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Channel: 日刊魔胃蹴
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GW最終日は3歳マイル王決定戦!藤岡佑介デビュー15年目で初めてのGⅠ制覇!

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ゴールデンウィーク最終日の6日は、東京競馬場で3歳マイル王決定戦・第23回NHKマイルカップ(GⅠ・芝1600m 18頭立て)が行われました。アーリントンカップを勝った⑦タワーオブロンドン、ニュージーランドトロフィーを勝った①カツジ、初芝のファルコンステークスで勝利した⑯ミスターメロディ、毎日杯2着⑨ギベオン、父は2001年優勝馬クロフネ⑩パクスアメリカーナ、NZT2着⑪ケイアイノーテック、モーリスの弟⑬ルーカス、クイーンカップ覇者③テトラドラクマ、⑤プリモシーン&⑫アンコールプリュの桜花賞組、オルフェーヴル産駒⑱ロックディスタウンなどが出走しました。


単勝のオッズは、1番人気がタワーオブロンドン(2.6倍)、2番人気ギベオン(5.2倍)、3番人気テトラドラクマ(7.5倍)、4番人気のパクスアメリカーナ(9.6倍)までが10倍を切り、その後はプリモシーン、ケイアイノーテック、ミスターメロディ、カツジ、⑰レッドヴェイロンと続きました。

スタートでカツジとプリモシーンの2頭が出遅れ。⑦ダノンスマッシュがポンと飛び出したが、テトラドラクマが内から並びかける。3,4番手に④フロンティアと②ファストアプローチ、ギベオンは5番手につける。外からはミスターメロディが押し上げ、ついでに⑭カシアスもやってきた。8番手グループにカツジ・ロックディスタウン・パクスアメリカーナ・⑥リョーノテソーロの4頭が固まっている。タワーオブロンドンは12番手に控え、13番手レッドヴェイロン、14番手アンコールプリュ、プリモシーンは15番手に下がり、16番手ルーカス。後方は17番手ケイアイノーテック、⑭アダムバローズが最後方。
3,4コーナー中間を過ぎ、先頭グループはドラクマ・ダノスマ・ミスメロの3頭が並び、外からロックディスが接近。5番手グループにはギベオンとカシアス、内側にファスアプ。カツジとパクスは真ん中あたり。タワロンは馬場の最内を走るが、直線で馬群を上手く捌けるのか?
18頭が一塊のまま、4コーナーから直線コースへ。テトラドラクマが先頭だが、ダノンスマッシュとミスターメロディ、その間にギベオンも先頭争いに加わる。さらに外からカシアスも接近し、大混戦だ。タワーオブロンドンはイン突きを狙うが、前が詰まって苦労している。ゴール残り200mで、ギベオンがわずかに先頭、ミスメロも競り合う。残り100mで、外から追い込んで来たパクスアメリカーナ・レッドヴェイロン・ケイアイノーテックの3頭が前の2頭に襲い掛かる。ゴール前でギベオンが抜け出すが、外からノーテックがかわしてゴールイン!ケイアイノーテックがゴール手前で逆転勝ち!


NHKマイルカップ 全着順&払戻金
1着⑪ケイアイノーテック  1分32秒8
2着⑨ギベオン        クビ差
3着⑰レッドヴェイロン    アタマ差   
4着⑯ミスターメロディ    3/4馬身
5着⑤プリモシーン      クビ差
6着⑩パクスアメリカーナ
7着⑧ダノンスマッシュ
8着①カツジ
9着⑭デルタバローズ
10着⑮カシアス
11着⑥リョーノテソーロ
12着⑦タワーオブロンドン
13着④フロンティア
14着③テトラドラクマ
15着②ファストアプローチ
16着⑬ルーカス
17着⑫アンコールプリュ
18着⑱ロックディスタウン

単勝 ⑪ 1,280円
複勝 ⑪ 370円  ⑨ 230円  ⑰ 520円
枠連 5⃣-6⃣ 1,890円
馬連 ⑨-⑪ 3,140円
馬単 ⑪-⑨ 7,470円
ワイド ⑨-⑪ 1,230円 ⑪-⑰ 3,360円 ⑨-⑰ 2,180円
3連複 ⑨-⑪-⑰ 21,840円
3連単 ⑪-⑨-⑰ 129,560円



東京競馬場の5週連続GⅠ開催の第1弾は、直線は混戦となりましたが、外から突き抜けたケイアイノーテックが、ゴール手前でギベオンを捕らえて優勝しました。ギベオンは残り200m手前から先頭に浮上したんですが、押し切れず2着。ディープインパクト産駒が1,2着を独占し、3着には9番人気のレッドヴェイロンが入線。1番人気のタワーオブロンドンは12着。直線で内側から追い込みを狙ったものの、前が詰まって終了…。3番人気のテトラドラクマは、前半から先行したけど、直線で沈んで14着でした。
今回のレースは、パドックでロックディスタウンがバックドロップするわ、ギベオンが落鉄するわで、レース前から波乱含み。レースも人気薄の2頭が上位に入り、1番人気のタワーオブロンドンが2ケタ着順で大敗。WIN5も今年初の1億円オーバー(1億327万6720円)となりました。ちなみに、パドックで大暴れしたロックディスタウンは大差の最下位でした。気性難は父にそっくり、いやそれ以上かも…。
重賞初制覇のケイアイノーテックは、栗東・平田修厩舎に所属。父・ディープインパクト、母・ケイアイガーベラという血統。鞍上の藤岡佑介騎手は、デビュー15年目で嬉しいGⅠ初勝利。2009年に弟の康太騎手がマイルカップを勝ち、それから9年後に兄が制しましたね。騎乗停止中の武豊騎手の代打でしたが、ノーテックを勝利に導きました。その藤岡騎手は、前日の京都新聞杯でも勝っており、2日連続で重賞勝利です。
ケイアイノーテックはデビューから全て5着以内を走り、朝日杯で4着、前走のニュージーランドトロフィーで2着でした。この日はスタートから後方に控え、3コーナー辺りでは17番手の位置。しかし、直線で大外から一気に追い込んで、見事に差し切り勝ち。ディープインパクトを彷彿とさせる力強い末脚でした。今後はダービーに向かわず、秋に向けて休養予定。秋の目標は天皇賞かマイルチャンピオンシップのどちらかだと思います。藤岡佑介騎手、GⅠ初勝利おめでとうございます。







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