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Channel: 日刊魔胃蹴
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ダノンキングリーが2歳マイル王を破ってデビュー3連勝!京都記念はダンビュライトが1年1ヶ月ぶり勝利!

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2月3連休の中日の10日は、京都競馬場で伝統の一戦・京都記念、東京競馬場では3歳クラシックの登竜門・共同通信杯が行われました。


京都のメイン・第112回京都記念(GⅡ・芝2200m 12頭立て)は、2016年ダービー馬⑫マカヒキ、2017年ホープフルステークス覇者⑪タイムフライヤーのGⅠ馬2頭の他に、中山金杯2着⑩ステイフーリッシュ、昨年の有馬記念に出走した⑦パフォーマプロミス、②ノーブルマーズ、⑧ダンビュライト、⑤ブラックバゴなどが参戦しました。
スタートは12頭まずまず揃って飛び出し、正面スタンド前の先行争いでダンビュライトとタイムフライヤーの2頭が競り合い、パフォーマプロミス3番手、パフォーマプロミスが4番手、マカヒキは9番手で1コーナーを回る。
2コーナーから向正面に入り、タイムフライヤーが後続を離して先頭を走り、ダンビュライトが2番手に控える。3番手にパフォーマプロミス、ステイフーリッシュがその後ろの4番手を追走。内側5番手にノーブルマーズ、外側に⑨カフジプリンス、7番手④ケントオー。後方からブラックバゴが早めに動き出し、残り1000mのところで先頭のタイムフライヤーに並びかける。後方ではマカヒキも追い出し開始。10番手に①ハートレー、11番手⑥ダッシングブレイズ、最後方③アクションスター。
外回り3コーナーの下り坂で、フライヤーとブラバゴの2頭が先頭を争い、ダンビュラとパフォーマの6枠2頭が3,4番手を並走。フーリッシュ5番手、ノーブル6番手。マカヒキは中団の外側につけている。
4コーナーのところで、先頭集団はフライヤー・ブラバゴ・ダンビュラ・フーリッシュの4頭が一団の状態。直線コースに入り、ブラックバゴがわずかに前に出るが、外からダンビュライトが接近し、最内からはパフォーマプロミスも突っ込んでくる。さらに大外からステイフーリッシュ、後続からマカヒキも追い込んで来る。残り100mでダンビュラが先頭、外からパフォーマとマカヒキが襲い掛かるが、ダンビュライトが先頭でゴールイン!ダンビュライトが京都で復活を果たしました!

春の古馬中距離路線を占う一戦は、ラストの直線は大激戦となりましたが、勝ったのは6番人気のダンビュライトでした。1番人気だったパフォーマプロミスは、ゴール前でダンビュライトに迫るも2着。前走の中山金杯に続いての重賞2着です。2番人気のマカヒキも大外から追い込みながらも3着まで。マカヒキも勝ちきれないレースが続きますなぁ。最内を突いたパフォーマプロミスが4着、スタートから先頭を走ったタイムフライヤーは8着、3番人気のノーブルマーズは9着という結果でした。
勝ったダンビュライトは、昨年1月のAJCC以来、約1年1か月ぶりの勝利。重賞も通算2勝目となりました。香港のクイーンエリザベス2世カップで7着、秋の天皇賞では本馬場入場の時に放馬して競走除外。前走のAJCCでは6着と低迷が続いていました。この日は序盤に2番手を追走し、4コーナーで先頭集団に加わると、残り200mで先頭に立ち、後続の追撃を凌ぎ切りました。
鞍上の松若風馬騎手も一昨年のきさらぎ賞の時以来、2年ぶりの重賞制覇。ダンビュライトとのコンビでは3戦3勝と相性抜群です。人馬ともに久しぶりの重賞勝ち、大阪杯or宝塚記念でも松若騎手とのコンビで挑むのでしょうか?






東京メイン・第53回共同通信杯(GⅢ・芝1800m)は、デビューから負けなしの4連勝で朝日杯フューチュリティステークスを勝った④アドマイヤマーズが登場。今年初戦のレースで連勝を伸ばし、クラシックに弾みをつけたいところです。他にも2戦2勝の①ダノンキングリー、外国産馬⑤フォッサマグナ、京都2歳ステークスを勝った⑥クラージュゲリエ、地方・川崎所属③ナイママ、⑦ゲバラ、②マードレヴォイスの7頭が参戦しました。
7頭綺麗に飛び出したあと、アドマイヤマーズがいきなりハナを奪う。フォッサマグナが2番手につけ、3番手にダノンキングリー。4番手クラージュゲリエ、5番手にナイママ、6番手マードレヴォイス、最後方にゲバラが控える。
3コーナーを回り、アドマーが先頭でレースを引っ張り、前半1000mを61秒4で通過。2番手のフォッサがマーズとの差を詰め、ナイママが3番手。ダノキン4番手、ゲリエは5番手に下がる。
4コーナーのところで、ナイママが2番手に上がり、アドマイヤマーズに迫る。それでもアドマイヤマーズは直線残り400mを切っても先頭を譲らず。内からダノンキングリーが並びかけ、3番手からフォッサマグナ、外からクラージュゲリエ、一番外からゲバラが追い上げる。残り200mのところで、ダノキンがアドマーをかわして先頭に浮上。アドマーも食らいつくが、ダノンキングリーが振り切ってゴール!ダノンキングリーが2歳王者を破って共同通信杯制覇!

3歳牡馬戦線に新たなクラシックの主役候補が現れました。単勝3番人気のダノンキングリーが、無敗の2歳王者・アドマイヤマーズを破って優勝。デビューから3連勝で重賞初制覇を成し遂げました。2着のアドマイヤマーズは、キャリア5戦目で初めての敗戦を喫しました。斤量57キロ、1800mの距離延長と敗因はあるけど、悪い内容じゃなかったような気がします。皐月賞での巻き返しに期待したい。3着はクラージュゲリエで、2番人気だったフォッサマグナは4着でした。
勝ったダノンキングリーは、美浦・萩原清厩舎に所属し、父・ディープインパクト、母・マイグッドネスの間に生まれました。昨年10月の新馬戦で勝利を飾ると、2戦目のひいらぎ賞では2着に3馬身半の差をつけての快勝。過去2走は外枠でしたが、今回は最内枠に入り、ラストの直線で内側から抜け出しました。先週のきさらぎ賞のダノンチェイサーに続き、ダノンの馬が3歳重賞勝ち。ひょっとして今年はダノンの年になるのでは?







来週は2019年最初のJRAのGⅠ競走・フェブラリーステークス!2017年優勝のゴールドドリーム、2018年優勝のノンコノユメ、2016年優勝モーニンと歴代のフェブラリーステークス優勝馬に加え、東京大賞典を勝ったオメガパフューム、GⅠで3着続きのサンライズソア、6連勝で東海ステークスを制したインティ、藤田菜七子騎手鞍上のコパノキッキング、府中巧者サンライズノヴァ、ユラノト、アンジュデジール、レッツゴードンキなどが登録しております。平成最後のダート王に輝くのはどの馬か?




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