

東京の最高気温が25.0度と春のポカポカ陽気を通り越し、3月とは思えない暑さだった19日は、横浜スタジアムで横浜DeNAベイスターズVS福岡ソフトバンクホークスが行われました。この日の先発は、DeNA・井納翔一VSソフトバンク・山中浩史の新人投手対決でした。
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1(左)中村 晃
2(遊)今宮健太
3(一)松中信彦
4(右)ラヘア
5(指)ペーニャ
6(中)柳田悠岐
7(三)吉村裕基
8(二)金子圭輔
9(捕)山崎勝己
(投)山中浩史
ホークスは初回、先頭の中村のレフト前ヒット、今宮の犠打、松中が四球を選んで1死1,2塁と先制のチャンスを作り、4番・ラヘアがライト前ヒット。2塁から中村が生還し、ホークスが1点を先制します。2回には金子がライトへの2塁打を放ち、追加点のチャンスでしたが、後続が次々凡退。
ホークス先発・山中は、1回にDeNAの上位打線を3者凡退に打ち取ると、2回には4番・ブランコから空振り三振を奪い、ラミレスをレフトフライに打ち取るなど無失点。3回以降も打たせて取るピッチングで5回までDeNA打線を無安打に抑えます。6回に梶谷隆幸の2塁内野安打で初安打を許しますが、3番・モーガンを2塁ゴロに仕留め、無失点で切り抜きました。
3回以降打線が沈黙していたホークスは7回、この回先頭の柳田がDeNA2番手・神内靖の変化球を捉え、ライトスタンドへ飛び込むソロ本塁打!追加点がほしい場面で、成長株の柳田の一発が飛び出し、ホークスが2−0と突き放します。9回、1死から高谷裕亮と柳田の連続ヒットで1,2塁とした後、吉村がセンター前タイムリーヒットを放ち、3連打で1点を追加。この後、金子の遊撃ゴロの間に4点目、中村がセンターオーバーの2点タイムリー2塁打でダメ押しの6点目。ホークスは9回に4点を奪い、6−0と勝利を決定づけました。
投手陣は7回にファルケンボーグが2つの三振を奪って三者凡退。8回は3番手・五十嵐亮太、8回は山本省吾がDeNA打線を0点に退けて試合終了。ホークスが6−0でDeNAにシャットアウト勝ちです。
試合結果 オープン戦 2013/03/19(火)
DeNA−ソフトバンク 4回戦 (ソフトバンク3勝1敗、横浜、13:01、6586人)
SH 100 000 104 6
DB 000 000 000 0
【投手】
(ソ)山中、ファルケンボーグ、五十嵐、山本−山崎、細川、田上
(D)井納、神内、佐藤、三嶋−高城、?岡
【責任投手】
(勝)山中4試合3勝
(敗)井納4試合2敗
【本塁打】
(ソ)柳田6号ソロ(7回、神内)
というわけで、今回の試合は先発した山中投手が、サブマリン投法で相手打線を沈黙させる好投を披露し、終盤はファルケンボーグ→五十嵐投手→山本投手の完封リレー。そして柳田選手にまたしても一発が生まれ、6−0の快勝という結果となりました。これでホークスはオープン戦15試合終えて10勝4敗1分け、勝率.714で2位。勝利数では12球団トップなんだけどねえ。
先発の山中投手は、6回まで投げで打者21人と対戦し、被安打1・3奪三振・与四死球1・無失点と素晴らしい内容。打たれたヒットは6回の内野安打の1本のみ、初回から5回までノーヒットピッチング。オープン戦4試合目の登板で3勝目をマークし、開幕ローテーション入りに一歩近づきました。大型ルーキーの東浜巨投手ばかり注目されているけど、投げる度に結果を残し続けている山中投手にも期待したくなりますね。もしローテから漏れたとしても、中継ぎで使ってくれると思います。
打線の方は全体で8安打。初めて4番に座ったラヘア選手は、最初の打席で先制タイムリーヒットを放ちました。これで6試合連続ヒット。打率も425と依然として4割キープ。オープン戦が終わるまで好調を維持してほしいし、2本塁打目が見たいです。7回に2点目となるソロ本塁打を打った柳田選手はまたしても横浜スタジアムで一発。15試合で6本塁打で「オープン戦本塁打王」を独走中、6本のうち関東でのアウェー戦で4本打ってます。ヤフオクドームでもホームラン打って下さい。




