めて途中交代、さらには相手サポーターからの人種差別の被害を受けました。それでも、色々な問題を乗り越えての活躍ぶり。試合後のインタビューでは男泣きを見せていました。ラファエル選手は今季、アルビレックス新潟から加入し、リーグ戦で12得点、ACLでも9得点を挙げております。
今大会の浦和レッズは、グループリーグを4勝2敗でF組1位通過。決勝トーナメント1回戦の済州ユナイテッド戦では、1戦目を0-2で敗れたものの、2戦目で3点を奪い返して逆転勝ち。しかし、試合後の乱闘騒ぎで後味の悪さが残りました。準々決勝の川崎フロンターレ戦では、初戦を1-3で落としましたが、第2戦で4-1と圧勝。2戦合計5-4の大逆転勝利。準決勝の上海上港戦は、1戦目は1-1の引き分け、2戦目は1-0で勝ちました。上海上港はフッキ、オスカル、エウケソンの元ブラジル代表選手が在籍していますが、スター選手を抑えての決勝進出は大きかったですね。
ちなみに、ホーム・埼スタでの試合は6試合で全て勝利!ホーム全勝でのACL制覇は大会史上初の快挙だそうです。

アジア制覇を果たした浦和レッズは、12月6日からUAEで開催される「FIFAクラブワールドカップ2017」にアジア代表として出場。日本時間9日の準々決勝で、開幕戦の「アルジャジーラVSオークランドシティ」の勝者と対戦。勝てば準決勝で欧州王者・レアルマドリードと戦えます。昨年は鹿島アントラーズがレアル相手に延長戦の死闘を演じ、敗れはしましたが大健闘を見せました。浦和もレアルに互角の勝負ができることを期待したいところ。
この大会には、本田圭佑選手が所属しているパチューカ(メキシコ)も出場。浦和とパチューカが対戦する可能性もあるかもしれません。浦和レッズ、本田選手、さらにはクリスチアーノ・ロナウド選手も見られるから、とても楽しみです。浦和レッズの選手の皆さん、クラブW杯でも頑張って下さい。









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