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これからの主役は俺だ!スワーヴリチャードがまくり一発で大阪杯を制す!

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春の中距離王決定戦・第62回大阪杯(GⅠ・芝2000m 16頭立て)が4月1日、阪神競馬場で行われました。GⅠ昇格2年目となる今年は、今後の競馬界の主役を決める一戦でもあります。ダービー2着⑯スワーヴリチャード、皐月賞馬⑧アルアイン、マイルCS覇者⑤ペルシアンナイト、AJCCを勝った⑭ダンビュライト、中山記念を制した⑪ウインブライト、3連勝でGⅠ初挑戦のせん馬⑨トリオンフ、①ミッキースワローの「最強4歳世代」の7頭に加え、戸崎圭太騎手とのコンビで復権を目指す②サトノダイヤモンド、ジャパンカップを勝った③シュヴァルグラン、昨年3着④ヤマカツエース、金鯱賞2着⑩サトノノブレス、紅一点⑥スマートレイアー、2015年有馬記念馬⑦ゴールドアクターなどが参戦しました。



単勝の人気は、スワーヴリチャードが3.5倍で1番人気。アルアインが僅差で2番人気(3.6倍)、サトノダイヤモンドが3番人気(4.0倍)。4番人気のシュヴァルグラン(9.0倍)までが一桁台で、5番人気以降はミッキースワロー、ペルシアンナイト、トリオンフ、ダンビュライト、ウインブライトと続きました。

スタートでシュヴァルグランが少し躓き気味、サトノダイヤモンドとアルアインは好スタートを決め、スワーヴリチャードは少し遅れた。スタンド前の先行争いで、⑫ヤマカツライデンが前に出ると、スマートレイアーとダンビュライトが2,3番手につけ、サトノノブレス,サトノダイヤモンド,シュヴァルグラン,ウインブライト,アルアインが中団より前の位置を取る。ペルシアンナイトは後方4番手、ミッキースワロー15番手、スワーヴリチャードは最後方で1コーナーを回る。
1,2コーナー中間から向正面に入るところで、ヤマカツライデン先頭、2番手にダンビュライト、3,4番手にスマートレイアーとウインブライト。その後ろの5番手にゴールドアクター、真ん中6番手アルアイン、内側7番手にサトノダイヤモンド。中団グループは、真ん中にペルシアンナイト、内側ヤマカツエース、外側シュヴァルグラン。その後ろではトリオンフが外から押し上げ、12番手サトノノブレス、13番手⑯メートルダール、スワーヴリチャードが14番手から進出開始。15番手ミッキースワロー、最後方に⑬マサハヤドリーム。
内回り3コーナーに差し掛かったところで、後方から早めに仕掛けたスワーヴがライデンをかわして先頭に浮上。ライデンも必死に抵抗。トリオンフが3番手に上がり、ウインブラ4番手、ダンビュラ5番手、アルアインは6番手。シュヴァル・ペルシアン・サトダイは中団馬群。スワローも外から追い出し開始。エースは後方2番手に下がった。
16頭が一団状態で4コーナーを回って、最後の直線へ。スワーヴリチャードがまだ先頭だが、外からトリオンフが競りかける。3番手に上がったアルアインが内を突きにかかる。4番手からダンビュライト、外からペルシアンナイトが追い上げる。ゴール残り200mでスワーヴが抜け出し、アルアインとペルシアンが追いかけるが、スワーヴリチャードが先頭ゴールイン!スワーヴリチャード待望のGⅠ初タイトル獲得!


大阪杯 全着順&払戻金
1着⑮スワーヴリチャード  1分58秒2
2着⑤ペルシアンナイト    3/4馬身
3着⑧アルアイン       1/2馬身
4着③ヤマカツエース     1馬身1/2
5着①ミッキースワロー     クビ
6着⑭ダンビュライト
7着②サトノダイヤモンド
8着⑨トリオンフ
9着⑥スマートレイアー
10着⑯メートルダール
11着⑫ヤマカツライデン
12着⑪ウインブライト
13着③シュヴァルグラン
14着⑬マサハヤドリーム
15着⑩サトノノブレス
16着⑦ゴールドアクター

単勝 ⑮ 350円
複勝 ⑮ 150円  ⑤ 310円  ⑧ 140円
枠連 3⃣-8⃣ 2,410円
馬連 ⑤-⑮ 2,930円
馬単 ⑮-⑤ 3,750円
ワイド ⑤-⑮ 1,020円  ⑧-⑮ 300円  ⑤-⑧ 640円
3連複 ⑤-⑱-⑮ 2,780円
3連単 ⑮-⑤-⑧ 17,450円


GⅠ昇格2年目の大阪杯は、1番人気のスワーヴリチャードが優勝。2着には6番人気のペルシアンナイト、2番人気のアルアインが3着に入り、4歳馬が1~3着を独占。さらにはミッキースワローも5着、ダンビュライトも6着で、世代交代を印象付けるレースとなりました。3番人気のサトノダイヤモンドは7着。道中は内側を走り、直線は見せ場なし。4番人気で13着だったシュヴァルグランは、距離が短いとしか言えません。それになんで鞍上が三浦皇成騎手だったのか?
スワーヴリチャードは前走の金鯱賞に続いての連勝で、GⅠはこれが初勝利。鞍上のミルコ・デムーロ騎手は今年のGⅠ初勝利で、管理する庄野靖志調教師はJRAのGⅠは初制覇となります。
スワーヴは左回りの重賞で好成績を挙げている一方で、皐月賞6着、有馬記念で4着と右回りのレースでは馬券圏内に絡めていませんでした。今回は右回りに加え、厳しい外枠。スタートでやや後手を踏むと、道中は後方追走を強いられる展開に。しかし、残り1000mのところで動き出し、ラスト800mで先頭に浮上。大外まくり→直線押し切っての完勝。苦手の右回りを克服できたし、ミルコ騎手の好判断が素晴らしかったと思います。
ダービーを勝ったレイデオロがドバイシーマクラシックで4着に終わったのに対し、ダービー2着のスワーヴが大阪杯優勝。この2頭の直接対決は今年あるだろうか?

来週は牝馬クラシック第1戦の桜花賞!2歳女王のラッキーライラック、シンザン記念で牡馬を破ったアーモンドアイ、チューリップ賞2着・マウレア、阪神JF2着・リリーノーブル、フェアリーステークスの勝ち馬・プリモシーン、フィリーズレビュー覇者・リバティハイツ、アネモネステークスで3連勝を飾ったハーレムラインが登録。ライラックが無敗のまま桜の女王の座を勝ち取ることができるのか?それとも、今年もまた番狂わせが起きるのか?






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