Quantcast
Channel: 日刊魔胃蹴
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2131

マエケンの好投&糸井3打点で中国に勝利。侍JAPAN2連勝で1次ラウンド突破はほぼ確実。

$
0
0

2日から福岡ヤフオクドームで行われている「2013ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」のA組1次ラウンド、侍JAPANは前夜のブラジル戦で一時はリードされながらも、8回に3点を奪って逆転し、5−3で勝利をおさめ、WBC3連覇へ白星スタートを飾りました。3日の2戦目は中国代表と対戦。この試合で勝てば2位以内は確実、中国相手に楽勝といきたいところでした。


スタメンはこちら
  日本           中国
1(遊)坂本勇人     (中)崔暁
2(二)松井稼頭央    (右)楊燕勇
3(指)内川聖一     (二)李磊
4(捕)阿部慎之助    (遊)レイ・チャン
5(右)糸井嘉男     (一)儲夫佳
6(中)長野久義     (捕)王偉
7(左)中田 翔      (指)賈?冰
8(一)稲葉篤紀     (左)陸振洪
9(三)松田宣浩     (三)安旭
 (投)前田健太     (投)羅夏
前日の試合で決勝打を放った阿部が4番に復帰し、セカンドには松井、中田翔が7番レフトで初先発。2戦目の先発は、豪州との壮行試合で3回3失点と不安を残した前田健太です。


日本の先発・前田は初回、中国先頭の崔暁をスライダーで空振り三振を奪うと、楊燕勇と2塁ゴロ、李磊をレフトフライに打ち取り、上位打線を3者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せます。2回には4番・チャンを空振り三振に仕留め、後続も打たせて取るピッチングでわずか8球で3者凡退。3回には四球のランナーを出すも、2つの三振を奪って、3回まで投げ終えて無安打の好投。
一方の打線は、1回に2アウトから内川がセンター前ヒットを放ち、阿部の場面で2塁への盗塁を試みるもアウト。2回、糸井が四球を選んで出塁すると、長野の場面で二盗成功。2死2塁で中田が中国先発・羅夏のストレートを打ち返し、三遊間を破るレフト前タイムリーヒット!2塁から糸井が生還し、日本が1点を先制します。この後、稲葉死球、松田の四球で満塁と追加点のチャンスを迎えましたが、坂本がライトフライに倒れ3者残塁。結局1点止まりに終わりました。
1点の援護を貰った前田は、4回に1死から李磊に2塁打を浴びて初安打を許しますが、後続を抑えてピンチをしのぎます。5回は王偉を3球三振、賈?冰遊撃ゴロ、陸振洪をレフトフライに打ち取り3者凡退。結局前田は、5回まで1安打無失点と危なげないピッチングを披露しました。
追加点がほしい日本は5回裏、先頭の松田が俊足を飛ばして3塁内野安打で出塁。坂本がしっかり犠打を決めた後、相手のバッテリーエラーで松田は3塁進塁。松井四球で1死1,3塁のチャンスに、内川が中国2番手・朱大衛からライト前タイムリーヒット!松田がホームインし、日本2点目。なおも1,3塁で阿部の四球で満塁となり、糸井が中国3番手・陳坤(ちんこん)の2球目を捉え、センターへの大きな当たりを放ち、フェンス直撃のタイムリー2塁打!3人のランナーが一気にホームインし、さらに3点を追加!日本はこの回、2本のタイムリーで4点を加え、5−0とリードを拡げました。
日本は6回から継投に入り、2番手の内海哲也が6回に2つの三振を奪って3者凡退。7回は内海が李磊とチャンをともに内野ゴロに打ち取り、3番手の涌井秀章が儲夫佳を三振に仕留め、中国クリーンナップを簡単に退けました。8回は4番手の沢村拓一が登板し、まず王偉をストレートで空振り三振に切り取ると、賈?冰と陸振洪にも三振に仕留め、圧巻の3者連続三振!5点リードで迎えた9回、山口鉄也が5番手で登板。しかし、山口は代打・孟偉強と崔暁に連打を浴び、自らの暴投で2,3塁とピンチを拡げ、振り逃げで1点を失う。チャンの3塁ゴロの間にもう1点許しましたが、代打・董偉を3球三振に仕留めて試合終了。日本が中国に5−2で逃げ切り勝ちし、1次ラウンド2連勝を果たしました。


試合結果 ワールドベースボールクラシック 2013/3/3(日)
ヤフオクドーム ◇開始 19:00 (2時間57分) ◇入場者 13,891人
中国 000 000 002  2
日本 010 040 00x  5
【投手】
(中国)羅夏、朱大衛、陳坤、楊海帆、李帥、呂建剛−王偉
(日本)前田健、内海、涌井、沢村、山口−阿部、炭谷
【責任投手】
(勝)前田健1試合1勝
(敗)羅夏1試合1敗


今回の試合は、前田健太投手が無失点の好投、打線も糸井選手の走者一掃のタイムリー2塁打など5点を挙げ、中国に勝利しました。前田投手は5回まで打者17人に対して56球を投げて毎回の6奪三振、被安打1・1与四死球という内容。序盤から中国打線を翻弄し、ピンチらしいピンチも全く見られず。大会前は右肩の不調に苦しんでいましたが、完璧なピッチングで復調をアピールし、チームの勝利に貢献しました。中継ぎ陣では、2番手登板の内海投手が打者5人をパーフェクトに抑え、8回に登板した沢村投手は12球で3連続三振。しかし、最後に登板した山口投手が連打を浴びたり、暴投を2度も犯す乱調。これはいけませんねえ。
打線の方は6安打で5得点。5回に走者一掃の2塁打で3打点を挙げた糸井選手は、2試合連続タイムリーをマーク。この2試合で4打点と当たっていますね。4打数2安打の内川選手は、3打席目に2点目となるライト前タイムリーを打ちました。先発復帰した中田翔選手はいきなり結果を残し、1打席目に先制タイムリーを放つと、2打席目もヒット。次のキューバ戦ではホームランが出るといいですねえ。
侍JAPANは1次ラウンド2試合を終えて2勝0敗。暫定ながらグループAの単独トップ。2次ラウンド進出は確実と言ってよいでしょう。次戦・6日の最終戦は、A組最大のライバルであるキューバとの直接対決。第1回大会の決勝で勝利し、前回大会でも2連勝とWBCではキューバに負けたことがありません。山本浩二監督は「第3戦では大隣憲司投手を先発投手にする」と明言。「なんで大隣なんだ?」、「大丈夫なの?」と疑問と心配の声がたくさんあると思いますが、大隣投手は11月の親善試合でキューバ打線を2回無失点に抑えています。WBCでも強力打線を捻じ伏せるような投球を見せてほしい。そして、キューバにも勝って1位通過となりますように。




にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2131

Trending Articles