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第94回サッカー天皇杯決勝戦 ガンバ大阪史上2チーム目の国内3冠達成!

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第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝戦「ガンバ大阪VSモンテディオ山形」が13日、横浜市の日産スタジアム(横浜国際総合競技場)で行われました。例年は元日に行われる決勝戦ですが、今大会は来年1月に日本代表がアジアカップに出場するため、日程が前倒しされ、しかも、国立競技場が改修工事に入るため、横浜・日産スタジアムが決勝の舞台となりました。ガンバ大阪の3冠制覇か?それともJ26位からJ1昇格を果たしたモンテディオ山形の東北勢初優勝&J1昇格プレーオフに続いての「下克上」か?




両チームのスタメン
[ガンバ大阪]
GK 1 東口順昭
DF 22 オ・ジェソク
DF 5 丹羽大輝
DF 8 岩下敬輔
DF 4 藤春廣輝
MF 15 今野泰幸
MF 7 遠藤保仁
MF 11 倉田秋
MF 19 大森晃太郎
FW 39 宇佐美貴史
FW 29 パトリック

[モンテディオ山形]
GK 31 山岸範宏
DF 6 山田拓巳
DF 17 當間建文
DF 3 石井秀典
DF 13 石川竜也
MF 7 松岡亮輔
MF 15 宮阪政樹
MF 10 伊東俊
FW 30 山崎雅人
FW 11 ディエゴ
FW 24 ロメロ・フランク


まず前半、最初にチャンスを作ったのは山形でした。ロメロフランクのスルーパス→DFラインの裏に抜け出した松岡がシュートを放ったが、オフサイドを取られる。迎えた前半4分、ガンバGK東口のロングボール→パトリックが頭で落とし、宇佐美が胸トラップから右足ボレーシュート。これは山形GK・山岸の好セーブに阻まれるも、はね返りを宇佐美が押し込んでゴール!開始4分にいきなりガンバ大阪が先制点を奪います。
山形も負けていません。先制された直後の5分、左サイドを突破したロメロフランクが、ペナルティエリア内でシュートを狙ったが、ガンバGK東口に阻まれる。11分にはディエゴが右サイドから思い切ってロングシュートを打っていったが、左に外れてゴールならず。ガンバは17分、中盤で大森がボールを奪ってからカウンターに持ち込み、宇佐美のシュートは枠を外す。前半22分、相手のCKを守りきった後、中盤での競り合いを制した宇佐美が一気にドリブルで持ち込み、宇佐美のパスを受けたパトリックが、ワントラップしてから右足シュートをゴールに突き刺した!宇佐美&パトリックのカウンターでガンバ2点目!
2点を追う山形は27分、ディエゴが反転してシュートを狙うもわずかに外れ、ガンバも倉田が30分と33分に立て続けにシュートを放つも決められず。前半終了間際に遠藤の右CKを岩下が頭で合わせたが、山形GK・山岸のセーブに阻まれて3点目ならず。前半はガンバ2点リードで折り返し。

エンドが変わった後半、2点を追う山形は伊東を下げて舩津徹也が入る。ガンバは開始1分に左サイドで藤春が前線のパトリックにパスを送り、裏に抜け出したパトリックはそのまま右足を振り抜いたが、シュートはポスト左に外れる。後半7分にもカウンターからチャンスを迎え、パトリックがドリブルからシュートを狙ったが、山形DF石川の足に当たる。
後半10分過ぎから山形がペースを握り、後半15分に山崎に代えて林陵平を投入。その2分後の後半17分、左サイドで舩津が縦パス→石川がクロスを入れると、ニアサイドで松岡が落とし、最後はロメロフランクが左足ボレーシュートを決めて1点を返します。後半20分、ガンバ・宇佐美が左サイドからロングパス→前線のパトリックに通るかと思ったら、エリア外に飛び出したGK山岸がダイビングヘッドでクリア。山岸が気迫のプレーで味方を盛り立てる。後半24分、山形は左寄りのFKを宮阪が直接狙うも、GKにキャッチされる。さらにその1分後の25分、ディエゴがロメロとのワンツーから強烈な左足シュートをぶち込むが、ガンバGK東口に防がれる。
ガンバ1点リードの後半40分、右サイドで藤春→遠藤と繋ぎ、遠藤のラストパスを受けた宇佐美が正面の位置から右足ミドルシュート。ボールは相手DFの足に当たると、GKの頭上を超えてゴールへと吸い込まれた。宇佐美のこの試合2点目のゴールで、ガンバに大きな3点目が入りました。試合は3-1でガンバ大阪が勝利し、天皇杯優勝を果たしました。



やっぱりガンバ大阪は強かった!モンテディオ山形に格の違い見せつけ、第89回大会以来5年ぶり4度目(前身の松下電器時代を含む)の天皇杯優勝。そして、ナビスコ杯、Jリーグディビジョン1に続いてのタイトル獲得を果たし、2000年の鹿島アントラーズ以来、史上2チーム目の国内3冠を達成!J1復帰イヤーでの3冠制覇は、もちろん史上初です。この快挙は後に伝説として語られるかもしれませんね。
ガンバ大阪が優勝したことにより、リーグ戦で3位だった鹿島アントラーズが、来年度のAFCチャンピオンズリーグの本大会出場権を獲得、4位・柏レイソルがACLプレーオフに出場することになりました。また、2月28日に日産スタジアムで行われる「FUJI XEROX SUPER CUP 2015」の対戦カードも決まり、三冠・ガンバ大阪とリーグ2位の浦和レッズが激突します。今季のリーグ戦の覇権を争った両チームの対決は見逃せません。
ガンバはこの試合、宇佐美選手が2ゴール1アシスト。試合前に「自らのゴールで3冠を決める」と宣言しており、まさしく有言実行となりました。前半4分にいきなり先制点を決めると、パトリックのゴールをお膳立て、後半にダメ押しのゴールを決めました。この大会でも6得点を挙げ、名古屋グランパスの永井謙佑 選手と並んで得点王に。宇佐美選手は準決勝と決勝の2試合で4得点とゴールを量産。視察に訪れたアギーレ監督の前で活躍したので、今度のアジアカップに代表選出されるといいですね。日本代表がアジア杯で連覇するためにも宇佐美選手の力は必要だと思います。
敗れた山形は、J1王者を相手に臆することなく戦い、後半17分のロメロフランク選手のゴールで1点を返したときは、「もしかしたら…」という思いもありました。いまや「山の神」と呼ばれている山岸選手(浦和からレンタル移籍)が、随所に好プレーを披露。後半にはダイビングヘッドで相手ボールをクリアする場面も。しかし、「山の神」もさすがに宇佐美選手とパトリックの前に敵いませんでした。天皇杯とJ1昇格プレーオフでの快進撃は、きっと来年に繋がると思います。くれぐれも大分や徳島のように1年でJ2に逆戻りしないでください。
ガンバ大阪は長谷川健太監督が就任してからは、2013年にJ2優勝、2014年はナビスコ杯・リーグ戦・天皇杯の3冠達成。「第2期黄金時代」の到来といえそうだ。来年はJリーグ連覇、そしてACL制覇となるでしょうか。ガンバ大阪の選手の皆さん、サポーターの皆さん、3冠達成おめでとうございます。



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阪神ジュベナイルフィリーズ2014 ショウナンアデラ3連勝で2歳女王に輝く!

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2014年の2歳女王決定戦・第66回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI・芝1600m 18頭立て)が14日、阪神競馬場で行われました。多くの名牝を輩出しているこのレース、今年は出走馬が全て違う種牡馬の産駒という異例のレース。ファンタジーステークスの勝ち馬⑩クールホタルビ、アルテミスSを勝った④ココロノアイ、小倉2歳チャンピオン⑧オーミアリスといった重賞ウィナーに加え、新馬戦で3馬身差の圧勝劇を見せた①ロカ、アルテミスS2着⑪レッツゴードンキ、デビュー2連勝中の⑬コートシャルマン、⑯ショウナンアデラ、⑮レオパルディナ、⑰ダノングラシアスなどが参戦しました。


単勝の上位人気は、ロカが2.9倍で1番人気。2番人気レッツゴードンキ(5.6倍)、コートシャルマンが3番人気(6.1倍)。4番人気以降はココロノアイ(6.3倍)、ショウナンアデラ(9.8倍)、ダノングラシアス、レオパルディナ、オーミアリスと続きました。
スタートでロカが大きく出遅れ、ショウナンアデラもあまりいいスタートではなかった。②エフェクトが好スタートを切るが、③アルマオンディーナがすぐにかわす。⑤スマートプラネット、⑦アカリアイドル、⑱ムーンエクスプレスも先行策を取り、最終的にはスマプラとアカリの2頭が並び、3番手にムンエク、オンディーナが4番手。5番手グループにはエフェクト・クールホタルビ・コートシャルマンの3頭がひと塊。その後ろの8番手集団にはココロノアイとレッツゴードンキの人気上位馬、⑫カボスチャンもいる。外の12番手にレオパルディナ、13番手ダノングラシアス、14,15番手の位置にショウナンアデラと⑨アローシルバー。15番手⑭ダイワプロパー、16番手⑥トーセンラーク、ロカは17番手、しんがりにオーミアリスという展開。
外回り3,4コーナー中間点を過ぎ、スマートプラネットが先頭だが、真ん中にアカリアイドル、大外に持ち出したエフェクトが3番手に浮上。シャルマンとドンキは馬群の真ん中、後方待機のロカは大外から一気にごぼう抜きなるか?4コーナーから最後の直線に入り、スマプラが僅かに先頭だが、ココロノアイ、アカリ、エフェクト、さらにはムーンエクスプレスとレッツゴードンキ、アルマオンディーナが上がってきた。残り200mでムーンエクスプレス・レッツゴードンキ・アルマオンディーナ、ココロノアイの4頭の競り合いの中から、ドンキが抜け出す。しかし、大外からショウナンアデラが凄い脚で追い込み、ラスト100mを切ったところで前の4頭を一気に抜いて先頭ゴールイン!大外から豪快に差し切ったショウナンアデラ、重賞初勝利をGⅠで飾りました!




阪神JF 全着順&払戻金
1着⑯ショウナンアデラ  1分34秒4
2着⑪レッツゴードンキ   1/2馬身
3着④ココロノアイ      1/2馬身
4着⑱ムーンエクスプレス  3/4馬身
5着③アルマオンディーナ  クビ
6着⑤スマートプラネット   3馬身
7着⑮レオパルディナ    1/2馬身
8着①ロカ           クビ 
9着⑧オーミアリス     1/2馬身
10着⑬コートシャルマン   3/4馬身
11着⑭ダイワプロパー    ハナ
12着⑫カボスチャン    1馬身3/4
13着⑰ダノングラシアス   クビ
14着⑩クールホタルビ   2馬身
15着⑨アローシルバー  1馬身3/4
16着②エフェクト      1馬身1/2
17着⑥トーセンラーク   1馬身1/4
18着⑦アカリアイドル   2馬身
 
単勝 ⑯ 980円
複勝 ⑯ 260円 ⑪ 170円 ④ 230円
枠連 [6]-[8] 1,130円
馬連 ⑪-⑯ 2,200円
馬単 ⑯-⑪ 5,110円
ワイド⑪-⑯ 780円 ④-⑯ 990円 ④-⑪ 570円
3連複④-⑪-⑯ 3,530円
3連単⑯-⑪-④ 22,780円


今年の2歳女王に輝いたのは、単勝5番人気のショウナンアデラでした。スタートではロカの次に悪く、道中は中団より後ろの位置を追走。直線ラスト200mでは、まだ6番手あたりにいて、逆転は不可能かと思われました。しかし、残り100mを切った辺りで大外から一気に末脚を伸ばし、レッツゴードンキらをまとめてかわし1着。大外強襲で見事にGⅠ初制覇を果たしました。まるで大鉈のような切れ味でした。
2着だったレッツゴードンキも強い競馬をしたんだけど、運がなかったとしか言えません。これでドンキはアルテミスステークスに続いての2着。重賞タイトルが遠い…。1番人気のロカは、スタートの出遅れが大きく響いて8着。出遅れた瞬間、スタンドから悲鳴が沸き起こりました。3番人気のコートシャルマンは10着でした。
勝ったショウナンアデラは、美浦の二ノ宮敬宇厩舎に所属し、父・ディープインパクト、母・オールウェイズウィリングという血統。ディープインパクト産駒は2011年のジョワドヴィーヴルに次いでこのレース2勝目。鞍上の蛯名正義騎手は同レース5年ぶり2勝目。前回勝ったときはアパパネに騎乗し、後に牝馬3冠を達成。GIも今年3勝目をマークしております。管理する二ノ宮調教師は、阪神JF初勝利です。
アデラは新馬戦で2着に敗れますが、10月の未勝利戦と3戦目のからまつ賞を連勝。今回は重賞初挑戦(しかもGⅠ)、関西輸送、右回りと初めてづくしでしたが、父を彷彿とさせるような豪脚で3連勝。通算成績4戦3勝、連対率も100%。2歳女王になったことで、来年の牝馬クラシックの主役候補に浮上。阪神のマイル戦で勝利し、東京コースで2戦2勝と相性良いから、春の桜花賞とオークスで2冠も狙えるかも。

来週も阪神競馬場で2歳GⅠがあり、今度は牡馬2歳王者を決める「第66回朝日杯フューチュリティステークス」が行われます。昨年までは中山競馬場で開催されましたが、今年から阪神に移動しました。札幌2歳ステークスを勝ったブライトエンブレム、京王杯2歳Sの覇者・セカンドテーブル、デイリー杯2歳ステークス覇者・タガノエスプレッソ、函館2歳王者・アクティブミノル、他にも「オルフェーヴルの弟」アッシュゴールド、3連勝と勢いに乗るコスモナインボール、クラリティスカイ、ナヴィオン、ダノンプラチナなどが出走を予定しています。
その前日には中山競馬場で第137回中山大障害(J・GI)がありますし、17日には川崎競馬場で全日本2歳優駿(ダート1600m・GⅠ)と注目レースが目白押し。寒い季節だけど、競馬はまだまだ熱い!





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クラブW杯2014 欧州王者・レアルマドリード、圧勝で決勝進出。

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クラブチーム世界一決定戦「TOYOTAプレゼンツ FIFAクラブワールドカップ モロッコ 2014」は、日本時間17日未明に準決勝第1試合が行われました。準決勝からはヨーロッパ王者と南米王者が登場。準決勝初日は昨季のUEFAチャンピオンズリーグを制したスペインの名門・レアルマドリードが、北中米カリブ海代表のクルス・アスル(メキシコ)と戦いました。クリスチアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイルら「スター軍団」の華麗なプレーに、モロッコのサッカーファンも酔いしれました。



試合は序盤からレアルが試合を優位に進める展開。開始3分、右サイド・ カルバハルのクロス→ファーサイドでベンゼマがヘッドで落とし、ゴール前でクリスチアーノ・ロナウドが押し込もうとしたが、ロナウドのシュートはアスルGKコロナにキャッチされる。前半15分、右サイドでFKのチャンスを作り、クロースのセンタリング→セルヒオ・ラモスのヘディングシュートが決まり、1点を先制します。さらに前半36分、カルバハルが右サイドを突破してからクロスを上げ、ベンゼマがダイレクトで合わせて2点目を奪います!
2点を追うアスルは39分、ペナルティエリア内でパボーネがセルヒオラモスに倒されてPKを獲得。このPKをトラードがゴール左隅に蹴りこむも、レアルGK・カシージャスに止められて失敗。42分、レアル・イジャラメンディのバックパスが、アスルのパボーネの前に渡ったが、パボーネのシュートはカシージャスに阻まれる。アスル、2度の反撃のチャンスをモノにできません。
後半5分、レアルはカウンターを仕掛け、ベンゼマが左サイドのロナウドにパスを送り、ロナウドの右足クロス→ファーサイドのベイルがヘッドで叩きつけてゴール。「BBC」トリオで3点目。後半28分にはロナウドの折り返しを受けたイスコが、ゴール正面でDFを2人抜いてから右足シュートを決めてダメ押しの4点目。終始アスルを圧倒したレアルマドリード、4-0の快勝で決勝進出です。


うーん、さすがレアルって感じな試合内容でした。「欧州王者」の貫禄と言いますか、格の違いを見せつけ、北中米王者のアスルに余裕の勝利。「BBC」の一角、ベンゼマ選手とベイル選手が共にゴールを挙げ、クリスチアーノ・ロナウド選手は後半に2アシストを記録して勝利に貢献しました。ロナウド選手のゴールに期待してたけど、決勝では決めてくれると思います。アスルも決定的なシーンが何度もあって頑張ったんですが、正直相手が悪すぎたなあ…。前半のトラード選手のPKが決まっていたら流れが変わっていただけに、痛すぎるPKミスだったと思います。
レアルマドリードは、この勝利で公式戦21連勝と絶好調。いまのチーム状態なら次の試合も、余程のことがない限り勝利するでしょう。そのレアルへの挑戦権をかけて戦う準決勝第2試合「サン・ロレンソ(アルゼンチン)VSオークランド・シティ(ニュージーランド)」戦は、日本時間18日未明に行われます。オセアニア勢初のベスト4入りを果たしたオークランドシティが、またも番狂わせを起こすのか?




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今年の2歳ダート王はディアドムス!三浦皇成が念願のGⅠ初勝利!

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ダート2歳王者決定戦・第65回全日本2歳優駿(JpnⅠ 1600m・14頭立て)が17日、川崎競馬場で行われました。JRA勢からは、デビュー2連勝中の⑨タップザット、北海道2歳優駿馬⑦ディアドムス、3戦2勝の③ワンダフルスター、カンパニー産駒⑥タイセイラビッシュ、⑬タケデンタイガーの5頭が参戦。地方勢は⑫ラッキープリンス&⑧パーティーメーカーの「浦和・小久保智厩舎コンビ」、金沢代表⑭アロマベール、地元・川崎の⑩ウインバローラス、北海道代表④クラバズーカーなどが出走しました。



単勝上位人気は、1番人気はタップザット(2.5倍)、2番人気ワンダフルラスター(3.3倍)、ディアドムスが3番人気(4.2倍)。4番人気のタイセイラビッシュ(4.7倍)までが一桁台。5番人気以降はラッキープリンス、タケデンタイガー、クラバズーカー、パーティメーカーと続きました。
ほぼ揃ったスタートで始まったこのレース、ワンダフルラスターとタイセイラビッシュが好スタートを切り、タップザットとラッキープリンスも先行策を取る。ディアドムスは5番手、タケデンタイガーは6,7番手でスタンド前を通過した。1,2コーナーから向正面に出たところで、ワンダフルラスターが先手を奪い、タケデンラビッシュ2番手追走。3番手タップザット、ラッキープリンス4番手、5番手に②タケルオウジ(北海道)、ディアドムスは6番手。7,8番手の位置にクラバズーカーとタケデンタイガーが並走。9番手にウインバローラス、パーティメーカーは10番手追走。後方は⑤イナズマアリオーン(川崎)、⑪ハイランドグラス(北海道)、①グランシェフ(川崎)、アロマベールがぽつんと最後方を進む。
3コーナーを回り、ラスターが依然として先頭、ラビッシュが2番手につけ、タップとドムスが外から追い上げる。最後の直線に差し掛かり、逃げるワンダフルラスターにディアドムスが並びかけ、間からタップザットが差を詰める。ラスト100mでタップとドムスの2頭が激しく競り合い、最後はディアドムスが抜け出してゴールイン!接戦を制したディアドムス、今年の2歳ダート王に輝きました!


全日本2歳優駿 全着順&払戻金
1着⑦ディアドムス    1:45.3(稍重)
2着⑧タップザット     1/2馬身
3着⑥タイセイラビッシュ  3馬身
4着③ワンダフルラスター クビ
5着⑥パーティメーカー  1/2馬身
6着⑬タケデンタイガー   2馬身
7着⑩ウインバローラス   2馬身
8着⑤イナズマアリオーン  クビ
9着④クラバズーカー    クビ
10着②タケルオウジ    3馬身
11着⑪ハイランドグラス  1馬身1/2
12着⑫ラッキープリンス  2馬身1/2
13着⑭アロマベール    1/2馬身
14着①グランシェフ    2馬身

単勝 ⑦ 420円
複勝 ⑦ 130円 ⑨ 120円 ⑥ 130円
枠複 [5]-[6] 510円
枠単 [5]-[6] 1,150円
馬複 ⑦-⑨ 570円
馬単 ⑦-⑨ 1,210円
ワイド ⑦-⑨ 220円 ⑥-⑦ 300円 ⑥-⑨ 240円
3連複 ⑥-⑦-⑨ 720円
3連単 ⑦-⑨-⑥ 3,830円


ダートの2歳王者を決める一戦は、単勝3番人気だったディアドムスがタップザットとの叩き合いを制して優勝。前走の北海道2歳優駿に続いての重賞2連勝で、GⅠ初制覇を飾りました。1番人気だったタップザットは半馬身差の2着に敗れ、無敗でのGⅠ勝利ならず。3着にはタイセイラビッシュが入り、中央勢が4着まで独占。浦和所属のパーティーメーカーが地方勢最高の5着。地元・川崎勢はウインバローラスが7着、イナズマアリオーン8着、クランシェフは最下位の14着に終わっています。
勝ったディアドムスは、高橋裕厩舎に所属し、父・ジャングルポケット、母・マイネランデブー​、母の父・アグネスデジタルという血統。デビューから2戦は芝を使うも上位に入れず。3戦目からダートに転向し、未勝利戦で初勝利を挙げました。通算成績は6戦3勝。勝ち星は全てダートで挙げております。祖父のアグネスデジタルは1999年のこのレースに勝利した後、芝とダートのGⅠで6勝を挙げました。ドムスも2歳優駿を踏み台にして、ダート界のスターになれるといいですね。
鞍上の三浦皇成騎手はデビュー7年目、高橋裕調教師は開業24年目にして念願ののGⅠ初制覇。三浦騎手はゴールした後、ガッツポーズで喜びを爆発させました。デビューイヤーに91勝を挙げたときは、「あと2,3年後にはGⅠジョッキーになれるだろう」と思っていましたが、意外と長くかかりました。地方だけどやっとGⅠジョッキーの仲間入りを果たした三浦騎手。次は中央GⅠでの初タイトルを期待しています。







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中山大障害2014 ディープインパクト産駒から障害GⅠ馬が誕生!

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秋の最強ジャンパー決定戦・第137回中山大障害(J・GI 芝4100m 13頭立て)が20日、中山競馬場で行われました。昨年の大障害・春の中山グランドジャンプと障害GⅠ2連勝中の⑧アポロマーベリック、京都ジャンプステークスを勝った⑩オースミムーン、東京ハイジャンプ覇者③サンレイデューク、イルミネーションジャンプステークス覇者⑥レッドキングダム、他にも④ケイアイドウソジン、⑪バアゼルリバー、GJ2着②リキアイクロフネ、⑤メイショウヨウドウなどが参戦しました。



3,4コーナー中間点からのスタートで、⑫ドリームセーリングがポンと飛び出し、アポロマーベリックは2番手からの競馬。まず最初の5号生垣障害をドリームセーリングが先頭で飛越すると、後続もクリア。正面スタンド前で、オースミムーン3番手、シャイニーブラック4番手、バアゼルリバー5番手。6番手にケイアイドウソジン。レッドキングダムとリキアイクロフネは中団を追走、その後ろには①セイエイ・⑦クリノテンペスタ・サンレイデューク・メイショウヨウドウと続き、⑬メジロサンノウが最後方でスタンド前を通過。
先頭で飛ばすセーリングは、スタンド前の連続障害(水ごう&生垣)、1,2コーナー中間点の3号生垣を先頭で飛越。マーベリックは依然として単独2番手。オースミとシャイニーが3,4番手で並び、ヨウドウが6,7番手までポジションを上げた。13頭は大障害コースに差し掛かり、「最近落馬しない」大竹柵障害に向かう。ドリームセーリングがトップで飛び越えると、他の馬たちも続々とクリアした。今年も大竹柵での落馬はなし。
逆回りになったところで、セーリングとマーベリックの差が詰まる。バンケットのところでメイショウヨウドウが2番手に浮上してきた。4番手集団にオースミムーンとバアゼルリバー、中団グループにはレッキンとデューク、ドウソジンが控えている。坂を上がったところでヨウドウが単独2番手、アポロマーベリックは3番手に下がる。そして2回目の大障害コースに入り、今度は「赤レンガ」大生垣をドリームセーリングらが無事に飛越。バアゼルとテンペスタがバランスを崩すも、なんとか持ち直した。
順回りに戻り、2号生垣を全馬クリアするが、3号障害でクリノテンペスタが落馬してしまう。レースも終盤に差し掛かり、アポロマーベリックが2番手に上がり、オースミムーンも進出し始める。レッドキングダムは6番手。3コーナーのバンケットでレッキンが3番手まで進出し、坂を上り終えたところでマーベリックがセーリングを抜いて先頭に躍り出て、最終障害をトップで飛越。
全ての障害を飛び終え、残すは平地での追い比べ。アポロマーベリックが後続を離し、ダートを横切って先頭で芝コースに入った。そして2番手のレッドキングダムが懸命に追いかける。このままマーベリックが押し切るかと思いきや、大外に持ち出したレッキンが徐々に接近し、ラスト100mでマーベリックをあっさりとかわし、そのまま突き放して1着ゴールイン!アポロマーベリックは2着、3着争いはサンレイデュークが入りました。


中山大障害 全着順&払戻金
1着⑥レッドキングダム   4分41秒0
2着⑧アポロマーベリック  3馬身
3着③サンレイデューク   5馬身
4着⑨シャイニーブラック   1馬身
5着⑩オースミムーン     クビ
6着⑫ドリームセーリング  2馬身1/2
7着④ケイアイドウソジン  3馬身1/2
8着⑤メイショウヨウドウ   1/2馬身
9着①セイエイ        クビ
10着⑪バアゼルリバー   1/2馬身
11着②リキアイクロフネ   5馬身
12着⑬メジロサンノウ    大差
中止⑦クリノテンペスタ

単勝 ⑥ 960円    
複勝 ⑥ 220円 ⑧ 120円 ③ 210円
枠連 [5]-[6] 1120円    
馬連 ⑥-⑧ 1020円
馬単 ⑥-⑧3030円    
ワイド⑥-⑧430円③-⑥ 860円 ③-⑧ 410円    
3連複③-⑥-⑧ 2200円    
3連単⑥-⑧-③ 15590円


障害レースの年末の大一番・中山大障害は、アポロマーベリックの1強ムードかと思われましたが、単勝4番人気のレッドキングダムが優勝。道中は中団の位置でレースを進め、2周目3コーナーで3番手まで押し上げ、北沢伸也騎手のムチ連打に応えるかのように末脚を伸ばし、前を行くアポロマーベリックを捉え、最後は3馬身差をつけました。単勝1.7倍と断然の1番人気だったアポロマーベリックはJ・GⅠ3連勝ならず。3着には3番人気のサンレイデュークが入り、2番人気のオームミムーンは6着に終わりました。今年は13頭が出走して12頭が完走。2周目の3号障害で落馬競走中止したクリノテンペスタと植野貴也騎手は、ともに異常ありませんでした。無事でよかった。
勝ったレッドキングダムは、栗東・松永幹夫厩舎に所属し、父がディープインパクト、母・プラウドビューティーという血統。ディープインパクト産駒が障害GⅠを勝つのはこれが初めて。同じ産駒ではメイショウブシドウが重賞2勝(小倉サマージャンプ&阪神ジャンプステークス)しています。それにしてもレッキンの直線での伸び脚は、まさにディープ産駒そのものでしたな。
レッキン鞍上の北沢伸也騎手はデビュー25年目で嬉しいGⅠ初勝利。今年3月に障害通算100勝を達成すると、重賞も2勝。12月20日時点で12勝と障害リーディングをひた走っています。2012年以来自身2度目の障害リーディング獲得も確実か?松永幹夫調教師は平地ではレッドディザイアが2009年の秋華賞を勝利していますが、J・GⅠは初勝利です。
レッドキングダムは今年4月に障害に転向し、4戦目の小倉・未勝利戦で初勝利。それ以降、オープン戦とイルミネーションジャンプステークスで勝ち、中1週で臨んだ今回、重賞初勝利をGⅠで飾りました。デビューから未勝利のまま地方・岩手に移り、中央に戻っても低迷。平地で泣かず飛ばずだった馬が、障害で才能を開花させ、障害界の「キング」となりました。今後も王者として障害戦線を牽引し続けてほしいものです。



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クラブW杯2014 レアル・マドリード、公式戦22連勝でクラブ世界一!

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サッカーのクラブチーム世界一決定戦・「TOYOTAプレゼンツ FIFAクラブワールドカップ モロッコ2014」は、日本時間21日未明に決勝戦が行われました。今大会の決勝のカードは、レアルマドリード(スペイン)VSサンロレンソ(アルゼンチン)の「欧州VS南米対決」。レアルは準決勝でクルスアスル(メキシコ)に4-0で快勝。一方のサンロレンソは、オークランドシティ(ニュージーランド)と対戦し、延長戦の末2-1で勝利。世界一の座を懸けた一戦は、レアルが試合を優位に進めました。


両チームのスタメン
【レアル・マドリード】
GK 1 カシージャス
DF 15 カルバハル
DF 3 ペペ
DF 4 セルヒオ・ラモス
DF 12 マルセロ
MF 8 クロース
MF 23 イスコ
MF 10 ハメス・ロドリゲス
MF 11 ベイル
FW 9 ベンゼマ
FW 7 クリスチアーノ・ロナウド

【サン・ロレンソ】
GK 12トリコ
DF 7ブファリーニ
DF 14カンネマン
DF 3ジェペス
DF 21マス
MF 5メルシエル
MF 30ベロン
MF 20オルティゴサ
MF 8 カリンスキ
MF 11バリエントス
FW 9カウテルッチオ

開始1分、レアルは敵陣でクロースが相手ボールを奪い、ドリブル突破から左サイドのクリスチアーノ・ロナウドにパスを送り、ロナウドがシュートを放つも、ポスト右に外れてしまう。ゴール前にはベンゼマも飛び込んでいたが、届かなかった。5分にはFKを獲得し、ロナウドが右足で狙うもGKの正面。前半28分、ロナウドがドリブルで仕掛けると、左サイドのベンゼマにパス→ベンゼマがペナルティエリア手前から右足シュートを放つも、GKに弾かれてしまう。36分、ベンゼマがドリブル突破→ベイルが左サイドからシュートを打つもGKに防がれる。するとその直後、左CKをクロースが蹴り、ゴール前で飛び込んだセルヒオ・ラモスがヘディングシュートを叩き込み、レアルがようやく先制点を奪います。
レアル1点リードの後半6分、ロナウド→クロース→イスコと繋ぎ、イスコの縦パスに反応したベイルが左足シュート。ボールはサンロレンソGK・トリコの腕をすり抜け、そのままゴールへと吸い込まれた。ベイルの2試合連続ゴールで、レアルが2-0とリードを拡げます。
一矢を報いたいサンロレンソは、後半12分にカリンスキが右足ミドルを狙うも枠を捉えられず。後半16分にはカウンターでチャンスを作るもフィニッシュまで持ち込めず。一方のレアルは後半18分にベンゼマが左足を振り抜くも、ゴール右に外れる。後半21分、サンロレンソは左サイドでマスがシュートを狙うも、レアルGK・カシージャスにキャッチされる。後半28分、レアルは右サイドでベイルがクロス→ゴール前でベンゼマが合わせるも決まらず。後半39分、サンロレンソ・カリンスキのシュートは枠を捉えたものの、カシージャスのファインセーブに阻まれてしまう。後半終了間際、レアルは左サイドのクロスにロナウドが頭で合わせたが、ゴールならず。試合は2-0でレアル・マドリードが勝利しました。


世界約30万のクラブの頂点を決める戦いは、欧州王者のレアル・マドリードが、南米王者・サンロレンソを下し、クラブ世界一に輝きました。レアルはこれで4度目の世界一ですが、前身の「インターコンチネンタルカップ」と「トヨタカップ」で3度優勝、「クラブW杯」は初優勝です。この日の決勝戦では、セルヒオ・ラモス選手が2試合連続で先制ゴールを挙げると、後半にはイスコ選手の絶妙な縦パス→ベイル選手のゴールで突き放しました。守備でもサンロレンソの反撃を防いで完封勝利。
「今大会の主役」と言われていたクリスチアーノ・ロナウドは2試合ゴール無し。ロナウドのゴール見たかったなあ…。2戦連続弾のセルヒオラモス選手は今大会のMVPを獲得。イスコ選手が準決勝で3点目のゴールを奪い、決勝でも1アシスト。クロース選手は2試合ともにラモス選手の先制ゴールをアシストしました。レアルは2試合で6得点、失点もゼロ。公式戦もこれで22連勝。今のレアルの勢いは2015年も止まりそうにありません。

モロッコで開催されたクラブW杯も閉幕。来年の開催地は未定ですが、日本とインドが立候補に挙がっています。来年は日本のクラブチームがアジア王者として出場できるかどうか期待したいです。




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プラチナは金より上だ!朝日杯FSも蛯名正義&ディープ産駒が勝利!

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2014年の中央競馬のGⅠレースも残り2戦。21日は阪神競馬場で牡馬2歳チャンピオン決定戦・第66回朝日杯フューチュリティステークス(GI・芝1600m 18頭立て)が行われました。昨年まで中山競馬場で開催されたこのレース、今年からは阪神に変更されました。今年の朝日杯は、札幌2歳ステークスを勝った⑯ブライトエンブレム、デイリー杯2歳ステークス覇者⑮タガノエスプレッソ、函館2歳王者⑫アクティブミノル、いちょうステークスを勝った⑭クラリティスカイ、京成杯2歳ステークスを制した⑦セカンドテーブルの重賞ウィナー組、オルフェーヴルの弟⑨アッシュゴールド、府中マイルで2連勝のディープインパクト産駒②ダノンプラチナ、3連勝中の③コスモナインボールなどが参戦しました。


単勝の上位人気は、ダノンプラチナが単勝4.6倍で1番人気。2番人気はブライトエンブレム(5.0倍)、アッシュゴールドとクラリティスカイが5.3倍で並び、5番人気の⑧ナヴィオン(8.8倍)までが10倍を切りました。6番人気以降は①ネオルミエール、タガノエスプレッソ、⑬ペプチドウォヘッド、アクティブミノル、コスモナインボールと続きました。
スタートでネオルミエールとブライトエンブレムが後手を踏む。出遅れた2頭はネオユニヴァース産駒だ。先行争いで、セカンドテーブルとアクティブミノルが競り合い、ミノルが先手を取った。⑱メイショウマサカゼが3番手に上がり、⑤タガノアザガル・⑩ジャストドゥイング・コスモナインボール・⑰ペイシャオブロー・④ケツァルテナンゴの5頭が4番手集団を形成。その後ろは一団となり、クラリティスカイが外からポジションを上げ、10~14番手のところにペプチドウォヘッド・タガノエスプレッソ・⑥アルマワイオリ・ナヴィオン・ブライトエンブレムと横並び。後方集団にはワキノヒビキとダノンプラチナが並走、ネオルミエール17番手、アッシュゴールドは最後方を追走する。
外回り3,4コーナー中間点を過ぎ、先頭のミノルは前半800mを47.3秒で通過。セカンドが並びかけ、ペイローが好位につけ、クラリティが中団まで浮上。ブラエンとプラチナは中団の外に進出、アッシュは大外からのごぼう抜きに懸ける。
18頭が一団の状態で4コーナーから最後の直線に入り、アクティブミノルが内ラチで逃げ粘るが、真ん中からクラリティスカイ、外からダノンプラチナが上がってきた。ブライトエンブレムは伸びを欠き、大外からアッシュゴールドが追い込んできたが厳しいか。残り200mを切ってダノンプラチナが先頭で抜け出し、アルマワイオリが内を突いて2番手まで躍り出るが、プラチナが先頭でゴールイン!またも蛯名正義&ディープインパクト産駒が2歳GⅠを制しました!


朝日杯FS 全着順&払戻金
1着②ダノンプラチナ   1分35秒9
2着⑥アルマワイオリ   3/4馬身
3着⑭クラリティスカイ   3/4馬身
4着①ネオルミエール   3/4馬身
5着⑫アクティブミノル   アタマ
6着⑮タガノエスプレッソ  1/2馬身
7着⑯ブライトエンブレム  クビ
8着⑨アッシュゴールド   クビ
9着③コスモナインボール 1馬身1/4
10着⑤タガノアザガル   1馬身1/2
11着⑧ナヴィオン      クビ
12着⑪ワキノヒビキ     2馬身1/2
13着⑩ジャストドゥイング  2馬身
14着⑦セカンドテーブル  3/4馬身1
15着④ケツァルテナンゴ  1/2馬身
16着⑰ペイシャオブロー  3馬身1/2
17着⑱メイショウマサカゼ  5馬身
18着⑬ペプチドウォヘッド  大差

単勝 ② 460円
複勝 ② 190円 ⑯ 1,060円 ⑭ 180円
枠連 [1]-[3] 6,160円
馬連 ②-⑥ 14,050円
馬単 ②-⑥ 20,260円
ワイド②-⑥ 4,030円 ②-⑭ 440円 ⑥-⑭ 4,520円
3連複②-⑥-⑭ 20,560円
3連単②-⑥-⑭ 133,570円



阪神未勝利戦・ベゴニア賞に続いての3連勝、重賞初挑戦でGⅠ制覇です。初開催の朝日杯FSは、ダノンプラチナが1番人気の期待に応え、今年の2歳牡馬チャンピオンに輝きました。2着には14番人気の伏兵・アルマワイオリ、3着にはクラリティスカイが入りました。2番人気だったブライトエンブレムは7着、アッシュゴールドは8着という結果に終わりました。
優勝したダノンプラチナは、美浦・国枝栄厩舎に所属し、父がディープインパクト、母・バディーラ、母の父・アンブライドルズソングという血統。お母さんは現役未出走で繁殖入り、第1子のプラチナがいきなりGⅠホースとなったので、繁殖牝馬としての評価が上がりそうです。鞍上の蛯名正義騎手は、先週の阪神ジュベナイルフィリーズに続いてのGⅠ連勝で、今年GⅠ4勝目。朝日杯は2006年のドリームジャーニー以来8年ぶりの勝利です。ディープインパクト産駒は同レース初勝利。ディープ産駒はこの秋のGⅠで7勝(障害も含む)と勝ちまくっています。また、この秋のGⅠシリーズでは1番人気の馬が未勝利でしたが、ダノンプラチナが連敗を阻止しました。この馬、ある意味「持ってる」かも。
ダノンプラチナは今回の勝利で4戦3勝。3勝は全てマイル戦、うち2勝は東京コースで挙げています。左回り適性もあるし、距離延長も行けるかもしれません。来年の春は、いま以上に輝きが増すことを期待したいですね。

来週・28日は中山競馬場で年末の大一番・有馬記念が行われます。ファン投票第1位のゴールドシップ、ジャパンカップで圧勝したエピファネイア、ダービー馬・ワンアンドオンリー、エリザベス女王杯を勝ったラキシス、春の天皇賞馬・フェノーメノ、さらに世界ランク1位・ジャスタウェイ、女傑・ジェンティルドンナ、ヴィルシーナ、トーセンラーの「ラストラン組」、重賞2連勝のラストインパクト、トゥザワールド、メイショウマンボなどが出走登録しています。
有馬記念に限らず、2014年最終週は注目レースがあり、27日は阪神競馬場で阪神カップ、28日は2歳重賞・ホープフルステークス、有馬翌日の29日は、大井競馬場でダート競馬の総決算・東京大賞典も行われます。「午年」の2014年のラストを飾るのは一体どの馬か?



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中田賢一が大阪・ABCの女子アナウンサーと結婚!

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今シーズン先発の柱として11勝を挙げ、チームの日本一に貢献した福岡ソフトバンクホークスの中田賢一投手(32歳)が、大阪・ABC(朝日放送)の角野友紀アナウンサー(28歳)と今月結婚していたことがわかりました。


報道などによると、中田投手と角野アナは今月5日に福岡市内の区役所に婚姻届を提出。中田投手は「彼女とは中日時代に出会い、8年のお付き合いを経て結婚という形になりました。昨オフのFAで地元・福岡に戻りホークスの日本一、私生活では結婚といううれしい一年となりました」と球団を通してコメントを発表しました。
お相手の角野さんも「大学時代に共通の知り合いと一緒に食事をする機会があり、彼とはそこで知り合いました。彼と付き合うようになって、さらに野球が好きになりました」とコメント。角野さんがABCに入社したあとも、名古屋に帰省しては中田投手の食生活を支えていましたが、中田投手が福岡に移住したことで「体が資本の職業だから、いつまでも外食のままではよくない」と思い、結婚を決断したとのこと。

角野アナウンサーは名古屋市出身で、名古屋市立大学卒業後の2010年に大阪・ABCに入社。2013年からは『パネルクイズ アタック25』の8代目アシスタント兼出題者に就任。他にも朝の情報番組「おはよう朝日です」の「サキヨミキャスター」、阪神タイガースの情報番組『虎バン』のレギュラーも務めていましたが、中田投手との結婚により、12月20日の放送分を以って降板。現在妊娠はしておりませんが、中田投手を支えるために来年3月を以って退社します。


今年の中田投手は、慣れ親しんだ名古屋から故郷の福岡に戻り、FA1年目で2ケタ勝利、リーグ優勝と日本一を味わいました。オフの契約更改でも前年より2500万円アップの9500万円。私生活でも8年間の交際、遠距離恋愛を実らせて結婚。公私共に幸せで充実した1年となりましたね。
女子アナと結婚したホークスの選手といえば、松中信彦選手と林恵子さん(元・静岡放送)、松田宣浩選手と柴田恵理さん(KBC)、内川聖一選手と長野翼さん(フジテレビ)、今度ホークスに入団した松坂大輔投手も、元・日テレの柴田倫世さんを奥さんに持っています。ホークスに限らず、「野球選手&女子アナ」の結婚って結構多いですよね~。角野アナへの「アタック」を成功させた中田投手、ご結婚おめでとうございます!「新婚パワー」で来年は2年連続2ケタ勝利、タイトル獲得を目指して頑張ってもらいたいです。くれぐれも「結婚してダメになった」と言われないように…。



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2014年最後のGⅠウィナーは誰だ?第59回有馬記念枠順発表!

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2014年最後のJRA・GⅠレース「第59回有馬記念」(12月28日@中山競馬場)まで残り3日に迫った25日、有馬記念の枠順が発表されました。JRA60周年記念&「午年」のフィナーレとなる今年は、史上初となる「公開枠順抽選」。枠順ドラフトで出走馬たちの運命が決まる!?


午後12時にフジテレビ・特設スタジオ内で行われた「枠順公開抽選会」には、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手と、松山康久元調教師が立会人(ドロワー)として出席。

まず1巡目、いきなりジェンティルドンナが指名され、ジェンティルを管理する石坂正調教師が2枠4番を選択。
2巡目に指名されたトゥザワールドの池江泰寿調教師は3枠6番、3巡目・ヴィルシーナに騎乗する内田博幸騎手は、1枠2番を選択。4巡目に指名されたトーセンラーは1枠1番。ユタカ騎手が「1枠1番で1着です!」と必勝宣言。
5巡目はワンアンドオンリーが指名され、橋口弘次郎調教師は2枠3番を選択。6巡目に指名されたメイショウマンボは、真ん中の4枠8番。7巡目のラキシスはジェンティルの隣の3枠5番。8巡目のラストインパクトは4枠7番。
前半を終え、1番枠~8番枠まで埋まる。エピファネイア・ジャスタウェイ・ゴールドシップの有力勢はまだ残っている。
9巡目、出走メンバー唯一の関東馬・フェノーメノは5枠10番を選択。今回初コンビの田辺裕信騎手は「関東を背負えるよう頑張りたい」と意気込みを語りました。10巡目のウインバリアシオンの鞍上・藤岡康太騎手は、勝負服姿で登場。馬より入れ込んでる康太騎手はフェノーメノの隣の5枠9番を選んだ。
11巡目・サトノノブレスは6枠11番。昨年オルフェーヴルで優勝した池添謙一騎手は、連覇がかかっています。12巡目の「角居軍団第3の刺客」デニムアンドルビーが6枠12番を選んだ後、13巡目にようやくファン投票第1位のゴールドシップが登場。ゴルシに乗る岩田康誠騎手は7枠14番を選択。続く14巡目にエピファネイアが指名され、ゴルシの隣の13番枠を選んだ。残るは8枠2枠となり、15巡目のジャスタウェイは8枠15番、最後に残ったオーシャンブルーが大外枠の16番枠に入りました。


というわけで、16頭の枠順はこうなりました。
1-1 トーセンラー(牡6、武豊・藤原英昭)
1-2 ヴィルシーナ(牝5、内田博幸・友道康夫)
2-3 ワンアンドオンリー(牡3、横山典弘・橋口弘次郎)
2-4 ジェンティルドンナ(牝5、戸崎圭太・石坂正)
3-5 ラキシス(牝4、C.デムーロ・角居勝彦)
3-6 トゥザワールド(牡3、W.ビュイック・池江泰寿)
4-7 ラストインパクト(牡4、菱田裕二・松田博資)
4-8 メイショウマンボ(牝4、武幸四郎・飯田祐史)
5-9 ウインバリアシオン(牡6、藤岡康太・松永昌博)
5-10 フェノーメノ(牡5、田辺裕信・戸田博文)
6-11 サトノノブレス(牡4、池添謙一・池江泰寿)
6-12 デニムアンドルビー(牝4、浜中俊・角居勝彦)
7-13 エピファネイア(牡4、川田将雅・角居勝彦)
7-14 ゴールドシップ(牡5、岩田康誠・須貝尚介)
8-15 ジャスタウェイ(牡5、福永祐一・須貝尚介)
8-16 オーシャンブルー(牡6、蛯名正義・池江泰寿)


今年の有馬記念はGⅠ馬が10頭参戦。ジェンティル・ワンオンが内枠から、エピファ・ゴルシ・ジャスタの3頭が外枠からのスタートとなりました。ゴールドシップは3年連続で7枠、一昨年は13番枠で優勝、昨年は14番枠で3着でした。2年続けての14番枠となる今年は優勝か?勝てば史上初のグランプリレース4勝の快挙となります。
ジャパンカップで1年ぶりの勝利を挙げたエピファネイアは、前走のパフォーマンスが評価されて世界ランキング2位(126ポンド)になりました。真価が問われるレースとなる今回は川田騎手が騎乗。父のシンボリクリスエスは2連覇。エピファも偉大な父のように有馬制覇となるでしょうか。
トーセンラー、ヴィルシーナ、ジェンティルドンナ、ジャスタウェイの4頭は、このレースがラストラン。中山初登場のジェンティルはレース後に引退式を行うことが決まっています。過去にはオグリキャップ、トウカイテイオー、シンボリクリスエス、ディープインパクト、オルフェーヴルが有馬で有終の美を飾りました。ただ、「ラストラン組」は当日厳しい戦いが予想されます。
3歳勢はワンアンドオンリーとトゥザワールドの2頭が参戦。ワンオンは菊花賞で9着、ジャパンカップで7着とここ2戦はいいところ無し。トゥザワルもクラシックで結果が出ませんでした。「12月に総選挙があった年3歳馬が勝つ」というジンクスがあるので、3歳馬にもチャンスはあるはずだが…。

2014年の総決算に相応しい、豪華オールスターキャストが集結する第59回有馬記念。今年最後の大一番を制するのはどの馬か?注目の一戦は、12月28日午後3時25分に発走。当日はテレビの前で熱くなろう!




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阪神カップ2014  リアルインパクト20キロ減で連覇達成!

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日曜日に有馬記念が控えておりますが、その前日の27日は阪神競馬場で「第9回阪神カップ」(GⅡ・芝1400m 18頭立て)が行われました。短距離とマイル戦線の実力馬が集うこのレース、⑧リアルインパクト(昨年優勝)と⑪サンカルロ(2011年,12年と連覇)の歴代優勝馬をはじめ、⑱コパノリチャード、⑩ハクサンムーン、⑰トーホウアマポーラ、②フォーエバーマークの「スプリント組」、⑥ミッキーアイル・③ダイワマッジョーレ・⑯クラレント・⑮サダムパテックの「マイルCSリベンジ組」が参戦しました。


単勝オッズは、ハクサンムーンが3.7倍で1番人気、2番人気に⑭ロサギガンティア(5.2倍)、3番人気のコパリチャード(7.5倍)までが10倍以下。4番人気以降はクラレント、ダイワマッジョーレ、①ウリウリ、サンカルロ、リアルインパクトと続きました。
ほぼ揃ったスタートで始まったこのレース、スタートから飛び出したハクサンムーンが先手を奪い、ミッキーアイルが2番手に控え、コパノリチャードとフォーエバーマークが3,4番手で並ぶ。5,6番手にリアルインパクトと④オリービン、中団グループにはダイワマッジョーレ・クラレント・トーホウアマポーラ・⑬アドマイヤサガス・ウリウリと固まっている。12番手にロサギガンティア、内の13番手に⑤サクラアドニス、14,15番手に⑨ホエールキャプチャと⑦ダノンプログラマーが並走。後方はサンカルロ16番手、17番手サダムパテック、最後方に⑫タガノブルグが追走する。
内回り3,4コーナー中間点を通過し、ハクサンが依然として先頭だが、アイルが外から並びかける。リチャードが単独3番手に浮上。リアルが5番手につけ、クラレントとギガンティアはまだ中団待機。4コーナーを回って最後の直線に差し掛かり、ミッキーアイルがハクサンムーンをかわして先頭に立つが、コパノリチャードとリアルインパクトが追い上げる。さら大外からウリウリが脚を伸ばし、馬群の中からダイワマッジョーレが突っ込んできた。ラスト100mでリチャードが前にでるが、内からマッジョーレ、外からリアルが並びかけ、最後は3頭が並んでゴールイン!コパノリチャードが粘ったか?それともリアルインパクトが最後捕らえたか?ダイワマッジョーレは3着か?


阪神カップ 全着順&払戻金
1着⑧リアルインパクト  1分20秒7
2着⑱コパノリチャード    ハナ
3着③ダイワマッジョーレ   クビ
4着①ウリウリ        1馬身
5着⑨ホエールキャプチャ  3/4馬身
6着④オリービン       ハナ
7着⑥ミッキーアイル     クビ
8着⑤サクラアドニス     クビ
9着⑦ダノンプログラマー  アタマ
10着⑫タガノブルグ     1/2馬身
11着⑮サダムパテック    1馬身
12着②フォーエバーマーク  ハナ
13着⑪サンカルロ       ハナ
14着⑯クラレント       アタマ
15着⑭ロサギガンティア   アタマ
16着⑬アドマイヤサガス  1馬身3/4
17着⑰トーホウアマポーラ 1馬身1/2
18着⑩ハクサンムーン   2馬身1/2

単勝 ⑧ 1,440円
複勝 ⑧ 490円 ⑱ 360円 ③ 330円
枠連 [4]-[8] 3,580円
馬連 ⑧-⑱ 9,230円
馬単 ⑧-⑱ 19,610円
ワイド ⑨-⑱ 3,280円 ③-⑧ 2,300円 ③-⑱ 2,410円
3連複③-⑧-⑬ 31,640円
3連単⑧-⑱-③ 213,360円


来年の短距離&マイル戦線を占う一戦は、単勝8番人気のリアルインパクトがコパノリチャードとダイワマッジョーレとの叩き合いの末。コパノリチャードがハナ差の2着、最内のダイワマッジョーレが3着という結果でした。リチャードが先頭に立ったかと思いきや、リアルがゴール手前で差しきりました。1番人気だったミッキーアイルは、最後の直線で一旦抜け出すも7着に沈みました。2番人気のロサギガンティアは見せ場なく15着惨敗に終わりました。
勝ったリアルインパクトは、昨年に続いての2連覇を果たし、重賞も今回で3勝目。阪神カップの連覇はキンシャサノキセキ、サンカルロに次いで史上3頭目です。昨年はライアン・ムーア騎手とのコンビで2年半ぶりの復活勝利、今年は前走・キャピタルステークスから-20kg(538Kg→518kg)で優勝。馬体重を大幅に減らした分、体がよく動いたのではないでしょうか。
鞍上のウィリアム・ビュイック騎手は、今年の重賞2勝目をマーク。有馬記念ではトゥザワールドに騎乗。その前日にキャロットファームの馬と勝負服で重賞勝ちをおさめました。そんなビュイック騎手ですが、阪神7レースで騎乗馬が外側に斜行→他馬の進路を狭くしたとして、2015年1月4日~11日まで(開催4日分)の騎乗停止処分を受けてしまいました。それに制裁点が30点を超えたため、来年1年間日本での騎乗ができません…。やっちまったな。



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中央競馬総決算・有馬記念!最強牝馬ジェンティルドンナ、引退レースを勝利で飾る!

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2014年の中央競馬の1年を締め括る大一番・第59回有馬記念(GI・芝2500m 16頭立て)が28日、中山競馬場で行われました。毎年様々なドラマが生まれる有馬記念、今年はGⅠ馬が10頭も参戦。ファン投票第1位⑭ゴールドシップ、世界ランク1位⑮ジャスタウェイ、ジャパンカップを圧勝した⑬エピファネイア、第81回日本ダービー馬③ワンアンドオンリー、さらには今回がラストランとなる④ジェンティルドンナ、①トーセンラー、②ヴィルシーナ、他にも⑩フェノーメノ、⑧メイショウマンボ、⑤ラキシス、GⅡ連勝中の⑦ラストインパクトなどが出走しました。




単勝の上位人気は、1番人気がゴールドシップ(3.5倍)、2番人気エピファネイア(4.0倍)、ジャスタウェイが3番人気(4.6倍)。4番人気以降はジェンティルドンナ(8.7倍)、ワンアンドオンリー、フェノーメノ、ラストインパクト、トーセンラーと続きました。
スタートでジャスタウェイとジェンティルドンナが好スタートを切ったのに対し、メイショウマンボがやや遅れる。先行争いでヴィルシーナが押しながら先手を奪い、エピファネイアが2番手、ジェンティルドンナは3番手につける。トーセンラーは5,6番手、ゴールドシップとジャスタウェイは中団に控える。1周目の正面スタンド前に差し掛かり、ヴィルシーナが単独先頭、エピファネイア単独2番手、ジェンティルドンナは3番手、ワンアンドオンリー6番手、ゴールドシップ11番手、ジャスタウェイは14番手に下げ、メイショウマンボが最後方でスタンド前を通過した。
1コーナーから向正面に出て、先頭を行くヴィルシーナは前半の1000mを62~63秒あたりで通過。スローペースに持ち込んだか。エピファはまだ2番手、少し離された3番手にジェンティル、それをぴったりとマークするような感じでトーセンラー4番手。5番手にラキシス、6番手ワンオン、外の7番手にフェノーメノ、8番手に⑥トゥザワールド、9番手ラストインパクト、その横にゴルシ10番手。中団より後ろのグループには⑫デニムアンドルビーと⑨ウインバリアシオン、その後ろの13番手にジャスタ追走。後方は⑯オーシャンブルー、⑪サトノノブレス、マンボが最後方という展開。
3コーナーを回り、ヴィルシーナが快調なペースで逃げるが、ゴールドシップが中団から追い上げ始め、一気に先頭集団に並びかける。それを見てジェンティルドンナ、ラキシス、フェノーメノ、バリアシオンも動く。残り400m手前でエピファネイアが先頭に立ち、トップで4コーナーを回って最後の直線に入る。間からはジェンティル、ラキシス、ゴルシが上がってきて、馬群の中からトーセンラーとトゥザワルも来ている。残り200mでジェンティルドンナがエビファネイアに並んで少し前に出るが、エピファが盛り返す。ゴールドシップも差を詰め、さらに大外からジャスタウェイが襲い掛かり、トゥザワールドが突っ込んで来たが、ジェンティルが抜け出して先頭ゴールイン!最強牝馬ジェンティルドンナ、ラストランを勝利で飾りました!!



有馬記念 全着順&払戻金
1着④ジェンティルドンナ  2分35秒3
2着⑥トゥザワールド     3/4馬身
3着⑭ゴールドシップ     ハナ
4着⑮ジャスタウェイ     クビ
5着⑬エピファネイア     ハナ
6着⑤ラキシス        アタマ
7着⑦ラストインパクト     クビ
8着①トーセンラー      1馬身
9着⑫デニムアンドルビー   クビ
10着⑩フェノーメノ      アタマ
11着⑪サトノノブレス    1馬身1/2
12着⑨ウインバリアシオン   ハナ
13着③ワンアンドオンリー  1/2馬身
14着②ヴィルシーナ      クビ
15着⑧メイショウマンボ   2馬身
16着⑯オーシャンブルー   ハナ


単勝 ④ 870円    
複勝 ④ 280円⑥ 500円 ⑭ 160円
枠連 [2]-[3] 2610円    
馬連 ④-⑥ 12350円
馬単 ④-⑥ 21190円    
ワイド ④-⑥ 3390円④-⑭ 850円 ⑥-⑭ 1190円    
3連複④-⑥-⑭ 15250円    
3連単④-⑥-⑭ 109590円


JRA総決算・有馬記念は、単勝4番人気のジェンティルドンナが優勝しました。道中3番手で追走し、直線でエピファネイアと競り合い、ゴール前で抜け出して1着になりました。牝馬の有馬記念制覇は、2008年のダイワスカーレット以来史上5頭目の快挙です。2着には3歳馬のトゥザワールドが入り、1番人気・ゴールドシップはハナ差の3着。トゥザワルは前走の菊花賞で16着と大敗したけど、今回見事に巻き返しました。ゴルシは3コーナーで一気に上昇したけど、直線伸びませんでした。3番人気・ジャスタウェイは4着、2番人気・エピファネイアは最後馬群に飲まれて5着。ジェンティル&ジャスタと同じくラストランだったトーセンラーは8着、スタートから逃げを打ったヴィルシーナは14着に終わりました。
有馬で有終の美を飾ったジェンティルドンナは、今年3月のドバイシーマクラシック以来の勝利で、GⅠ通算7勝目。「7冠」はシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカに並ぶ歴代最多タイです。鞍上の戸崎圭太騎手は有馬記念初勝利で、JRAのGⅠ3勝目。戸崎騎手は今年146勝を挙げ、今年の全国リーディングを獲得。最後の最後でGⅠタイトルを獲得できてよかったですねぇ。管理する石坂正調教師、ディープインパクト産駒は同レース初勝利。馬主のサンデーレーシングは、昨年のオルフェーヴルに次いでの連覇。2009年以降有馬で4勝しています。


今回のラストランでの勝利を見て、ジェンティルドンナは「恐ろしい馬」であり、「素晴らしい馬」だったことを改めて実感しました。最初で最後の中山コースで勝利し、「中山でも走れる」ことを印象付けました。「東京とドバイの左回りが得意」というイメージがありましたが、通算10勝のうち右回りでも6勝(有馬含む)しています。そして、この日は元巨人軍監督の長嶋茂雄さんが観戦に訪れましたが、ジェンティルとミスターの誕生日が同じ「2月20日」だそうです。偶然もあるだろうけど、長嶋氏のパワーがジェンティルに乗り移ったのではなかいと思います。
3歳時の2012年に桜花賞・オークス・秋華賞の牝馬3冠を達成し、ジャパンカップでオルフェーヴルを破り優勝。4冠達成で年度代表馬に選出。2013年はドバイSCから秋の天皇賞まで惜敗続きでしたが、ジャパンカップで史上初の連覇。今年はドバイで一年前の雪辱を果たしたけど、国内では京都記念で6着、宝塚記念9着、秋天2着、JC4着とピークが過ぎたかに見えました。でも、引退レースの有馬で劇的勝利を収めました。
レース後には引退式が行われ、ジェンティルドンナはピンクの耳カバーをつけて登場し、ターフに別れを告げました。力強くて男勝りなところがあるので、ピンクは違和感あると思うんだけどな…。今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖牝馬となり、初年度の配合相手には「ハービンジャーかキングカメハメハ」のいずれかに種付けされる予定。今度は母親として成功することを期待しています。通算成績19戦10勝、うちGⅠ競走で7勝。あなたは記録にも記憶に残る名牝であり、女王の中の女王でした。今まで本当にお疲れ様でした。
ジェンティルドンナが引退したことで、「牝馬の時代」が終わりを迎えようとしています。ウオッカから始まり、ダイワスカーレット、ブエナビスタ、そしてジェンティルと牡馬より強い牝馬が続々と現れました。これからはハープスターやヌーヴォレコルトあたりが後継者となるでしょう。ハープやヌーヴォには来年頑張ってほしいですね。


というわけで、今年の中央競馬はこれにて閉幕。上半期はジャスタウェイとジェンティルドンナがドバイでGⅠ制覇。ヌーヴォレコルトがオークス馬、ワンアンドオンリーがダービー馬になったりとハーツクライ産駒が大活躍。秋のGⅠでは、重賞未勝利だった馬が続々と優勝し、ディープインパクト産駒が大活躍。その一方で、凱旋門賞で日本勢が屈辱的惨敗を喫すれば、アドマイヤラクティがメルボルンカップレース後に急死という残念なニュースもありました。
年度代表馬争いは、国内GⅠを2勝した馬がいないため、例年以上に混戦模様。その中でも世界1位になったジャスタウェイと有馬を勝ったジェンティルドンナが有力候補といえるでしょう。JRA賞は1月7日か8日あたりに発表されます。
来年・2015年は1月4日に開幕し、新春恒例の東西金杯が行われます。骨折休養中のキズナも復帰に向けて調整開始、復帰戦となる京都記念ではハープスターとの対決が実現するかもしれません。ジャスタウェイ&ジェンティルドンナといったスターホース不在の来年の競馬界、主役になるのは一体誰になるのか?




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強いぞタルマエ!貫録勝ちで史上3頭目の東京大賞典2連覇!

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28日の有馬記念はジェンティルドンナの優勝で幕を下ろしましたが、今年の競馬界はまだまだ終わりません。29日は地方・大井競馬場でダート競馬の1年を締め括る「第60回 東京大賞典(GⅠ・2000m 16頭立て)」が行われました。地方競馬唯一の国際GⅠ競走であるこのレース、今年はアメリカから⑩ソイフェットが参戦してきました。JRA勢は先日のチャンピオンズカップを制した⑥ホッコータルマエ、今年GⅠ3勝⑦コパノリッキー、2012年の勝ち馬⑯ローマンレジェンド、帝王賞馬⑭ワンダーアキュート、②クリソライト、⑤ロイヤルクレストの6頭が参戦。地方勢からは、浦和記念で中央勢を蹴散らした⑬サミットストーン(船橋)、東京ダービー馬⑫ハッピースプリント(大井)、勝島王冠で優先出走権を獲得した④ハブアストロール(大井)などが出走しました。


単勝上位人気は、1番人気ホッコータルマエ(1.7倍)、2番人気コパノリッキー(4.1倍)、ワンダーアキュートが3番人気(6.6倍)、ローマンレジェンドが差のない4番人気(6.8倍)。5番人気以降はクリソライト、ハッピースプリント、ソイフェット、サミットストーン、ロイヤルクレストと続きました。
スタートでホッコータルマエが好ダッシュを見せるが、コパノリッキーがすぐにかわして先手を奪い、ソイフェットが2番手につけ、サミットストーン4番手、ワンダーアキュートとクリソライトが5,6番手、ローマンレジェンドとハッピースプリントは中団でスタンド前を通過した。
1・2コーナーから向正面に出て、リッキーが単独先頭、タルマエが2番手追走。ソイフェットとクリソが3,4番手で並び、5,6番手にサミットとアキュート、後方からロイヤルクレストが一気に進出し、先頭集団に追いつく。中団グループにはローマン、①キタノイットウセイ(北海道)、⑨トーセンアレス(浦和)の3頭が並走。集団から離れた11番手にハッピースプリント、12番手③トウホクビジン(笠松)、13番手シルクメビウス(北海道)14番手フォーティファイド(大井)。後方は⑮プレティオラス(大井)、ハブアストロールがしんがり追走。
3コーナーを回り、コパノリッキーとホッコータルマエが並び、クレストは先頭集団から後退。ワンダーアキュートとサミットストーンが3番手で争い、ハピスプが大外に持ち出した。最後の直線に入り、タルマエがリッキーとの競り合いから抜け出して先頭に立つ。残り200mを切った所で一気に後続を引き離す。後方ではサミットストーンが3番手に立つと、ハッピースプリントが大外から追い込んで上位進出。それらを尻目にホッコータルマエが堂々と先頭でゴールイン!ホッコータルマエ東京大賞典2連覇!



東京大賞典 全着順&払戻金
1着⑥ホッコータルマエ  2分03秒0(重)
2着⑦コパノリッキー    4馬身
3着⑬サミットストーン   1馬身1/2
4着⑫ハッピースプリント  1馬身3/4
5着⑯ローマンレジェンド  1馬身3/4
6着⑨トーセンアレス     1/2馬身
7着⑭ワンダーアキュート   クビ
8着②クリソライト     1馬身1/2
9着⑮プレティオラス    3馬身
10着⑧フォーティファイド  1馬身
11着⑪シルクメビウス    3馬身
12着⑤ロイヤルクレスト   3/4馬身
13着④ハブアストロール  2馬身1/2
14着③トウホクビジン    2馬身
15着①キタノイットウセイ 1馬身1/2
16着⑩ソイフェット     10馬身

単勝 ⑥ 170円
複勝 ⑥ 110円 ⑦ 150円 ⑬ 470円
枠複 [3]-[4] 290円
枠単 [3]-[4]480円
馬複 ⑥-⑦ 300円
馬単 ⑥-⑦ 520円
ワイド ⑥-⑦ 190円 ⑥-⑬ 1,010円 ⑦-⑬ 2,770円
三連複 ⑥-⑦-⑬ 4,310円
三連単 ⑥-⑦-⑬ 10,170円


今年最後のGⅠレース・東京大賞典は、圧倒的1番人気だったホッコータルマエが、2着に4馬身差の圧勝を見せました。3コーナーあたりでコパノリッキーに並びかけ、直線で先頭に立つと、そのまま独走態勢を築きました。強いタルマエが戻ってきましたね~。コパノリッキーが2着を確保し、サミットストーンが3着、ハッピースプリントが4着と大健闘。サミットはゴール前でリッキーに迫り、ハピスプは大外から追い上げて掲示板圏内に載せました。6着だったトーセンアレス、ワンダーアキュート(7着)に先着。中央勢を相手に地方の意地を見せましたね。その他ですが、ローマンレジェンドは5着、クリソライト8着、ロイヤルクレストは中央勢ワーストの12着、アメリカから参戦してきたソイフェットは最下位の16着。アメリカ馬に右回りは合いません。
東京大賞典連覇を成し遂げたホッコータルマエは、チャンピオンズカップに続きGⅠ2連勝。同レースの連覇は、アジュディミツオー、スマートファルコンに次いで史上3頭目。鞍上の幸英明騎手はこのレース3勝目を挙げました。GⅠも通算7勝目を果たし、ヴァーミリアンとエスポワールシチーの持つ「ダートGⅠ9勝」にあと2勝。来年は川崎記念から始動し、ドバイ再挑戦を検討しているとのこと。開催地のメイダン競馬場がオールウェザーからダートに変わるので、リベンジできるチャンスはあるかも。


今年のダート界は、コパノリッキーがフェブラリーステークス、かしわ記念、JBCクラシックを勝ち、「コパノリッキー時代」の到来を予感させましたが、ホッコータルマエが12月のダートGⅠで連勝して「王者復権」を印象付けました。「最優秀ダートホース」争いは、タルマエが一歩リードといえるでしょう。来年もタルマエとリッキーの2強時代が続くのか?あるいは2強を脅かす新星と伏兵が現れるか?2015年のダート戦線も目が離せません。




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2015年でごぜえやす!今年もこのブログを見なきゃ「だメェ~よぉ、ダメダメェ~」!

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「日刊魔胃蹴」をご覧の皆様、新年明けましておめでとうございます。昨年(2014年)も当ブログへのたくさんのご愛顧をいただき、本当にありがとうございました。2015年も福岡ソフトバンクホークス、サッカー、競馬ネタをお届けしてまいりますので、益々のご贔屓をよろしくお願いします。いつでもお気軽にお越しください。



さて、2014年を振り返って、いろいろな出来事がありました。
佐村河内守氏&新垣隆氏のゴーストライター問題があれば、理化学研究所の小保方晴子氏の「STAP細胞論文捏造疑惑」では、「STAP細胞はあります」と記者会見で訴えながらも、懸賞実験でSTAP細胞の再現はできませんでした。夏には元兵庫県議会議員の野々村竜太郎氏の号泣会見があれば、12月には大韓航空機のチョ・ヒョナ副社長の「ナッツリターン事件」とニュースやワイドショーをにぎわせたお騒がせ人物が続々と現れました。
芸能界では、「ダメよ~ダメダメ」で流行語大賞を獲得した日本エレキテル連合が大ブレイク。その一方で「CHAGE&ASKA」のASKA元被告(本名・宮崎重明)が覚せい剤で逮捕されました。また、高倉健さん、菅原文太さんといった昭和を代表する名優が亡くなりました。

スポーツ界では、2月に行われたソチオリンピックで、フィギュアスケート・羽生結弦選手が金メダルを獲得すれば、スキージャンプの葛西紀明選手は個人ラージヒルで銀メダル、団体戦で銅メダルを獲得。そのフィギュア界は、浅田真央選手が休養すれば、ソチ代表の町田樹選手と鈴木明子選手が引退。羽生選手もグランプリシリーズ中国大会で頭部を負傷(脳震盪)しましたが、グランプリファイナルと全日本選手権を優勝。しかし、最近になって「尿膜管遺残症」(へそから膿が溜まる病気)で手術していたことが判明しました。五輪後はケガと病気に悩まされておりますね。
6月~7月には「ブラジルワールドカップ」が開催され、日本はグループステージで2敗1分けの最下位に終わり、グループステージ敗退に終わりました。日本代表はその後、U-21代表がアジア大会でベスト8敗退、U-16代表とU-19代表もアジア選手権で優勝できませんでした。2016年のリオデジャネイロ五輪、2020年の東京五輪に向けて不安が残ります。
野球界では、福岡ソフトバンクホークスが今季最終戦でパリーク優勝を果たすと、クライマックスシリーズも突破し、日本シリーズでは阪神タイガースを4勝1敗で破り3年ぶりの日本一を成し遂げ、病気療養中の奥さんの看護を理由に退任する秋山幸二監督に有終の美を飾りました。しかし、奥さんである千晶さんは、闘病もむなしく12月9日に亡くなりました。
競馬界では、ジャスタウェイが「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で130ポンドを獲得して1位になると、ジャパンカップを圧勝したエピファネイアが126ポンドで2位。日本馬がレーティングで世界ワンツーになるなんて、20年前では考えられませんでした。上半期はハーツクライ産駒が大活躍し、下半期にかけてはディープインパクト産駒がGⅠレースで勝ちまくり。年末の有馬記念では、ジェンティルドンナがラストランを勝利で飾りました。昨年は国内GⅠで2勝した馬が不在、JRA賞の年度代表馬はどの馬になるのかとても気になります。


2015年は、新年早々から「AFCアジアカップ」が開幕します。日本代表(アギーレJAPAN)は、この大会で連覇を目指しますが、ハビエル・アギーレ監督が八百長疑惑でスペイン検察に告発されました。アギーレ監督は「私はやってない!」と潔白を主張していますが、代表チームに影響を及ぼすはずです。もし優勝できず、有罪が確定したら解任確実でしょう。今回は正直な気持ち、優勝できないと思う…。
6月5日からは、カナダで「FIFA女子ワールドカップ」があります。前回のドイツ大会で初優勝を果たし、今回はアジア女子王者として出場する「なでしこジャパン」は、グループリーグでC組に入り、スイス・エクアドル・カメルーンと同組。C組首位通過、決勝トーナメントを順調に勝ち進めば、準々決勝でブラジル代表、決勝でドイツorアメリカと戦う可能性もあります。4年前の感動をもう一度…。
2年連続日本一を狙う福岡ソフトバンクホークスは、今季から工藤公康監督が指揮を執り、元メジャーリーカー・松坂大輔投手が加入。さらに、ヤフオクドームにラッキーゾーンが設置されるため、ホームラン量産が期待されます。昨年は強力打線という割には、ホームランが少なかったもんなあ…。「背番号9」を背負う柳田悠岐選手には、ホームラン20~30本を期待したいです。


そして私事ですが、今年で30歳を迎えます。昨年は尿管結石で死にかけました。元日現在は薬を飲まない状態が続いていますが、いつ再発するかとても不安です。今年は例年以上に健康に気をつけたいと思います。みなさんもお体には十分お気をつけてください。昨年よりいい年になりますよう、明るく元気に頑張りましょう。



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【2015箱根駅伝】 3代目山の神降臨!青山学院大学が往路初優勝!

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新春恒例のスポーツイベント「第91回 東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」は、2日に往路(5区間・107.5キロ)が行われました。今年は前回優勝の東洋大学、全日本大学駅伝王者・駒澤大学、予選会1位・神奈川大学、2年前の優勝校・日本体育大学、初出場の創価大学、オープン参加・関東学生連合ら21チームが出場しました。初日の往路では、山登り区間で逆転劇が起こり、「3代目山の神」が誕生しました!


午前8時、21チームが東京・大手町の読売新聞新社屋前を一斉にスタート。東洋・田口雅也がスタートからいきなり飛び出し、先頭で集団を引っ張る。15キロ過ぎに青山学院大学・久保田和真が前に出ると、先頭集団は青学・東洋・明治大学・駒澤の4チームに絞られる。19キロ手前で東洋・田口と駒澤・中村匠吾が一旦抜け出すも、青学・久保田、明治・横手健が追いつく。19.7キロで中村と久保田がスパート。20.5キロで中村が久保田を振り落とす。そして、最初の鶴見中継所、駒澤が先頭で通過。その2秒差の2位に青学、明治が8秒差で3位、東洋は13秒差の4位。早稲田大学は11位、創価大は13位、日体大は18位と出遅れた。

各校のエースが集う2区は、駒大・村山謙太(兄)と城西大学・村山紘太(弟)の「村山ツインズ」、東洋・服部勇馬が出走。
4位スタートの服部勇馬は、3.2キロ過ぎに青学を抜いて2位に上がると、5.5キロ過ぎにトップの駒大・村山謙太に追いつく。16位でタスキを受けた城西・村山鉱太は、10キロ通過で12位浮上。その後もグングン順位を押し上げ続ける。
謙太VS勇馬の首位争いは、権太坂(15.3キロ)を過ぎたところで謙太が前に出て、16キロ過ぎに勇馬を引き離す。しかし、勇馬も盛り返し、19.1キロで謙太を抜いて先頭に躍り出る。
後続では、青学大・一色恭志が3位に躍り出ると、22.8キロで駒大・謙太をかわして2位に浮上。
戸塚中継所に入り、3チームがほとんど同時に入り、東洋・服部勇馬が先頭でタスキを繋ぐと、2秒差で駒澤と青学大が同時にタスキリレー。その後、4位・明治、5位・早稲田、6位・神奈川、7位・東海大学と続き、城西・鉱太は8位で3区のランナーにタスキ渡し。16位から8人抜きの快走で、区間2位を獲得しました。(兄・謙太は区間4位)

3区、駒大・中谷圭佑がいきなり先頭を奪い、東洋・上村和生も付いて行く。後続では4位でタスキを受けた明治・有村優樹が青学・渡邉利典に追いつき、6キロ過ぎに単独3位に上がる。後方では、中央学院大学・塩谷桂大が戸塚11位から6位までポジションを上げた。
8.2キロ過ぎに首位争いに動きがあり、中谷が上村を引き離し、駒澤が再び首位。東洋・上村はその後、明治・有村、青学・渡邉にも抜かれ4位に転落。トップの駒大・中谷は2位に17秒差をつけ、平塚中継所をトップで通過。明治が2位、3位争いは青学が制し、戸塚で首位だった東洋は4位。5位以降は、早稲田、中央学院、城西、東海、大東文化、中央大と続く。

4区、首位の駒大・工藤有生は安定した走りで2位に差を拡げる。後続では、青学・田村和希が工藤以上の快走を見せ、9.1キロ(二宮)を25分50秒で通過。12キロ手前で明治・松井智靖をかわして2位に躍り出る。しかし、松井も引き下がらず、田村と松井の2位争いは小田原中継所まで続いた。後続で2人が競り合う中、首位の駒大・工藤は最後まで快走を続け、2位に46秒差をつけて平塚中継所をトップで通過。54分31秒と従来の区間新記録(54分34秒)を破る。2位争いでは青学・田村が2位、明治・松井が3位。田村和希は54分28秒で走り切り区間新記録を達成した。


山登りの5区、トップの駒大・馬場翔大は最初の5キロを14分52秒で入る。2位の青学・神野大地は必至の追い上げを見せ、5Km通過時点で駒大に39秒差、9キロ過ぎたところで16秒差、大平台(9.6キロ地点)で10秒差まで詰めた。そして10.5Km、神野が馬場を抜き、青山学院大学が首位に躍り出た!神野の勢いは止まらず、小涌園前(14.2キロ)で2位に約1分差、芦ノ湯(18.4 km)で3分8秒と大差をつける。
後方では、18位でタスキを受けた日本大学・キトニーがごぼう抜きショーを繰り広げ、7人抜きで12位まで押し上げる。
20キロ過ぎ、3位の明治・文元慧が駒大・馬場をあっさりと抜いて2位に浮上。駒大は3位転落。
先頭の青学・神野は最後まで脚色を変えず、ゴール・芦ノ湖を先頭でフィニッシュ!青山学院大学が往路初優勝!青学がゴールしてから4分59秒後、明治大学が2位でゴールイン。一方、駒大・山本にアクシデント。21.2キロ付近で足が止まり、再び走り出すも東洋大に抜かれて4位後退。ゴール手前でまた足が止まり、最後は倒れこみながらゴールイン。



往路順位
1位 青山学院大学 5時間23分58秒
2位 明治大学    5時間28分57秒
3位 東洋大学    5時間30分47秒
4位 駒澤大学    5時間31分23秒
5位 中央学院大学 5時間32分26秒
6位 早稲田大学   5時間33分02秒
7位 東海大学    5時間33分55秒
8位 城西大学    5時間35分09秒
9位 大東文化大学 5時間35分21秒
10位 中央大学    5時間35分25秒
11位 拓殖大学    5時間35分36秒
12位 日本大学    5時間37分29秒
13位 山梨学院大学 5時間38分53秒
14位 神奈川大学   5時間39分09秒
15位 順天堂大学   5時間39分18秒
16位 帝京大学    5時間39分18秒
17位 日本体育大学 5時間41分48秒
18位 上武大学    5時間41分55秒
19位 国学院大学   5時間42分48秒
20位 創価大学    5時間44分45秒
※   関東学生連合 5時間38分27秒(オープン参加)

区間賞
【1区】駒大・中村匠吾(4年) 1時間2分00秒
【2区】東洋大・服部勇馬(3年)1時間7分32秒
【3区】駒大・中谷圭佑(2年)1時間2分40秒
【4区】青学大・田村和希(1年)54分28秒※区間新
【5区】青学大・神野大地(3年)1時間16分15秒


箱根駅伝初日の往路は、青山学院大学が往路初優勝。3区を終えた時点では、駒澤大学に49秒のビハインドがありましたが、4区の1年生・田村選手が区間新記録の快走を披露すると、5区・神野大地選手が小田原での46秒差を逆転。柏原竜二さん(東洋大OB・現・富士通所属)の持つ1時間16分39秒(※旧コースでの区間記録。コース変更により参考記録扱い)を上回るタイムで箱根の山を駆け抜け、最後は2位に約5分差の大差で圧勝しました。過去19回出場して、総合順位は昨年の5位が最高。節目の出場20回目、陸上部創部98年目、青山学院創立140周年、大学開設65周年で、悲願の総合優勝となるでしょうか?
2位の明治大学は、64年ぶりとなる「往路2位」。総合V2を狙う東洋大学は、首位から6分49秒差の3位で復路に臨みます。4位の駒澤大学は、3区と4区で首位をキープするも、5区の馬場選手が「低体温症」で大ブレーキ。まさかの大誤算で7分25秒差の4位。タスキが途切れなかったことが幸いだったが、全日本との2冠は絶望的だ。5位の中央学院大学は、予選会5位からの大躍進。シード権争いは、8位・城西から11位・拓殖まで27秒差。12位の日大も10位・中大に2分4秒差と逆転シード入りの可能性も残されています。初出場の創価大学は最下位の20位でした。

3日の復路は、午前8時に首位・青山学院大学が芦ノ湖を出発。7位の東海大学(9分57秒差)までが時差スタートで、青学が出発してから10分後に8位の城西大学以下の14チーム(学生連合も含む)が一斉スタートとなります。往路王者・青学がこのまま逃げ切るか?それとも明治が4分59秒差を逆転するか?そして、混戦のシード権争いを制するのはどこか?全ては復路で決まる…。




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【2015箱根駅伝】復路も青山学院大学!完全勝利で念願の総合優勝!

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「第91回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」は、2日の往路を終えて青山学院大学が初めての往路優勝。明治大学が4分59秒差の2位、連覇を狙う東洋大学は往路3位。優勝候補の本命とされていた駒澤大学は、4区まで首位だったものの、5区で大ブレーキを起こして4位。シード権争いは、8位の城西大学から11位の拓殖大学まで27秒差の大混戦。
母校のプライドをかけた3日の復路(5区間109.6キロ)、往路王者・青山学院の独走、駒澤の巻き返しがあり、混戦のシード権争いでは、10区でドラマが起こりました。



午前8時、復路スタート地点である箱根・芦ノ湖を、青学大6区・村井駿がトップでスタート。それから4分59秒後に明治が2番手、6分49秒遅れで東洋が3番手で出発。その後、駒澤、中央学院、早稲田、東海大(9分57秒)が出発し、青学がスタートして10分後に8位以降のチームが一斉スタート。
トップの青学大・村井は、小涌園前(9.1km地点)で2位に5分11秒の差を拡げ、10キロを29分55秒で通過。一方、4位スタートの駒大・西澤佳洋が、3位の東洋・高橋尚弥を猛追。大平台(13.7km)付近で29秒差、函嶺洞門(17.0km)で14秒差まで詰め、19.6キロ過ぎに高橋に追いつく。高橋は一旦
先頭をひた走る青学・村井は、後半以降も2位との差を拡げ、終盤ペースを落としながらも、小田原中継所を首位でタスキリレー。5分42秒後の2番手に明治が通過。東洋VS駒澤の3位争いは、駒澤・西澤が残り300mで東洋・高橋の前に出て、駒大が単独3位に浮上。東洋は4位で7区・服部弾馬がスタート。早稲田が5位で通過した後、日本体育大学が6番目、山梨学院が7番目、8番目に中央学院、9番手・中央大、東海大が10番目で通過。
6区を終えた時点で、東海大が7位、中央大が8位に浮上。11番目でリレーした城西が9位、16番目で通過した大東文化大学がシード権ギリギリの10位。日本大学が11位、山梨学院が12位に浮上し、拓殖大は13位後退。大東から日大の差は1分47秒差。


7区、先頭の青学大・高橋宗司は、10キロを29分19秒と区間記録ペースの快走を見せる。後方では、3位を争う駒澤・西山雄介と東洋・服部弾馬が、2位の明治を追いかける。19キロ過ぎに明治・末次慶太に追いつき、19.6キロで西山が抜け出して、駒大が2位に躍り出る。
先頭の高橋宗司は、二宮(11.8 km地点)で2位に7分6秒、大磯(18.1km)で8分10秒差まで拡げ、最後は8分21秒差のリードをつけ、1時間2分40秒の好タイムで平塚中継所を首位通過。8分21秒遅れで駒大が2位、東洋が3位で通過し、明治4位に後退。
シード争いは、東海が6位、中学大が7位、8位・中央、9位・城西、16番目でリレーした大東大が総合10位とシード権キープ。山梨学院が11位に浮上し、10位とは1分3秒差。12位・順天堂大学も1分14秒差。6区で11位だった日大は13位と順位を落とす。


8区、青学・高橋宗司が独走する中、東洋VS駒澤の2位争いが熾烈。東洋・今井憲久が前に出る場面もあったが、駒澤大・大塚祥平が遊行寺坂(15.9キロ地点)でスパートをかける。後方では5位の早稲田・安井雄一が4位の明治・牟田祐樹を追いかけ、20.8キロ過ぎに安井が牟田に追いつく。両者の競り合いは中継所まで続いた。
戸塚中継所、先頭の青学・高橋が1時間5分31秒で通過。2位・駒大との差は8分35秒差。駒大から約30秒遅れで東洋が3位、早稲田が4位争いを制し、明治は5位。その後、6番目に中央大、7番目・東海大、8番目に山梨学院、9番目に中央学院、以降は城西、順天堂、日体大、帝京、上武大、神奈川大、大東大、国学院、日大、創価とたすきリレー。そして首位が通過して20分後、関東学生連合と拓殖大学が繰り上げスタートとなりました。
8区を終え、シード圏内の10位・大東大と圏外11位・山梨学院との差は16秒差。大東大、シード落ちのピンチ。


9区、トップの青学大・藤川拓也は5キロ14分37秒、横浜駅前を42分33秒と快調なペースでひた走る。横浜駅前を
通過した時点で2位・駒大に9分以上の大差。後方では戸塚で8番目だった山梨学院・阿部竜巳が東海大に追いつく。早稲田VS明治の4位争いは、17キロのところで明治・木村慎が早大・柳利幸を引き離し、明治が再び4位に上がる。木村は20キロ過ぎに東洋・寺内將人を抜いて3位まで押し上げた。
最後のタスキリレーが行われる鶴見中継所、まず先頭の青山学院・藤川が1時間8分4秒でアンカーの安藤悠哉にタスキを渡す。トップから遅れること9分56秒の2位に駒澤大学、11分24秒差の3位に明治、それから5秒送れて東洋が4位。5位・早稲田、6位・東海のあと、山梨学院が7番目で通過し、中央が8番目、9番手・城西、順天堂が10番目で通過。この後、帝京、日体大、大東大、上武、国学院と通過。青学がリレーしてから20分後、日大、神奈川、創価、学蓮、拓殖の5チームが繰り上げ。初出場の創価大は最後までタスキをつなぐ事ができませんでした。
シード権争いは、10位・大東大は池田紀保が、山梨学院・阿部(区間14位)を上回る力走で区間7位。大東大と山梨学院の差は、戸塚では16秒差だったが、鶴見で52秒差に拡がった。


最終10区、青学の藤川も悠々とした走りを見せ、10キロを29分51秒で通過した。後続では、東洋・淀川弦太が3位に浮上。後方では、大東大・植木章文が中大・多田要を抜く。その多田要だが、体に異変を抱えているのか、全くスピードが上がらない。中大は9区を終えた時点で総合8位とシード圏内にいだが、シード落ちどころか途中棄権の危機。新八ツ山橋(13.5km)のところで、城西が7位、中央学院が8位、大東大9位に、そして山梨学院がシード圏内の10位に浮上。中央大は11位。
先頭の青山学院・藤川は、最後まで快走を続け、フィニッシュ地点の東京・大手町の読売新聞社前をトップでゴールイン!「10時間49分27秒」の大記録を打ちたて、初の総合優勝!青学から遅れること10分50秒後、駒澤大学が2位でフィニッシュ。その後、東洋、明治、早稲田、山梨学院、城西、東海、順天堂、中央学院、国学院、大東大、学生連合、日体大、上武、神奈川、拓殖、日大、創価の順でゴールし、最後に中央・多田がふらふらになりながらも走りきってフィニッシュ。



【箱根駅伝・総合順位】
優勝 青山学院大学 10時間49分27秒 
2位 駒澤大学     11時間0分17秒
3位 東洋大学     11時間1分22秒
4位 明治大学     11時間1分57秒
5位 早稲田大学   11時間2分15秒
6位 東海大学     11時間7分8秒
7位 城西大学     11時間8分15秒
8位 中央学院大学 11時間9分18秒
9位 山梨学院大学 11時間10分43秒
10位 大東文化大学 11時間11分15秒
 (ここまでがシード権獲得)
11位 帝京大学    11時間13分30秒
12位 順天堂大学   11時間13分32秒
13位 日本大学    11時間17分59秒
14位 國學院大學   11時間18分12秒
15位 日本体育大学 11時間18分24秒
16位 拓殖大学    11時間18分24秒
17位 神奈川大学   11時間18分47秒
18位 上武大学    11時間18分53秒
19位 中央大学    11時間20分51秒
20位 創価大学    11時間31分40秒
オープン参加 関東学生連合 11時間19分12秒(参考記録)

復路区間賞
【6区=20.8キロ】早大・三浦雅裕(3年) 58分31秒
【7区=21.3キロ】青学大・小椋裕介(3年)1時間2分40秒※歴代3位
【8区=21.4キロ】青学大・高橋宗司(4年)1時間5分31秒
【9区=23.1キロ】青学大・藤川拓也(4年)1時間8分4秒※歴代2位
【10区=23.0キロ】城西大・寺田博英(4年)1時間10分1秒


第91回箱根駅伝は、往路王者・青山学院大学が、復路も圧倒的な強さを見せ付け、創部90年目、20回目の箱根出場で悲願の初優勝を果たしました。2位に4分59秒差をつけてスタートし、最後は10分以上の大差をつけての圧勝。箱根駅伝史上初の10時間50分切りとなる「10時間49分57秒」という大記録も樹立しました。駒澤大学は往路4位から巻き返して総合2位。連覇を目指した東洋大学は3位、往路2位だった明治大学は4位に終わりました。
シード権争いでは、6位・東海大は4年ぶり、7位・城西大は3年ぶり、8位・中央学院は2年ぶりのシード獲得。9位の山梨学院大学は、1区&2区最下位からの大逆転でシード入り。負傷欠場のエース・オムワンバの穴を、復路のランナーたちが埋めました。10位・大東文化大学までが来年のシード権を獲得し、11位・帝京、13位・日大、15位・日体大、16位・拓殖がシード落ち。中央大学は9区では総合8位につけましたが、最終10区の多田選手が大ブレーキを起こし、19位に転落しシード復帰ならず…。古豪・中央大学の復活はいつになるのか?創価大学は20位で初の箱根を終えました。

青学大は1区で久保田和真選手が区間2位、2区で3位、3区で5位まで順位を落としますが、4区の1年生・寺田和希選手が区間新記録の快走を見せ、5区の神野大地選手が駒大を抜いて逆転。往路優勝から一夜明けたこの日の復路では、7~9区のランナーが区間賞を獲得。9区の藤川選手は、区間記録にあと3秒に迫る好走。復路の記録は5時間25分29秒で、前日の往路に続いて復路も優勝し、完全優勝となりました。今回出場した4年生は2人だけで、3年生以下のメンバーが多く残るから、来年も優勝が期待できると思います。今後の学生駅伝界は、青学の時代が続くかもしれないなあ。



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2015年の中央競馬開幕!東西金杯はラブリーデイ&ウインフルブルームが制す!

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競馬ファンの皆様、あけましておめでとうございます。2014年の中央競馬が1月4日に開幕しました。先週の12月28日は有馬記念、今週はもう東西金杯。いやぁ~、1週間経つの早いですねぇ~。果たして、今年最初の重賞レースを勝ったのは誰でしょうか?



中山のメイン・第64回日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ・芝2000m 17頭立て)は、2013年の皐月賞以降勝ち星が無い④ロゴタイプ、チャレンジカップ2着同着⑤デウスウルト、秋の天皇賞で4着だった⑭ラブイズブーシェ、中山コースで4勝の①マイネルミラノ、そろそろ重賞タイトルが欲しい②ラブリーデイ、他にも⑦メイショウナルト、③ナカヤマナイト、⑫クランモンタナ、昨年のダービーで3着だった⑩マイネルフロスト、⑨ユールシンギングなどが参戦しました。
スタートでラブイズブーシェがタイミング合わなかったか?スタンド前での先行争いで、マイネルミラノ、⑥ヒュウマ、メイショウナルトの3頭が先頭集団を形成し、その後ろに⑬ケイアイエレガントとロゴタイプが並び、デウスウルトは中団、ラブイズブーシェは後方で1コーナーを回った。
1・2コーナーのところで早くも縦長の状態となり、ミラノが単独先頭、2番手にヒュウマ、ナルトが3番手、エレガント4番手、ロゴタイプとラブリーデイが5,6番手並走。その後ろの7番手に⑰パッションダンス、マイネルフロスト8番手、少し離れた中団グループには、9番手にクランモンタナ、デウスウルト10番手、11番手に⑯アンコイルド、12番手⑧アイスフォーリス。後方にはブーシェが13番手から追い上げはじめ、14番手⑮バットボーイ、15番手にナカヤマナイト、ユールシンギング16番手、⑪ペルーサが最後方を進む。
3コーナーを回り、マイネルミラノがハイペースで逃げ、2番手で追いかけるヒュウマはジョッキーが手綱を動かしている。ロゴが3番手から外に持ち出した。4コーナーから最後の直線に差し掛かり、ロゴタイプが先頭に立つ。このまま押し切るのか?ラブリーデイが2番手に上がり、内からデウスウルトが3番手に浮上。ラスト100mを切り、ラブリーがロゴをあっさり抜いて1着ゴールイン!ラブリーデイがゴール前差し切って中山金杯を制しました。


2015年重賞ウィナー第1号はラブリーデイ!道中は5,6番手でレースを進め、直線で大外から脚を伸ばし、前を行くロゴタイプを抜き、最後は1馬身1/4差をつける快勝。勝ちタイム1分57秒8は、ロゴタイプが持っていた中山2000mのコースレコード「1分58秒0」を0.2秒破る好タイムです。1番人気だったロゴタイプは、集団から抜け出したときはこのまま行くのかなと思われましたが、最後まで押し切れず。それでも久々にいい内容だったと思います。3着のデウスウルトは、上がり3ハロン・33.9秒はメンバー最速。重賞2戦続けて上位に入っているから、そのうち重賞タイトルも取れそうな予感。2番人気だったラブイズブーシェは見せ場なく14着、3番人気のマイネルミラノは最後馬群に沈んで15着でした。
勝ったラブリーデイは、15回目の重賞挑戦で悲願の初勝利。これまでは2012年の京王杯2歳ステークス、2013年の小倉記念と金鯱賞の2着が最高でした。自身の勝利も2014年のメトロポリタンステークス以来で通算4勝目です。鞍上のフランシス・ベリー騎手と、ラブリーデイを管理する池江泰寿調教師は中山金杯2連覇。ベリー騎手は1月の中山重賞に強いですね。



京都メイン・第53回スポーツニッポン賞京都金杯(GⅢ・芝1600m 18頭立て)は、昨年の勝ち馬①エキストラエンド、マイルCS3着⑧グランデッツァ、⑦フルーキー、⑤シェルビー、⑯アズマシャトル、④ウインフルブルーム、⑰ホウライアキコ、②マイネルメリエンダなどが出走しました。
2コーナー奥からのスタートで、⑱ミッキーラブソングがポンと飛び出したが、すぐに下げる。グランデッツァとホウライアキコが前に出るが、ウインフルブルームが馬なりで先手を奪った。グランデッツァが2番手につけ、3番手集団にはアキコ、フルーキー、マイネルメリエンダの3頭が並ぶ。6番手⑫レッドデイヴィスの後ろには、エキストラエンド・⑥メイショウヤタロウ・シェルビー・⑨アクションスター・⑮ニシノビークイック・ミッキーラブソングの5頭がひと塊。13番手に③ショウナンワダチ、アズマシャトル14番手、15番手⑬コアレスドラード。後方には⑪ブレイズアトレイルと⑩ダノンヨーヨーが並び、⑭シャイニーホークがしんがり追走。
外回り3コーナーの下りに差し掛かり、フルブルームが先頭で逃げ、2番手のグランデッツァが外から接近。フルーキーは5番手、エキストラは最内の6番手、シェルビーはまだ中団。直線コースに入り、グランデッツァとウインフルブルームが競り合い、外にメリエンダ、エキストラエンドが内から襲い掛かる。フルーキーは5番手までか?ラスト100mでグランデッツアが失速し、フルブルームが再び先頭。エキストラがイン差しを狙うが、ウインフルブルームがそのまま逃げ切ってゴールイン!ウインフルブルーム、京都マイルで花開く!


2015年のマイル戦線を占う京都金杯は、単勝5番人気のウインフルブルームが優勝。スタートから先頭で進み、直線でグランデッツァと競り合い、内からエキストラエンドに迫られましたが、最後まで粘って逃げ切り勝ちを収めました。連覇を狙ったエキストラエンドクビ差の2着、3着にはマイネルメリエンダが入りました。2番人気のフルーキーは4着、1番人気・グランデッツァは5着に沈み、3番人気シェルビーは8着に終わりました。
勝ったウインフルブルームはこれが重賞初勝利。一昨年の朝日杯FSで3着、昨年の皐月賞では3着に入るも、ダービーは出走取消。前走はチャレンジカップで8着。今回の勝利で通算4勝目をマークしました。鞍上の池添謙一騎手は、オルフェーヴルとのコンビで勝ったおととしの有馬記念以来の重賞勝ち。昨年は重賞で勝てませんでしたが、新年早々に重賞Vをゲット。そんな池添騎手は未年生まれで、今年が年男(1979年7月23日生まれで現在35歳)。正月からついてますね。


「仕事始め」1月5日の月曜日も競馬が開催され、メイン競走は中山競馬場はダートのオープン特別「ジャニュアリーステークス」、京都競馬場は3000mの長距離戦「万葉ステークス」です。来週・12日は京都で3歳馬の重賞「シンザン記念」、成人の日の13日は中山で3歳牝馬限定戦「フェアリーステークス」が行われます。2015年の競馬は始まったばかり。今年もファンが熱くなったり、感動するようなレースがたくさん見たい!



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2014年度JRA賞発表!ジェンティルドンナが2年ぶり2度目の年度代表馬に選出!

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昨年1年間活躍した競走馬や競馬関係者に贈られる「2014年度JRA賞」の競走馬部門の受賞馬が発表され、ジェンティルドンナが年度代表馬に選出されました。3歳牝馬3冠&ジャパンカップを制した3歳時の2012年度以来、2年ぶり2度目の受賞です。


各部門の受賞馬は次の通り
◆年度代表馬&最優秀4歳以上牝馬=ジェンティルドンナ(牝6、栗東・石坂正厩舎)
ジェンティルドンナは、今年3月のドバイシーマクラシック、年末の有馬記念と国内外でGⅠ2勝。有馬での優勝が大きく評価され、285票中231票を獲得。牝馬で「年度代表馬」に2度選出されたのは、ウオッカ(2008&2009年)以来史上2度目です。また、「最優秀4歳以上牝馬」でも満票を集め、2年連続受賞となりました。

◆最優秀2歳牡馬=ダノンプラチナ(牡3、美浦・国枝栄厩舎)
朝日杯フューチュリティステークスを勝ったダノンプラチナは、新馬戦2着の後、未勝利戦から3連勝でGⅠタイトルを獲得しました。

◆最優秀2歳牝馬=ショウナンアデラ(牝3、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)
父・ディープインパクト譲りの豪脚で阪神ジュベナイルフィリーズを制したショウナンアデラ、今年の春の桜花賞とオークスの2冠を達成すれば 凱旋門賞挑戦も夢ではないかも。

◆最優秀3歳牡馬=イスラボニータ(牡4、美浦・栗田博憲厩舎)
混戦が予想された3歳牡馬争いは、170票を集めた皐月賞馬・イスラボニータが、ダービー馬・ワンアンドオンリーと菊花賞馬・トーホウジャッカルを抑えて受賞。昨年は6戦3勝、秋の天皇賞では3着でした。今年の上半期は中山記念から始動し、安田記念が最大の目標とのこと。

◆最優秀3歳牝馬=ハープスター(牝4、栗東・松田博資厩舎)
「最優秀3歳牝馬」争いは、桜花賞馬・ハープスター170票、オークス馬・ヌーヴォレコルト112票でハープスターに軍配が上がりました。ハープは昨年、チューリップ賞、桜花賞、札幌記念と重賞3勝をマーク。札幌記念でゴールドシップらる古馬を破ったことが評価された形か?

◆最優秀4歳以上牡馬=ジャスタウェイ(牡6、栗東・須貝尚介厩舎)
2014年の「ロンジン・ワールドベストレースホースランキング」で1位を獲得したジャスタウェイ、ドバイデューティーフリーでの6馬身差の圧勝劇は今でも忘れられません。今月4日には京都競馬場で引退式が行われ、今後は社台スタリオンファームで種牡馬生活を送ります。

◆最優秀短距離馬=スノードラゴン(牡7、美浦・高木登厩舎)
昨年は8度出走したスノードラゴンは、高松宮記念で2着、スプリンターズステークスでは13番人気の低評価を覆してGⅠ初制覇。昨年秋の「重賞未勝利馬のGI勝利」はここから始まった。

◆最優秀ダートホース=ホッコータルマエ(牡6、栗東・西浦勝一厩舎)
「最優秀ダートホース争い」は、ホッコータルマエとコパノリッキーの一騎打ちとなりましたが、ホッコータルマエが「最優秀ダートホース」に輝きました。昨年GⅠ3勝を挙げたタルマエは、ドバイワールドカップレース後に体調不良で生死を彷徨いましたが、12月にチャンピオンズカップと東京大賞典を連勝して完全復活。今年も川崎記念から出動予定です。

◆最優秀障害馬=アポロマーベリック(牡6、美浦・堀井雅広厩舎)
最優秀障害馬は、中山グランドジャンプを制したアポロマーベリックが、中山大障害馬・レッドキングダムを抑え、2年連続で受賞。



騎手・調教師部門

(1)調教師部門
最多勝利調教師  矢作芳人 56勝
最高勝率調教師  藤沢和雄 .170(のべ100頭以上出走)
最多賞金獲得調教師  角居勝彦  18億1768万4400円
優秀技術調教師  角居勝彦

(2)騎手部門
JRA最多勝利騎手戸崎圭太  146勝
※関西リーディング 岩田康誠 136勝 
JRA最高勝率騎手川田将雅  .166
最多賞金獲得騎手  岩田康誠 28億7853万8000円
MVJ  戸崎圭太
最多勝利障害騎手 北沢伸也  12勝
最多勝利新人騎手 松若風馬  47勝


騎手部門では、戸崎騎手が中央移籍2年目で初めての全国リーディングジョッキー「MVJ」との2冠を獲得。関西リーディングの岩田騎手は、「賞金王ジョッキー」になりました。また、中山大障害でGⅠ初勝利を挙げた北沢騎手が2度目の「障害リーディング」、昨年47勝を挙げた松若騎手が「新人最多勝利騎手」を受賞しています。
調教師部門は、56勝をあげた矢作調教師が初のリーディングトレーナーに。角居調教師は「最多賞金獲得調教師」と「優秀技術調教師」の2冠。


そのほかの部門賞
・リーディングサイヤー  ディープインパクト
・リーディングブルードメアサイヤー  サンデーサイレンス 
・リーディングホース  イスラボニータ  3億4179万8000円
・2歳リーディングホース ダノンプラチナ 8914万7000円
・障害リーディングホース アポロマーベリック 1億678万8000円
・リーディングオーナー  (有)キャロットファーム  30億6028万9000円
・生産牧場リーディング   ノーザンファーム  104億1466万4000円
 

JRA賞の授賞式は、1月26日に東京都内のホテルで行われます。受賞された競走馬、ならびに関係者のみなさまおめでとうございます。





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第93回全国高校サッカー選手権大会 星稜と前橋育英が決勝に進出!

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「第93回全国高校サッカー選手権」は10日、埼玉スタジアム2002で準決勝2試合が行われました。準決勝以降の試合は、昨年まで国立競技場が使用されていましたが、国立が改修工事のため、今大会から埼スタで開催されることになりました。「蹴都移転」最初の年となる今回、星稜(石川)、日大藤沢(神奈川)、流通経済大学付属柏(千葉)、前橋育英(群馬)がベスト4に進出。12日の決勝戦に駒を進めたのは一体どこか?



準決勝第1試合:星稜VS日大藤沢
前回の準優勝校・星稜は、大会直前に河崎護監督が交通事故により入院。それでも監督不在の中、3大会連続の準決勝進出。対する日大藤沢は、田場ディエゴ&前田マイケル純のハーフ選手を中心に快進撃を見せ、初のベスト4入り。北陸の雄・星稜に挑みます。
一進一退の攻防が続く中で迎えた前半21分、星稜MF・藤島樹騎也がペナルティエリア内で藤沢・大野樹に足を引っ掛けられてPKを獲得。このPKを平田健人が蹴るも藤沢GK・鈴木孔明のファインセーブに阻まれる。しかし、セカンドボールをMF前川優太が拾い、クロスボールが藤沢DF小野寺健也の頭に当たってゴールイン。記録は小野寺のオウンゴール。星稜が何ともラッキーな形で先制点を奪います。
1点を先制した星稜は前半35分、左サイドで藤島→森山泰希がドリブルで仕掛け、グラウンダーのクロスにMF杉原啓太が左足シュートを決めて2点目。さらに前半終了間際の44分、藤沢DFのハンドでPKを獲得し、FW大田賢生がゴール左隅に叩き込んで3点目。星稜が前半のうちに3点を奪いました。
なんとか一矢を報いたい日大藤沢は、後半9分にペナルティエリア内の混戦からディエゴがボールを持ち、ドリブルから右足を振り抜いたが、相手選手にブロックされた。星稜は後半12分、DF原田亘のロングパス→森山が左サイドを突破してシュートを放ったが、ポスト左に外れて追加点ならず。さらに後半26分、右サイドのクロス→DF鈴木大誠がヘッドで叩きつけるもDFに阻まれ、こぼれ球を原田が左足ボレーを狙うも枠を捉えられず。
後半33分、藤沢はMF佐藤拓がFW石井雄大とのワンツーからシュートを狙ったが、星稜GK・坂口璃久の好セーブに阻まれてノーゴール。36分にはディエゴがPA手前から左足シュートを放つも、ボールは左に逸れてしまう。藤沢は1点も返せないままタイムアップ。星稜が3-0で日大藤沢に快勝し、2大会連続の決勝進出です。



準決勝第2試合:前橋育英VS流経大柏
関東勢同士の対決となった第2試合は、第86回大会以来7年ぶりの優勝を目指す流経大柏と、これまでベスト4に4度進みながらも全て敗れている前橋育英が対戦しました。
まず前半17分、前橋育英はMF渡邊凌磨が左サイドから強烈な右足シュートを放ったが、流経大柏GK・瀬口隼季が素晴らしい反応を見せる。23分には右サイドのMF鈴木徳真の縦パス→FW関戸裕希のグラウンダーの折り返し→FW青柳燎汰が右足でシュートするも枠外。対する流経大柏は34分、MF小川諒也が左サイドの位置からシュート性のクロスを入れ、ボールはゴールの枠内を捉えるも、前橋GK・吉田舜がパンチングで防いだ。触っていなければゴールだったかもしれない。前半44分、流経大柏はPA手前の位置でFKを獲得。小川が左足で直接狙うも、バーの上を超えて得点ならず。前半は両チーム無得点のまま折り返す。
後半8分、前橋育英はDF宮本鉄平が自陣からロングパス→これに反応した渡邊がDFラインの裏へ抜け出し、左足シュートを打つが、柏GK・瀬口が体を張ってセーブ。さらにその1分後、右サイドのクロス→ファーサイドにいた渡邊が左足シュート。しかし、これはクロスバー直撃。立て続けに決定的な場面を作った前橋育英だが、渡邊のシュートはゴールネットを揺らせず。
0-0のまま迎えた後半27分、ついに試合が動きます。中盤で途中出場・相澤祥太が前線へ浮き球のパスを入れ、前線にいた小川が前橋DFと競り合いながら左足ループシュート。ボールはGKの頭上を越え、そのままゴールへと吸い込まれた!小川諒也の技ありゴールで、流経大柏が試合の均衡を破り、1点を先制します!
1点ビハインドの前橋育英は、攻め込みながらも流経大柏の堅い守備を崩しきれず。このまま流経大柏が逃げ切るかと思われた後半45分、前橋育英の左サイドのクロスボールを相手DFが頭でクリア→セカンドボールを拾った鈴木徳真がPA手前から右足ミドルシュート。DFの足に当たってコースが変わり、ゴール左隅へ!鈴木徳真の起死回生の一撃で、前橋育英が土壇場で1-1の同点に追いつきます。
90分では決着がつかず、勝負はPK戦へ。両チーム1人ずつ成功して迎えた2本目、先攻の流経大柏の2人目・高沢優也のシュートがポスト右に当たって失敗。対する後攻・前橋育英は渡邊がきっちりと左隅に決めた。育英はその後、3人目と4人目も成功し、最後の5人目・坂元達裕も成功して勝負あり。前橋育英がPK戦を制し、群馬県勢初の決勝進出を果たしました!



というわけで、10日の準決勝は、星稜高校と前橋育英高校が勝利し、12日の決勝戦に駒を進めました。星稜高校は前半に3点を奪うゴールラッシュを見せ、日大藤沢の攻撃陣をシャットアウト。藤沢は前半21分にGKの鈴木選手がPKを止めたのに、その後にDFがお粗末なオウンゴールを犯して先制点を与えてしまいました。3点目を決めた大田選手は、3回戦から3試合連続ゴール。今大会3得点目で、得点ランキングもトップタイ。決勝では4試合連続ゴール&単独得点王がかかっています。星稜は2年前にベスト4、昨年は決勝戦で2点をリードしながらも、富山第一高校に逆転負けして準優勝でした。恐らく今年は優勝しそうな予感?入院中の監督のためにも、日本一にならないといけませんな。
前橋育英は、5度目のベスト4で悲願のファイナル進出。後半27分に先制されたときは、今回もダメかと思われましたが、アディショナルタイム直前に同点に追いつき、その直後のPK戦で全員成功。過去4度準決勝で敗れていて、山田耕介監督も「呪いがかかっている」と自虐的なコメントをしていましたが、今年ようやく呪いが解けました。ベスト4の壁を乗り越え、頂点まであと1勝。2013年の夏、野球部が夏の甲子園で全国制覇。今度はサッカー部が全国制覇となるでしょうか?
第93回全国高校サッカー選手権大会も決勝を残すのみ。「星稜VS前橋育英」の決勝戦は、1月12日13時35分にキックオフ。どちらが勝っても初優勝、全国4154校の頂点に立つのは果たして?決勝当日は、AFCアジアカップの日本VSパレスチナと日程が被ってます…。



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シンザン記念2015 グァンチャーレが接戦制して重賞初制覇!武豊は29年連続重賞勝ち!

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3連休中日の1月11日は、京都競馬場で3歳世代最初の重賞競走・第49回日刊スポーツ賞シンザン記念(GⅢ・芝1600m 12頭立て)が行われました。昨年はミッキーアイルが逃げ切り勝ちし、その後にNHKマイルカップを制覇。過去にはジェンティルドンナ、オルフェーヴル、タニノギムレットなど、このレースに参戦した馬が後にGⅠ勝ちしています。
今年のシンザン記念は、「イエスタカス」になりかけた外国産馬⑩ダッシングブレイズ、朝日杯フューチュリティステークス11着からの巻き返しを狙う⑫ナヴィオン、メンバー唯一のディープインパクト産駒⑥クイーンズターフ、現在2連勝中の④レンイングランド、②サトノフラム、⑧ヤマニンマンドール、⑪ロードフェリーチェ、⑨グァンチャーレが出走しました。




2コーナー奥でのスタートで、ナヴィオンが飛び出したが、すぐ後方に控える。変わってレンイングランドと⑤クインズロンペールの2頭が前に出て、レンイングランドが先頭でレースを引っ張る。クインズロンペールが2番手につけ、3番手①ノースストームは掛かり気味、その隣の4番手にサトノフラム、クイーンズターフが5番手。中団の6番手グループには、③ダンツメガヒット、⑦メイショウマサカゼ、ヤマニンマンドールの3頭が並ぶ。少し離れた9番手にグァンチャーレ、10番手のダッシングブレイズはグァンチャーレの背後を追走。11番手にロードフェリーチェ、ナヴィオンがしんがりという展開。
縦長の状態から外回り3コーナーに差し掛かり、先頭のイングランドは前半800mを48.2秒で通過。ロンペールが2番手で追い、ノースストームが単独3番手。グァンチャーレ、ダッシング、ナヴィオンの有力勢はまだ後方待機。4コーナーでクイーンズターフが不利を受け、川田将雅騎手が立ち上がってしまう。
最後の直線に入り、レンイングランドがまだ逃げている。外からグァンチャーレが脚を伸ばし、さらにはノースストーム、マンドールも上がってきた。そして大外からナヴィオン、ロードフェリーチェ、ダッシングブレイズが襲い掛かる。ゴール前で逃げるイングランドをグァンチャーレがかわし、フェリーチェ・ナヴィオン・ダッシングが突っ込み、最後は4頭横一線でゴールイン!1着争いはグァンチャーレとロードフェリーチェの2頭、ナヴィオンとダッシングブレイズは3着争い。大激戦のシンザン記念、結果はこうなりました…。



シンザン記念 全着順&払戻金
1着⑨グァンチャーレ    1分34秒8
2着⑪ロードフェリーチェ   アタマ   
3着⑫ナヴィオン        ハナ
4着⑩ダッシングブレイズ   クビ
5着④レンイングランド     クビ
6着①ノースストーム    1馬身1/4
7着⑧ヤマニンマンドール   クビ
8着⑥クイーンズターフ   1馬身3/4
9着③ダンツメガヒット      クビ
10着⑨メイショウマサカゼ   3/4馬身
11着②サトノフラム      4馬身
12着⑤クインズロンペール  1馬身1/2

単勝 ⑨ 500円
複勝 ⑨ 190円 ⑪ 350円 ⑫ 210円
枠連 [7]-[8] 440円
馬連 ⑨-⑪ 4,080円
馬単 ⑨-⑪ 6,320円
ワイド ⑨-⑪ 1,360円 ⑨-⑫ 740円 ⑪-⑫ 1,700円
3連複⑨-⑪-⑫ 8,220円
3連単⑨-⑪-⑫ 43,840円


4着まで「1分34秒8」の同タイムという、大接戦のレースを制したのは、単勝2番人気のグァンチャーレでした。直線で外から追い込み、ゴール前で逃げるレンイングランドをとらえての差し切り勝ち。ロードフェリーチェは頭差の2着。3着にはナヴィオンが入り、1番人気のダッシングブレイズは4着でした。終わってみれば、中団より後ろの位置で控え、直線で末脚を伸ばした馬たちが上位に入りました。
勝ったグァンチャーレは、3度目の重賞挑戦で嬉しい初勝利。8月17日の未勝利戦(@小倉)以来、約5ヶ月ぶりの勝利で通算2勝目。鞍上の武豊騎手は今年のJRA重賞初勝利で、29年連続重賞制覇を飾り、岡部幸雄さんの28年連続を抜いて、歴代単独トップになりました。シンザン記念は通算7勝目で、過去には2002年~2005年まで4連覇を果たし、今回10年ぶりの勝利だそうです。また、グァンチャーレの父・スクリーンヒーロー産駒は、JRA重賞初制覇。同馬を管理する北出成人調教師は、この日が51歳の誕生日。自らの誕生日に管理馬が重賞を勝つって最高じゃないですか!

さて、成人の日の12日も競馬が開催され、中山競馬場で3歳牝馬による重賞レース「第31回フェアリーステークス」が行われます。前日の前売りオッズ時点で、②コートシャルマンが単勝4.5倍で1番人気、⑩カービングパスが4.9倍で2番人気で追い、①テンダリーヴォイスが差のない3番人気(5.0倍)。4番人気⑥オーミアリス(7.1倍)までが10倍以下。今年新成人を迎えるみなさん、競馬を試してみてはいかがでしょうか?競馬は面白いですよ~。




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第93回全国高校サッカー選手権決勝戦 星稜高校がシーソーゲームを制して念願の初優勝!

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2014年12月30日に開幕した「第93回全国高校サッカー選手権大会」も残すところあと1試合。成人の日の1月12日は、埼玉スタジアム2002で決勝戦が行われました。今大会の決勝は、2大会連続の決勝進出を果たした星稜高校(石川)と、5度目にして初めてベスト4の壁を破った前橋育英高校(群馬)が対戦。どちらが勝っても選手権初優勝となる一戦は、延長戦までもつれこみました。



両チームのスタメン

[前橋育英高]
GK 1 吉田舜
DF 3 岩浩平
DF 4 宮本鉄平
DF 6 渡辺星夢
DF 16 上原大雅
MF 10 渡邊凌磨
MF 11 坂元達裕
MF 13 吉永大志
MF 14 鈴木徳真(C)
FW 9 青柳燎汰
FW 24 野口竜彦

[星稜高]
GK 1 坂口璃久
DF 2 宮谷大進
DF 3 原田亘
DF 4 高橋佳大
DF 5 鈴木大誠(C)
MF 7 藤島樹騎也
MF 8 平田健人
MF 9 前川優太
MF 15 杉原啓太
FW 10 大田賢生
FW 11 森山泰希



前半は立ち上がりから星稜ペースで進み、迎えた前半10分、大田が前橋育英のDFからGKへのバックパスに反応。ペナルティエリア内で前橋GK吉田が大田を倒してしまい、星稜にPKが与えられる。相手のミスを突いて先制のチャンスを迎えた星稜は、このPKを前川が決めて1点を先制します。
流れに乗る星稜は、20分に杉原が右サイドを突破してシュートまで持ち込むも、ゴール左へ流れる。28分には杉原がドリブルから左足を振り抜くもサイドネットに当たり、29分には前川が強烈なシュートを放つも大きく外れます。対する前橋育英は30分、坂元がPA右から左足を振りぬくも、シュートは星稜GK・坂口に防がれる。34分には渡邊がペナルティーアーク内から右足ボレーを放つも、わずかにゴール左。さらに36分、味方の縦パスから青柳が抜け出したが、星稜DFにブロックされてシュート打てず。前半終了間際の44分、星稜は藤島のスルーパス→大田のシュートはゴール左に外れて追加点ならず。前半は星稜1点リードで折り返します。

エンドが変わった後半、試合が激しく動きます。後半8分、前橋育英はGK吉田のロングキック→ボールはFW青柳の頭を超えると、最前線にいた野口にボールが渡り、左足でゴール右隅に流し込む!今大会初スタメンの野口が、先発起用に応えるゴールで前橋育英が1-1の同点に追いつきます。その2分後の後半10分、左サイドで渡邊がドリブルで仕掛けると、PA左から右足シュートをゴールに突き刺す!わずか2分間で前橋育英が2-1と逆転!
しかし後半18分、星稜も反撃。右サイドで大田がクロスを上げ、ゴール前に詰めていた原田がヘディングシュートを叩き込む。これで2-2と試合は再び振り出しに戻った。
前橋は後半26分、渡邊が右足ミドルシュートを狙うも、ゴール左に外れる。星稜は後半40分にセットプレーのチャンスを迎え、左CKがファーサイドに流れ、味方選手のパスを受けた大田が右足を振り抜いたが、シュートは前橋GK吉田が右手で触った後、クロスバーを叩いて勝ち越しならず。2-2のまま90分が終了し、延長戦に突入。

迎えた延長前半5分、星稜は左サイドのスローインのこぼれ球に反応したFW森山が左足の強烈なシュートが決まり、3-2と星稜が勝ち越し!1点を追う前橋育英は9分、中盤の位置で青柳が前線へロングパス→渡邊がフリーの位置から右足シュートを放つも、枠をとらえられず。そして延長後半9分、星稜は右サイドで粘りを見せると、森山がPA付近から右足のミドルシュートをゴールに突き刺してダメ押しの4点目!森山の連続ゴールで突き放した星稜高校が、4-2で前橋育英を破りました。


「蹴都移転」と銘打たれた今大会の決勝戦は、試合が二転三転する激闘の末、星稜高校が延長戦を制し、選手権初優勝を果たしました。前半にPKで先制しながらも、後半に一旦逆転されるも、すぐさま同点に追いつき、延長戦で森山選手が2ゴールを挙げて勝負あり創部48年目、25回目の選手権出場で悲願の日本一。北陸勢の優勝は2年連続、石川県勢の優勝は初めてです。
星稜は一昨年がベスト4、昨年は富山第一に敗れて準優勝。今年は開幕直前に河崎護監督が交通事故に遭って入院を余儀なくされ、木原力斗コーチが監督代行として指揮を執ることに。初戦となった2回戦では、鹿児島城西高を相手にPK戦の末に勝利。3回戦では米子北(鳥取)に2-1で競り勝ち、準々決勝の履正社(大阪)戦では、大田選手の1点を守り切りました。準決勝では日大藤沢に3-0で快勝し、決勝戦も勝利。監督不在を乗り越えて、頂点に上り詰めました。河崎監督も入院先の病院で喜んでおられることでしょう。
優勝の立役者となった大田選手は、3回戦から準決勝まで3試合連続ゴール。決勝ではノーゴールに終わりましたが、先制点のきっかけとなるPKを獲得したり、クロスで2点目をアシストしたりと、2得点に絡む活躍を見せました。延長戦で2得点を叩き出した森山選手は、昨年の決勝でも1ゴール。本当に大一番になると勝負強さを発揮しますね。1年前のリベンジを見事に果たした星稜高校のサッカー部のみなさん、優勝おめでとうございます。




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