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Channel: 日刊魔胃蹴
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オルフェーヴル凱旋門賞前哨戦で勝利!

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10月7日に開催される欧州最強馬決定戦・凱旋門賞に参戦するオルフェーヴルが、16日にロンシャン競馬場で行われた「フォワ賞」(芝2400m)に出走し、見事1着となりました。フランス遠征の初戦を制し、日本馬初の凱旋門賞優勝へ向け、大きな一勝を挙げました。


このレースは5頭立てで争われ、日本からはオルフェーヴルとアヴェンティーノ(8歳馬)の2頭が参戦。他にも地元・フランスのミアンドル、昨年のジャパンカップに出走したジョシュアツリー(アイルランド)、フィオレンテ(アイルランド)も出走しました。
スタートで最内枠の?アヴェンティーノが好スタートを切り、大外枠の?オルフェーヴルは少し出遅れたものの、4番手につけます。スタートから先手を取ったアヴェンティーノはスローペースに持ち込み、?ジョシュアツリー2番手追走、3番手に?ミアンドル、?フィオレンテ4番手、そしてオルフェーヴル最後方。行きたがる仕草も見せておらず、スミヨン騎手も手綱を抑えている。
縦長の展開のまま3コーナーに入り、依然としてアヴェンティーノが先頭。オルフェはまだしんがり待機で持ったまま。フォルスストレートでジョシュアが外に持ち出してアヴェンティに接近。オルフェは内側に入る。4コーナーから最後の直線に差し掛かり、ジョシュアツリーがわずかに前に出るが、残り300mでオルフェーヴルが先頭に立つ!大外からミアンドルが襲いかかるが、オルフェーヴルが追撃を振り切り先頭でゴールイン!2着争いは接戦となったが、ミアンドルが2着、ジョシュアツリー3着、ペースメーカーを務めたアヴェンティーノは最下位の5着でした。


さすが日本最強馬!海外遠征の初戦で見事勝利を収めました。日本馬がフォア賞を制したのは、1999年のエルコンドルパサー以来史上2頭目の快挙となります。ヨーロッパ特有のスローペースに我慢しきれず、阪神大賞典みたいに暴走をやらかすんじゃないかと不安でしたが、道中は折り合いを欠きながらも最後方で大樹。直線ラスト400mを切った辺りで最内から鮮やかに抜け出しましたね。今回の1勝はスミヨン騎手の好騎乗のおかげともいえるでしょう。もし池添謙一騎手が乗ってたら惨敗していたかもしれません。凱旋門賞の前哨戦を勝ったので、本番がますます楽しみになってきました。
不安要素を克服、本番と同じコースのレースを勝った事で、オルフェーヴルの評価も上昇するでしょう。フォワ賞は格下ばかりだったけど、凱旋門賞当日は昨年の優勝馬・デインドリーム、ニエル賞を制したサオノワ(フランスダービー馬)、イギリス2冠馬・キャメロット、英国GI2勝・ナサニエル、日本でもおなじみのスノーフェアリー、セントニコラスアビーといった海外の強豪馬が出走予定で、多頭数になるだろう。世界最強馬・フランケルが凱旋門に出ないのは、オルフェ陣営からしたらラッキーかもしれないけど。
日本勢はこれまで11頭が凱旋門賞に参戦し、99年のエルコンドルパサー、2010年のナカヤマフェスタの2着が最高。2006年に参戦し、薬物違反で失格処分を受けたディープインパクトでさえも凱旋門の壁に跳ね返されました。日本勢初優勝の期待がかかるオルフェーヴルにはどんな結果を待っているのか?運命の一戦は2012年10月7日。日本競馬が世界を制する瞬間を見てみたい…。




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