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2019年中央競馬スタート!東西金杯は共に芦毛の馬が勝利!

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2019年の中央競馬が1月5日に開幕。この日は新春恒例の東西金杯が行われました。平成最後の金杯を制したのは一体どの馬か?



中山メイン・第68回日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ・芝2000m 16頭立て)は、ディセンバーステークスで久々の勝利を挙げた②アドマイヤリードと、一昨年のホープフルステークス覇者⑫タイムフライヤーのGⅠ馬2頭に加え、ダービー3着③コズミックフォース、中山記念を勝った⑪ウインブライト、今年こそ良血開花へ①タニノフランケル、⑧マウントゴールド&⑮ステイフーリッシュのチャレンジカップ組、函館記念を勝った⑥エアアンセム、2連勝中④ランガディアなどが参戦しました。
横一線のスタートで始まったこのレース、先行争いでタニノフランケル、コズミックフォース、⑨ストロングタイタン、⑩ヤングマンパワー、ウインブライトの5頭が先手を主張し、タニフラが先頭でスタンド前を通過。コズミック2番手、ウインブラ5番手、アドマイヤリードとマウントゴールドは中団、タイムフライヤーが後方3番手で1コーナーを回った。
1,2コーナー中間から向正面のところで、タニノフランケルが先頭、2番手にコズミックフォース、3番手にストロングタイタン、内側4番手にアドマイヤリード、外側からヤングマンパワーが接近。6番手にランガディア、7番手⑤サンマルティン、8番手にウインブライト、中団9番手にマウントゴールド。10,11番手の位置に⑬ナスノセイカンと⑦マイネルハニーがいて、12番手からステイフーリッシュが早めに動き出し、13番手エアアンセム、14番手タイムフライヤー、15番手⑯マイネルサージュ、最後方に⑭ブラッグバゴが追走。
3コーナーに差し掛かり、タニフラが先頭、コズミックが2番手。フーリッシュが3番手に上がると、フライヤーも4番手まで押し上げる。リード5番手、ランガディア6番手、ウインブラ8番手。中団以降では、しんがりにいたブラバゴが大外から捲るように追い上げ、マウントは馬群の中団より後ろの位置に下がり、アンセムは後方2番手。
4コーナーを回って最後の直線に入り、タニノフランケルが最内で粘り、コズミックフォースとステイフーリッシュが並びかける。さらにアドマイヤリードも内側を突っ込もうとする。後続からはタイムフライヤーとウインブライトが追い込み、上位は大激戦だ!ゴール残り100mを切り、タニフラがもう一伸びを見せるが、ゴール前でフーリッシュ、リード、ウインブラが脚を伸ばし、最後はウインブライトが先頭でゴールイン!大外から差し切ったウインブライトが混戦を制しました!


2019年最初の重賞競走は、ゴール前大混戦となりましたが、単勝3番人気のウインブライトが大外強襲を決めて優勝しました。2着には7番人気のステイフーリッシュが入り、ステイゴールド産駒のワンツー決着となりました。スタートから先頭で引っ張ったタニノフランケルが3着と粘り、「⑪-⑮-①」の3連単で216,370円の高配当がつきました。
アドマイヤリード4着、タイムフライヤー5着とGⅠ馬が掲示板を確保しましたが、1番人気のマウントゴールドは12着と惨敗。道中は中団に控えていましたが、3コーナーのところでは少し後方の位置に下がり、直線は全然ダメでした。過剰人気だったね。
勝ったウインブライトは、昨年の中山記念以来の勝利で、重賞は通算4勝目。中山記念の後は、大阪杯12着、富士ステークス10着、マイルチャンピオンシップで9着と低迷。マイル戦で結果が出なかったのは、距離適性がなかったんじゃないかな?距離延長&得意の中山コースで復活したウインブライト、今年こそはGⅠ戦線で上位争いできるといいですね。





京都メイン・第57回スポーツニッポン賞京都金杯(GⅢ・芝1600m 17頭立て)は、秋華賞4着②サラキア、マイルチャンピオンシップ4着③カツジ、リゲルステークス圧勝の⑫パクスアメリカーナ、⑥アドマイヤアルバの明け4歳世代の他に、④グァンチャーレ、⑰ロードクエスト、⑧ヒーズインラブ、⑮マイスタイルなどが出走しました。
スタートでカツジと⑤バリスが出遅れ。好ダッシュを見せた⑯ツーエムマイスターがハナを奪い、グァンチャーレ・⑪トゥラヴェスーラ・⑬アサクサゲンキの3頭が2番手を争う。5番手にマイスタイル、その後ろの6番手グループには①ストーミーシー・②サラキア・ヒーズインラブの3頭が並ぶ。9番手の位置にパクスアメリカーナがいて、内側10番手にアドマイヤアルバ、真ん中11番手に⑦ミエノサクシード、外側12番手⑩リライアブルエース。13,14番手のポジションにカツジとロードクエストが並走し、15番手⑭ゴールドサーベラス、16番手⑨スマートオーディン、最後方にバリス。
外回り3コーナーを過ぎて、ツーエムが先頭、アサゲンが2番手に上がり、グァンチャとマイスタが3,4番手。パクスは6番手、サラキアは9番手、アルバとカツジとロークエは依然として後方グループ。
最後の直線コースで、ツーエムマイスターが先頭だが、2番手からマイスタイルが上がり、グァンチャーレが最内に入る。ゴール残り200mで、グァンチャとマイスタが競り合うが、残り100mでパクスアメリカーナが外側からまとめてかわし、大外からミエノサクシードが猛追するも、パクスがゴール前で抜け出してゴールイン!西の金杯も芦毛の馬が制しました!

競馬界を席巻する明け4歳世代に新たなスターが現れました。単勝オッズで1番人気に支持されたパクスアメリカーナが、力強い末脚で差し切って優勝しました。2着には5番人気のマイスタイル、中団から追い上げたミエノサクシードが3着に入りました。2番人気のサラキアは7着、3番人気のカツジはスタートの出遅れが響いて8着に敗れています。
勝ったパクスアメリカーナは、栗東・中内田充正厩舎に所属し、父・クロフネ、母・グローバルピースの間に生まれ、お姉さんはGⅠ馬のホエールキャプチャ。重賞初挑戦のアーリントンカップで2着、その次のNHKマイルカップでは6着のあと、7か月休養。復帰戦のリゲルステークスで4馬身の圧勝を飾り、叩き2戦目となった京都金杯で重賞初制覇を飾りました。2連勝で素質が開花したこの馬の活躍がさらに楽しみだし、いつかはマイルのGⅠを勝つでしょう。









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