Quantcast
Channel: 日刊魔胃蹴
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2131

帝王賞2018 ゴールドドリームが右回り&2000mを克服してGⅠ2連勝!

$
0
0

上半期のダート競馬の頂点を決める第41回帝王賞(GⅠ・2000m 15頭立て)が27日、東京・大井競馬場で行われました。かしわ記念を制した④ゴールドドリーム、同レース2着の⑫オールブラッシュ、前回覇者②ケイティブレイブ、ドバイ以来のレースとなる⑦アウォーディー、不振脱出を目指す⑩サウンドトゥルー、地方初参戦の⑤テイエムジンソク、ダート重賞で2戦連続2着⑨アポロケンタッキーのJRA勢7頭の他に、地方移籍後4連勝中の⑥リッカルド(船橋)、昨年のジャパンダートダービーを制した⑧ヒガシウィルウィン(船橋)、大井記念2着⑬サブノクロヒョウ(大井)、⑭カツゲキキトキト(愛知)の地方勢も参戦しました。



単勝のオッズは、1番人気がケイティブレイブ(2.8倍)、2番人気がゴールドドリーム(3.4倍)、3番人気テイエムジンソク(5.8倍)。4番人気以降はサウンドトゥルー(8.6倍)、アポロケンタッキー(8.9倍)、リッカルド、アウォーディー、オールブラッシュ、ヒガシウィルウィンと続きました。

正面スタンド前のスタートで、テイエムジンソクとカツゲキキトキトが好スタートを決めるが、ゴールドドリームの飛び出しはイマイチ。テイエムジンソクが先手を取り、ケイティブレイブとオールブラッシュは2,3番手の位置。リッカルドとアウォーディーが5,6番手で並び、ゴールドドリームはその後ろの7番手。ヒガシウィルウィン10番手、アポロケンタッキーとサウンドトゥルーは後方から。
1,2コーナー中間で早くも縦長となり、向正面のところで、テイエムジンソクが先頭をひた走り、オールブラッシュ2番手、3番手ケイティブレイブ、ゴールドドリームが4番手に上がる。5番手リッカルド、6番手①グランユニヴェール(大井)、7番手アウォーディー。中団の8番手にカツゲキキトキト、9番手ヒガシウィルウィン、10番手サブノクロヒョウ、サウンドトゥルー11番手、アポロケンタッキー12番手。後方はバラけて、③トーセンスパンキー(大井)、⑮アサクサポイント(愛知)、⑪ネオヴェルモット(大井)と続く。
外回り3コーナーを回り、ジンソクのリードが縮まり、2番手のケイブレが外に回す。ゴルドリは最内の3番手。リカルド4番手、ブラッシュ5番手、アウォーディー6番手、サウトゥルも中団まで押し上げる。
最後の直線コースで、ケイティブレイブとゴールドドリームが、逃げるテイエムジンソクを捕える。リッカルドが4番手で頑張り、サウンドトゥルーは外から追い込みをかける。ゴール残り200mを切って、ケイブレとゴルドリの2頭が競り合い、残り100mでゴルドリが前に出る。3番手のサウトゥルが前との差を詰めるが、ゴールドドリームが先頭でゴールイン!ゴールドドリーム、ケイティブレイブに競り勝ちGⅠ2連勝を飾りました!


帝王賞 全着順&払戻金
1着④ゴールドドリーム   2分04秒2
2着②ケイティブレイブ    クビ差
3着⑩サウンドトゥルー   1馬身1/2
4着⑥リッカルド       3馬身
5着⑧ヒガシウィルウィン   クビ差
6着⑤テイエムジンソク
7着⑭カツゲキキトキト
8着⑦アウォーディー
9着⑫オールブラッシュ
10着⑬サブノクロヒョウ
11着⑨アポロケンタッキー
12着①グランユニヴェール
13着⑮アサクサポイント
14着③トーセンスパンキー
15着⑪ネオヴェルモット


単勝 ④ 340円 
複勝 ④ 140円  ② 110円  ⑩ 190円
枠連複 2⃣-3⃣ 320円
枠連単 3⃣-2⃣ 650円
馬連複 ②-④ 510円
馬連単 ④-② 920円
ワイド ②-④ 230円
    ④-⑩ 500円
    ②-⑩ 300円
三連複 ②-④-⑩ 1,080円
三連単 ④-②-⑩ 4,310円


好メンバーが揃った帝王賞は、単勝2番人気のゴールドドリームが、1番人気のケイティブレイブとの叩き合いを制して勝利。連覇を逃したケイブレはクビ差の2着。外から追い込んだサウンドトゥルーが3着。リッカルドは地方馬で最高の4着、ヒガシウィルウィンも5着。名古屋競馬から参戦のカツゲキキトキトもダートGⅠ馬に先着したので、地方勢の奮闘が光りました。
ゴールドドリームは前走のかしわ記念に続いてのGⅠ連勝で、通算でもGⅠ4勝目。鞍上のクリストフ・ルメール騎手は帝王賞初勝利。外国人騎手の勝利は、ケント・デサーモに次いで史上2人目です。ゴルドリは大井2000mで過去2回走っていましたが、2年前のジャパンダートダービーで3着、昨年の帝王賞で7着でした。この日はスタートでやや出遅れるも、向正面で4番手、3コーナーで3番手に浮上。最後の直線では、ケイティブレイブと一騎打ちになりましたが、残り100mで抜け出しました。
苦手と思われた右回り&2000mを克服し、GⅠも2連勝を果たしたから、ゴールドドリームが現時点でダート現役最強と言えますね。秋はJBCクラシック、チャンピオンズカップ、東京大賞典といった砂のビッグレースで何勝できるだろうか…。






Viewing all articles
Browse latest Browse all 2131

Trending Articles