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SUZUKI日米野球第2戦 侍JAPAN2連勝!岩隈&和田の日本人プレーヤーも登場!

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「SUZUKI 日米野球 2014」は14日、東京ドームで第2戦が行われました。12日の初戦は、侍ジャパン(野球日本代表)が完封リレーでMLB選抜に勝利。第2戦もチーム一丸で連勝を狙います。連敗は許されないMLB選抜、ここから本領発揮となるか?東京3連戦の初戦となる第2戦、日本代表の先発投手は、沢村賞を獲得した金子千尋(オリックス)、MLB選抜は今季15勝を挙げた岩隈久志(マリナーズ)が投げました。



  日本代表
1(中)柳田悠岐(ソフトバンク)
2(二)菊池涼介(広島)
3(右)糸井義男(オリックス)
4(左)中田翔(日本ハム)
5(指)内川聖一(ソフトバンク)
6(遊)坂本勇人(巨人)
7(三)松田宣浩(ソフトバンク)
8(一)銀次(楽天)
9(捕)伊藤光(オリックス)
 (投)金子千尋(オリックス)


  MLB選抜
1(左)ゾブリスト(レイズ)
2(二)アルトゥーベ(アストロズ)
3(指)カノ(マリナーズ)
4(三)ロンゴリア(レイズ)
5(一)モーノー(ロッキーズ)
6(捕)ペレス(ロイヤルズ)
7(右)プイグ(ドジャース)
8(中)ファウラー(アストロズ)
9(遊)エスコバル(ロイヤルズ)
 (投)岩隈久志(マリナーズ)


1回、MLB先発・岩隈は、2番・菊池にレフト前ヒットを許すも、柳田と中田から三振を奪い、無失点に抑える。対する日本先発・金子は、先頭のゾブリストをチェンジアップで空振り三振に取ると、アルトゥーベとカノを内野ゴロに打ち取り、わずか9球で上位打線を3者凡退。
2回、日本は2アウトから松田がレフト前ヒット、続く銀次はセンター前ヒットで1,3塁と先制のチャンスを迎え、伊藤が岩隈の3球目を弾き返してセンター前にタイムリーヒット。日本が3連打で先制点をもぎ取ります。なおもランナー2人置いて、柳田が初球を捉え、センターオーバーのタイムリー3塁打で2点を追加!2アウトからの4連打で3点を奪いました。
しかしその裏、金子がロンゴリアにライト前ヒットのあと、続くモーノーにど真ん中のストレートを捉えられ、センターバックスクリーン右への2ランホームランを浴びる。3-2の1点差とされた。3回には1番・ゾブリストにライト線への3塁打を浴び、同点のピンチを招くと、アルトゥーベの3塁ゴロの間に3-3の同点とされた。
追いつかれた日本は4回、松田と伊藤のヒットで2死1,3塁の場面で、柳田が岩隈からライト前タイムリーを放ち、4-3と勝ち越し。さらに菊池のレフト前タイムリーで1点を追加。連続タイムリーを浴びた岩隈は、3回5失点でノックアウトされました。
6回には四球で出塁した柳田が菊池の場面で2塁への盗塁を決めると、相手の暴投で3塁まで進む。2死3塁で、菊池がMLB2番手・ウッテン(ブリュワーズ)からライト前タイムリーを放ち6点目。6-3とリードを3点に拡げます。
3点差とされたMLB選抜は、和田毅(カブス)を3番手に送り込みます。6回2死1塁の場面で登場した和田ですが、糸井の場面で暴投を犯したが、変化球で空振り三振に仕留める。7回も続投し、中軸を簡単に3者凡退に退ける。しかし8回、先頭の松田にスライダーを狙われ、レフトスタンドへのソロ本塁打を浴びる。さらに1死1塁で柳田にセンターオーバーのタイムリー2塁打を打たれてしまった。和田からタイムリーを打った柳田は、外野の守備がもたつく間に3塁まで進んだ。
8-3と日本が5点差とした8回裏、MLB選抜はゾブリストが2塁打を打つと、1死2塁でカノが日本3番手・井納翔一(横浜DeNA)からレフトフェンス直撃のタイムリーヒットで1点を返すも反撃はここまで。試合は8-4で日本が快勝しました。


日米野球  2014/11/14(金)
MLB-日本 第2戦 (日本2勝、東京ドーム、18:07、42,277人)
JPN 030 201 020  8
MLB 021 000 010  4
【投手】
(日)金子、松葉貴大(オリックス)、井納、高橋朋己(西武)-伊藤
(M)岩隈、ウッテン、和田、ベラス(アストロズ)、ブレビンス(ナショナルズ)-ペレス
【責任投手】
(勝)金子1試合1勝
(敗)岩隈1試合1敗
【本塁打】
(日)松田1号ソロ(8回、和田)
(M)モーノー1号2ラン(2回、金子)


日米野球第2戦は、金子投手と岩隈投手の日本人投手が投げ合い、和田投手も今シリーズ初登板を果たしましたが、侍ジャパン打線が日本人メジャー投手を簡単に攻略。岩隈投手から2回に4連打で3点、4回も柳田選手&菊池選手の1,2番コンビの連続タイムリーで2点を加えてKO。8回は松田選手が和田投手からホームランを放ちました。MLB選抜に2連勝した侍JAPAN、強化試合勝ち越しまであと1勝です。
日本の先発・金子投手は、5回まで67球を投げ、被安打3・5奪三振・2四死球・3失点。初回は3者凡退と上々の立ち上がりだったけど、2回にモーノー選手に2ラン本塁打、3回には3塁打から1点を失いました。いずれも先頭打者を出してから失点されました。味方が勝ち越した4回以降は無失点と復調。それに毎回奪三振を記録。国内FA行使&ポスティング利用でのメジャー移籍視野で「渦中の人」となった金子投手、今後の成果と課題を残したマウンドとなりました。
14安打で8得点を挙げた打線は、1番の柳田選手が4打数3安打4打点の大活躍。岩隈投手から2打席連続タイムリー、和田投手からもタイムリー2塁打を放ちました。3塁打→ヒット→2塁打だったので、ホームランが出ればサイクル安打達成でした。3安打2打点の菊池選手は、第3打席にレフト前、次の打席ではライト前に運びました。松田選手もホームランを含む3安打1打点。初戦で先制の犠牲フライを打ち、2戦目は猛打賞と勢いに乗ってますね。伊藤捕手もバットで結果を出し、先制タイムリーでスタメンに応えてみせました。その一方で、糸井選手は2試合無安打と元気がありません…。スタメンから外れる可能性もあるかも?

この日は岩隈投手と和田投手の2人が登板したんですが、岩隈投手は4個三振を奪うも、4回5失点でKO負け。6回途中から3番手で登板した和田投手は1回2/3を投げて2失点。ホークス時代のチームメイトだった松田選手と柳田選手に打たれてしまいました…。凱旋登板で気合い十分で臨んだけど、散々な内容に終わりました…。

侍ジャパンの2連勝で迎える15日の第3戦、3連勝を狙う日本は則本昂大(楽天)投手が登板、MLBはガスリー投手(ロイヤルズ)で連敗脱出を目指します。メジャーの逆襲にも期待したいところだが…。





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アギーレJAPAN大爆発!ホンジュラスに6-0で圧勝!

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サッカーの国際親善試合・キリンチャレンジカップ2014 日本代表VSホンジュラス代表戦が14日、愛知県の豊田スタジアムで行われました。来年1月のアジアカップに向けてテストを続けているアギーレJAPANですが、4試合で1勝2敗1分けと黒星が先行しています。今回は遠藤保仁、今野泰幸、内田篤人、長谷部誠らブラジルW杯組のメンバーを招集。アジア杯開幕まで残り2ヶ月、いよいよ本気モードに突入か?この日のホンジュラス戦は、前半からゴールラッシュとなりました!



スタメンはこちら
[日本代表]
GK 1 川島永嗣
DF 6 森重真人
DF 2 内田篤人
DF 22 吉田麻也
DF 3 酒井高徳
MF 7 遠藤保仁
MF 17 長谷部誠(Cap)
MF 10 香川真司
FW 9 岡崎慎司
FW 4 本田圭佑
FW 14 武藤嘉紀

この日は内田が右サイドバックに入り、左サイドバックは酒井高徳。長谷部と遠藤もスタメンに名を連ねた。FWは岡崎・本田・武藤の3人。


まず前半1分、武藤がペナルティエリア付近で岡崎に縦パス。受けた岡崎のシュートは相手DFに当たる。前半9分、左サイドのコーナーキックを遠藤が蹴り、二アサイドで岡崎が頭で落とし、ファーサイドで詰めていた吉田が頭で押し込みゴール。日本がセットプレーから先制点を挙げます。
前半19分、左サイドで高徳が香川とのワンツーから抜け出し、右サイドを駆け上がる武藤へパスを送る。武藤はダイレクトで本田にパスを出すも通らず。続く右CKのこぼれ球を長谷部がミドルシュートを放つも、左に外れる。ホンジュラスは23分、ゴール正面でのFKをM・フィゲロアが直接狙うも壁に直撃。さらにその直後、デルガドが中央から右足ミドルを打つもハズレ。前半36分にはガルシアが右サイドからシュートを打つもダメ。
追加点が欲しい日本は39分、中盤で香川が浮き球のパス→PA内に進入した内田が合わせられない。40分、中盤で長谷部がスライディングで相手ボールを奪い、そのボールが前線の本田に渡る。フリーで抜け出した本田は、ドリブル突破からGKと1対1となり、最後は冷静に左足で流し込み2点目。
本田のゴールで勢いに乗る日本は、42分に右サイドで本田が仕掛け、パスを受けた香川が左足を振り抜くも、シュートは左に外れてしまった…。前半44分、岡崎→高徳→本田とつなぎ、最後は遠藤がゴール正面の位置から右足一閃!ミドルシュートを豪快に決めて3点目!前半のうちに3ゴールを奪った日本、3-0で後半へ。

後半も日本の勢いは止まりません。後半1分、中盤で遠藤がパス→右サイドで本田が逆サイドへクロス→後半開始から投入された乾貴士が右足で合わせて4点目。乾はこれが代表初ゴール!後半4分、ホンジュラスが反撃のチャンスを迎え、ゴール前の混戦からガルシアがシュート。しかし、ゴール前で内田が防いだ。後半10分、左サイドの高徳のクロス→相手DFがクリア→こぼれ球を乾が左足シュートするも、ホンジュラスGK・エスコベルのファインセーブに阻まれる。
ホンジュラスは後半13分、自陣でのロングボールからロドリゲスがシュートまで持って行くもサイドネット。後半15分にはデルガドが右足ミドルシュートを放ったが、GK川島に弾かれた。
日本は後半18分、岡崎に代えて豊田陽平が投入される。すると後半24分、右サイドで本田がドリブルからクロス→PA内で香川が受けるも相手DFに囲まれてシュート打ち切れず転倒→こぼれ球を拾った豊田が押し込み5点目。豊田もこの試合で代表初得点!さらに5分後の後半29分、長谷部縦パス→香川→本田→香川→豊田のポストプレー→乾が流し込んでゴール。細かいパス回しで相手の守備を崩し、最後は乾のこの日2ゴール目で、日本が6-0と大きくリードを拡げた。
日本はさらに攻め続けます。後半34分、香川が自陣から右サイドへロングパスを出し、本田が右サイドを突破してグラウンダーのクロスを入れ、左サイドからゴール前に走りこんできた豊田が左足でシュートしたが、ホンジュラスGK・エスコベルに阻まれた…。後半40分には右サイドのFKを本田が左足で直接狙い、枠内に飛んだもののGKに防がれた。試合は6-0で日本がホンジュラスに圧勝しました。


アギーレ体制になってからは不完全燃焼な試合が続いていましたが、ようやく大満足ともいえる試合が見れました。前半9分の吉田選手の先制点からゴールラッシュが始まり、エース・本田選手のアギーレJAPAN初得点、代表復帰した遠藤選手の快心ミドルが飛び出しました。後半には乾選手の2得点、豊田選手のゴールが生まれ、6得点でホンジュラスを粉砕しました。それにしても得点がドバドバ出たのは久しぶりな感じがしますなあ。ザッケローニ前監督時代の中心メンバーが入ると、チーム力が全然違う。それに乾&豊田の「交代組」が結果を出したのも良かった点だと思います。
先制点を挙げた吉田選手は、フル代表では2011年9月の北朝鮮戦以来約3年2ヶ月ぶりの得点。ゴールを決めた後は、今月11日に第2子が生まれたというGK・西川周作といっしょに「ゆりかごダンス」を披露。仲間に祝福された西川選手は、後半36分に川島選手に代わって出場しております。
遠藤選手の3点目のミドル弾は痛烈でした。ゴール正面の位置から右足をダイレクトに振り抜き、ゴールネットを突き刺しました。ブラジルW杯以来の代表復帰戦で、「遠藤保仁ここにあり」を強くアピール。やっぱり日本代表には遠藤選手は必要です。
乾選手は後半開始から武藤選手に代わって出場し、わずか1分後にファーストタッチで代表初得点を決めました。本田選手のクロスをワンタッチで合わせるだけでした。後半29分にもゴールを挙げ、この日2得点と大活躍。アジアカップ代表入りも見えてきたか?豊田選手も代表5試合目にして初得点。アギーレ監督の期待に応え、試合後には監督に「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えました。
ホンジュラスに大勝したアギーレジャパン、次戦の11月18日は、大阪・ヤンマースタジアム長居でオーストラリア代表と対戦します。2014年の代表ラストマッチは、アジアカップの前哨戦でもあります。開催国の豪州を倒さないと、アジアカップ連覇は厳しいと思います。




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SUZUKI日米野球第3戦 侍JAPANが継投でノーヒットノーラン!

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SUZUKI日米野球は15日、東京ドームで第3戦が行われました。ここまで2戦を終えて、侍ジャパン(野球日本代表)が2連勝。前日の試合は柳田悠岐選手が3安打4打点の大活躍。もし日本が第3戦に勝てば、3連勝で強化試合の勝ち越しが決定します。MLB選抜・ガスリー(ロイヤルズ)VS日本・則本昂大(楽天)の先発で始まった第3戦、歴史的快挙が起こりました!



第3戦の両チームのスタメン
  日本代表
1(右)柳田悠岐(ソフトバンク)
2(二)菊池涼介(広島)
3(三)松田宣浩(ソフトバンク)
4(左)中田翔(日本ハム)
5(指)筒香嘉智(DeNA)
6(遊)坂本勇人(巨人)
7(中)丸佳浩(広島)
8(一)山田哲人(ヤクルト)
9(捕)嶋基宏(楽天)
 (投)則本昂大(楽天)

  MLB選抜
1(左)ゾブリスト(レイズ)
2(二)カノ(マリナーズ)
3(三)ロンゴリア(レイズ)
4(指)モーノー(ロッキーズ)
5(右)プイグ(ドジャース)
6(捕)ペレス(ロイヤルズ)
7(一)デューダ(メッツ)
8(中)ファウラー(アストロズ)
9(遊)エスコバル(ロイヤルズ)
 (投)ガスリー(ロイヤルズ)


日本は不振の糸井嘉男がスタメンから外れ、好調の松田が3番に入りました。また、筒香が5番DH、丸が7番センターで初スタメン。


日本の先発・則本は、初回にMLB先頭のゾブリストを三塁ファウルフライに打ち取ると、続くカノをフォークで空振り三振に斬ると、3番・ロンゴリアには直球で空振り三振。2者連続三振で3者凡退と好スタートを切ります。2回は4番・モーノーから三振を奪い、プイグとペレスを打ち取り、またも3人に抑えます。
先制点が欲しい日本は、2回に先頭の中田がレフト線への2塁打を放つ。1死2塁で坂本がMLB先発・ガスリーの初球を捉え、レフトスタンドへの2ラン本塁打!坂本の一発で日本が2点を先制します。2死後、山田と嶋の連続四球で1,2塁とチャンスを作るも、柳田が三振で2者残塁。
3回、則本はデューダとファウラーから連続三振を奪い、エスコバルを2塁ゴロに打ち取り、この回も3者凡退。序盤3回までMLB打線を相手にパーフェクトピッチング。日本はその裏、1死から松田がレフト前ヒットで出塁すると、4番・中田がガスリーの2球目をジャストミート!完璧に捉えた打球は、レフトスタンド一直線!中田翔の2ランホームランで、日本が4-0とリードを拡げます。
4点の援護を貰った則本は、4回以降も快投を続けます。4回は1,2番を打ち取った後、ロンゴリアを三振に仕留め、上位打線を3者凡退。5回は打たせて取るピッチングで中軸を抑えて3者凡退。則本は5回まで投げきり、メジャー打線にランナーを1人も許さないままマウンドを降りました。
則本に抑え込まれたMLB打線は、6回に先頭のデューダが四球を選び、初めてランナーが出ます。しかし、後続が日本2番手・西勇輝(オリックス)の前に相次いで凡退。7回は先頭のカノが死球で出塁し、代走・アルトューベ(アストロズ)が、ロンゴリアの代打・サンタナ(インディアンス)の内野ゴロの間に2塁進塁。初めて得点圏に走者を置いたが、モーノーとプイグが三振に倒れてまたも無得点。
2番手の西が6回から2イニングを投げてノーヒットの後、8回は牧田和久(西武)が3番手で登板。その牧田はペレスとファウラーに四球を与え、1死1,2塁のピンチを背負います。この場面でエスコバルを直球で三振に退けると、ゾブリストを1塁ゴロに抑えて3アウト。ランナー2人出すも、無失点で切り抜けた。牧田もまたノーヒットに抑え、残すは9回のみ。
ノーヒットノーランまであと3アウトの9回、西野勇士(ロッテ)が4番手のマウンドへ。まず先頭のアルトゥーベをフォークで空振り三振に取って1アウト。続くサンタナの場面で、ストレートを痛打され、抜ければヒットという当たりを菊池が捕り、セカンドゴロで2アウト。そして4番・モーノーを1塁ゴロに打ち取ってゲームセット!侍ジャパンが4人の投手リレーでノーヒットノーラン達成!試合も4-0でMLB選抜に3連勝です。


日米野球 2014/11/15(土)
日本-MLB 第3戦 (日本3勝、東京ドーム、18:07、46084人)
MLB 000 000 000  0
JPN 022 000 00X  4
【投手】
(M)ガスリー、チョート(カージナルス)、ベリビュー(レイズ)、モラレス(ロッキーズ)-ペレス、クラーツ(ロイヤルズ)
(日)則本、西、牧田、西野-嶋
【責任投手】
(勝)則本1試合1勝
(敗)ガスリー1試合1敗
【本塁打】
(日)坂本1号2ラン(2回、ガスリー)、中田1号2ラン(3回、ガスリー)


侍ジャパンがMLB選抜を相手にノーヒットノーランの快挙をやってのけました。日米野球でのノーヒットノーランは、1990年の第8戦でMLB選抜が達成して以来史上3度目で、日本勢としては初めてとなります。先発の則本投手が5回までパーフェクトに抑えると、後続の中継ぎ陣もMLB打線にヒットを許しませんでした。「そのうちメジャーにヒットが出るんじゃないか」と思ったけど、最後まで1本も出ないまま終わるとは…。侍ジャパンの「ノーノー」は、日本野球にとって歴史的一日になったに違いありません。
勝利投手となった則本投手は、5回まで打者15人に対して60球を投げ6奪三振。当然ながら被安打も四死球も失点もゼロ。6奪三振のうち3番・ロンゴリアから2個奪いました。4回までは毎回奪三振、5回は打たせて取るピッチング。球数制限の80球まで残り20球あったので、あと1イニングは投げられたんだけどなあ。
打線の方はチーム全体で6安打。坂本選手と中田翔選手が、MLB先発・ガスリーから2ラン本塁打を放ちました。待望の一発がでた中田選手は、この試合2安打。3回のホームランは、外角の低めの球をしっかりと捉えた技ありの一発でした。3番に入った松田選手は、第2打席でヒットを放ち、これで3試合連続ヒットです。
日米野球は3試合を終え、侍ジャパンが3連勝。強化試合残り2試合を残して勝ち越しを決めました。東京ドーム3連戦のラストとなる16日の第4戦、日本代表は阪神の藤浪晋太郎投手が先発。対するMLB選抜の先発は、ヤンキースの左腕・カプアーノ投手。屈辱のノーヒットノーランで3連敗を喫したMLB選抜、連敗脱出へ打線のテコ入れを行うでしょうな…。



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1年前のリベンジだ!ラキシスがエリザベス女王杯で重賞初制覇!

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秋の最強牝馬決定戦・第39回エリザベス女王杯(GⅠ・芝2200m 18頭立て)が16日、京都競馬場で行われました。勢いのある3歳世代と経験豊富な古馬たちが女王の座をかけて争うこの一戦、今年はオークス馬の⑤ヌーヴォレコルト、秋華賞馬⑫ショウナンパンドラ、昨年GⅠ3勝から一転今年は不振⑫メイショウマンボ、ヴィクトリアマイルV2⑩ヴィルシーナ、ベテラン⑨ホエールキャプチャ、巻き返しを図る2歳女王⑯レッドリヴェールのGⅠ馬6頭が参戦。他にも①ラキシス・③キャトルフィーユ・⑮ディアデラマドレの「角居厩舎3人娘」、重賞2勝②フーラブライド、⑯スマートレイアー、ブエナビスタの妹⑭サングレアルも出走しました。


単勝上位人気は、ヌーヴォレコルトが3.3倍で1番人気、メイショウマンボ2番人気(5.6倍)、ラキシスが3番人気(6.8倍)。4番人気以降はショウナンパンドラ(8.9倍)、スマートレイアー(9.3倍)、ディアデラマドレ、ヴィルシーナ、キャトルフィーユ、⑱アロマティコと続きました。

レースはほぼ揃ったスタートではじまり、ヌーヴォレコルトは好スタートを切った。スタンド前での先行争いで、ヴィルシーナが出ムチを入れながら前に行くが、⑦サンシャインがハナを奪い取った。メイショウマンボは3番手、ヌーヴォは5番手、ラキシスは中団につけ、ショウナンパンドラとスマートレイアーは後方からの競馬で1コーナーを回った。
2コーナーから向正面に入り、サンシャインが単独先頭、2番手にヴィルシーナ、メイショウマンボが3番手、4番手につけたヌーヴォレコルトは、岩田康誠騎手が手綱を押さえているが…。5番手に⑧グレイスフラワー、キャトルフィーユ6番手、7番手ラキシス、ホエールキャプチャ8番手。⑰ブランネージュ9番手、フーラブライドが10番手。11番手にレッドリヴェール、ディアデラマドレとショウナンパンドラが12,13番手で並ぶ。14番手④オメガハートロック、スマートレイアー15番手、16番手に⑬コウエイオトメ。その後はサングレアル、最後方にアロマティコが追走する。
外回り3コーナーに差し掛かり、サンシャインが依然として逃げ、ヴィルシーナの2番手、マンボ3番手は変わらず。ヌーヴォは4,5番手、ラキシスはヌーヴォの後ろにぴったりついている。リヴェール、パンドラ、レイアー、ホエール、デラマドレは中団キープ。レイアーが外からポジションを上げにかかる。
最後の直線で、サンシャインがまだ先頭だが、ヌーヴォレコルトがヴィルシーナを抜いて2番手に立つ。大外からはディアデラマドレがすごい脚で追い込み、真ん中からラキシス、さらにはキャトルフィーユもやってきた!ショウナンパンドラはやや遅れ気味だ。残り200mを切り、今度はヌーヴォが先頭に躍り出て、後続を引き離しに懸かるが、外からラキシスが徐々に差を詰め、最後は2頭が並ぶ感じでゴールしたが、外のラキシスがヌーヴォレコルトをゴール手前でかわして先着!ヌーヴォレコルト、差されてしまった…。


エリザベス女王杯 全着順&払戻金
1着①ラキシス       2分12秒3
2着⑤ヌーヴォレコルト    クビ
3着⑮ディアデラマドレ   1馬身1/4
4着②フーラブライド     クビ
5着③キャトルフィーユ    アタマ
6着⑫ショウナンパンドラ   3/4馬身
7着⑬コウエイオトメ     1/2馬身
8着⑱アロマティコ      1馬身
9着⑦サンシャイン      1/2馬身
10着⑯スマートレイアー    クビ
11着⑩ヴィルシーナ      クビ
12着⑥メイショウマンボ   1/2馬身
13着⑰ブランネージュ    1馬身1/2
14着⑭サングレアル      ハナ
15着⑨ホエールキャプチャ  1馬身1/4
16着⑪レッドリヴェール    1馬身1/4
17着④オメガハートロック   1馬身1/4
18着⑧グレイスフラワー    3/4馬身

単勝 ① 680円
複勝 ① 190円 ⑤ 140円 ⑮ 320円
枠連 [1]-[3] 610円
馬連 ①-⑤ 970円
馬単 ①-⑤ 2,140円
ワイド ①-⑤ 390円 ①-⑮ 1,240円 ⑤-⑮ 770円
3連複①-⑤-⑮ 3,030円
3連単①-⑤-⑮ 15,570円


重賞未勝利馬の勝利が続くこの秋のGⅠシリーズ、エリザベス女王杯もまた未勝利馬がGⅠタイトルを手にしました。単勝3番人気だったラキシスが、直線早めに抜け出したヌーヴォレコルトをゴール手前で差し切って勝利。重賞挑戦初勝利をGⅠで飾りました。1番人気のヌーヴォレコルトは、早めに先頭に立ち、後ろから来ないのでGⅠ2勝目は確実かと思われましたが、ラキシスの強襲に遭いクビ差の2着。秋華賞馬のショウナンパンドラは6着、昨年の勝ち馬で2番人気に推されていたメイショウマンボは13着に沈みました。
ラキシスに騎乗した川田将雅騎手は、エリ女初勝利。ハープスターとのコンビで勝った今年の桜花賞以来となるJRA・GⅠ5勝目を挙げました。管理する角居勝彦調教師、ラキシスの父・ディープインパクト産駒も同レース初勝利。角居厩舎はこのレース3頭出しで臨み、ラキシスが1着、ディアデラマドレ3着、キャトルフィーユが5着に入り、「角居3人娘」みんな掲示板圏内に載せました。これは素晴らしい!
ラキシスはこれまで重賞競走に6度挑戦し、2着が3回と勝利まであと一歩という状態が続きました。昨年のエリ女ではメイショウマンボの2着、今年3月の中日新聞杯、前走のオールカマーでも牡馬相手に2着でした。そして今回、7度目の正直で念願の初重賞勝ちを収めたのと同時に、ちょうど1年前の雪辱を果たしました。牡馬に揉まれた経験が活きましたね。GⅠの舞台で素質を開花させたラキシス、今後ますますの飛躍が期待されます。

来週・23日(勤労感謝の日)も京都競馬場でGⅠが開催され、秋のマイル王決定戦・マイルチャンピオンシップが行われます。昨年の優勝馬・トーセンラーをはじめ、3歳マイル王・ミッキーアイル、富士ステークスを勝ったステファノス、新潟のマイル重賞で2連勝したクラレント、2年前の覇者・サダムパテック、GⅠ2勝のロゴタイプ、グランプリボス、ダノンシャーク、エキストラエンド、ワールドエース、グランデッツァといった実績馬のほかに、重賞未勝利馬のフィエロ、レッドアリオン、サンレイレーザー、サンライズメジャーが出走を予定しております。
京都巧者が連覇を果たすか?或いはミッキーアイルとステファノスが世代交代を起こすか?それとも重賞未勝利馬と伏兵が波乱を起こすか?群雄割拠のマイル戦を制すのは?



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アジアカップ前哨戦!アギーレジャパンVSオーストラリア

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サッカーの国際親善試合「キリンチャレンジカップ2014 日本代表VSオーストラリア代表」が18日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われました。14日のホンジュラス戦で6-0と大勝したアギーレJAPAN、年内ラストマッチとなる今回は、アジア地区のライバル・オーストラリアと対戦。来年1月のアジアカップでは決勝トーナメントで顔を合わせるかもしれないので、まさにこの試合は「アジア杯前哨戦」です。開催国・豪州に勝って、大会連覇に弾みをつけられるか?


すためんはこちら
[日本代表]
GK 1 川島永嗣
DF 6 森重真人
DF 21 太田宏介
DF 22 吉田麻也
DF 3 酒井高徳
MF 7 遠藤保仁
MF 17 長谷部誠(Cap)
MF 10 香川真司
FW 9 岡崎慎司
FW 4 本田圭佑
FW 14 武藤嘉紀


[オーストラリア代表]
GK 1 ライアン
DF 2 フラニッチ
DF 13 ベヒッチ
DF 20 セインズバリー
DF 22 ウィルキンソン
MF 7 レッキー
MF 15 ジェディナク(Cap)
MF 17 マッカイ
FW 10 クルーズ
FW 14 トロイージ
FW 21 ルオンゴ

日本は前回のホンジュラス戦でヒザを痛めた内田篤人が欠場。右サイドバックには酒井高徳、左サイドバックには太田宏介が入りました。


試合序盤はオーストラリアがペースを握ります。開始30秒、中盤でのロングパスからチャンスを作ると、左サイドを走りこんだトロイージが左足シュートを放ったが、枠を捉えられず。日本は前半10分、右サイドで本田→遠藤と繋ぎ、高徳のクロスは相手に当たってCK。遠藤の右CKは岡崎の足下に収まるが、シュートは相手にブロックされた。前半15分、左サイドの太田のクロス→武藤のヘディングシュートはクロスバーに当たるも、その前にオフサイド…。逆に豪州は17分、右サイドからのクロスにレッキーが頭で合わせたが、GK川島が横っ飛びでクリア。ファインセーブで先制点を阻止。
前半25分、日本は右サイドのパスを受けた本田が、中盤の位置からグラウンダーのミドルシュートを打ったが、GKにキャッチされる。39分、本田の縦パスを受けた香川が右サイドを抜け出し、シュート性のラストパスを入れたが、相手DFの足に当たり、あわやオウンゴールに。ゴール前に岡崎も詰めていたが…。前半終了間際の44分、本田が倒されてFKを獲得。ゴールほぼ左の位置でのFKを本田が直接狙うもGKの正面。前半は両チーム無得点で終わった。

先制点が欲しい日本は、後半開始から遠藤に代えて今野泰幸を投入。後半立ち上がりの3分、豪州はルオンゴがドリブル突破からシュートを狙うも、日本DF森重がクリア。右サイドにこぼれたセカンドボールを拾ったクルーズがクロス→ファーサイドのレッキーが頭で折り返すが、ゴール前で吉田がクリア。日本は後半5分、敵陣で今野が相手ボールを奪ってドリブル突破。折り返しを香川が左足を振りぬくが、豪州GK・ライアンに阻まれる。さらに1分後の6分には、セットプレーの流れからチャンスが生まれ、森重のスライディング→岡崎が浮いたボールに素早く反応して左足で合わせたが、またも豪州GK・ライアンの好セーブに阻まれてゴールならず。
後半12分、武藤を下げ、前回2得点の乾貴士がピッチに入る。後半14分、右サイドの高徳のクロス→代わったばかりの乾がヘディングシュートを放つもバーの上。0-0で迎えた後半16分、ついに試合が動きます。本田の右CKをゴール前に乾らが飛び込むも合わせられず。しかし、ファーサイドに流れたボールを今野が頭で押し込む!途中出場・今野の先制ゴールで、日本が試合の均衡を破ります!
日本は追加点を取ろうとさらに攻め込む。20分、本田のパスを受けた乾が左足シュートを放つも枠外。22分には本田が中盤でボールを奪ってからドリブルで持ち上がってから左サイドへスルーパス。岡崎がフリーの位置からシュートを打つも、DFとGKに当たった。後半23分、右サイドにいた森重がドリブルで豪州DF2人をかわすと、そのままペナルティエリア内に進入。そのラストパスを岡崎がヒールで流し込み、日本が2-0とリードを拡げます!
2点を追うオーストラリアは後半26分、マッカイがPA手前からミドルシュート。ボールは吉田の足に当たってコースが変わり、ゴール前で途中出場のニコルズが詰めるも、GK川島がキャッチ。後半28分に日本戦で4得点の「日本キラー」ティム・ケーヒルを投入。すると後半アディショナルタイム、左サイドのクロスにケーヒルがゴール前に飛び込み、ヘディングゴールで1点を返すも反撃はここまで。試合は2-1で日本が逃げ切り勝ちを収めました。



前回のホンジュラス戦に続き、オーストラリアにも勝利。アギーレジャパンになってから初めての連勝を飾りました。前半は豪州にペースを握られましたが、後半に今野選手の先制ゴール、岡崎選手の技ありヒールで一旦は2点をリードしましたが、終了間際に「日本キラー」のケーヒルに決められました。ケーヒルをフリーにさせちゃダメだろ。せっかく快勝ムードだったのに、アディショナルタイムでの失点はいただけません。ちなみにケーヒルは日本戦で5得点目ですか…。引退前にJリーグに来てくれませんかね?
後半16分に先制点を決めた今野選手、国際Aマッチでの得点は2011年のブラジルW杯アジア3次予選のタジキスタン戦以来3年ぶり。ゴール前でワンバウンドしたボールを冷静に合わせました。チームメイトたちも滅多にゴールを決めない今野選手に駆け寄って祝福する場面もありました。2点目を決めた岡崎選手は、「おしゃれヒール」で代表通算50得点目を達成。泥臭いイメージが強いけど、華麗な技を隠し持っていたとは思いませんでした…。アギーレ監督になってからはノーゴールが続いていましたが、ようやく初得点がうまれましたね。その前の森重選手の突破も素晴らしかったですよ。
2014年の戦いが終わったサッカー日本代表、今年は13試合を戦い7勝4敗2引き分けという成績でした。ブラジルW杯前のテストマッチで4連勝し、本大会に大きな期待を集めましたが、グループリーグで2敗1分けに終わり、呆気なく敗退。ザッケローニ氏が退任し、アギーレ氏が新監督になってからは3勝2敗1分け。ブラジル戦までは黒星が先行していたけど、11月の2連戦で連勝してようやく勝ち越すようになりました。
そして2015年、アギーレJAPANは年明けからアジアカップから始動。毎試合厳しい戦いになるかもしれないけど、チーム一丸となってアジア杯を連覇し、「日本こそがアジア№1」であることを証明してもらいたいものです。




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SUZUKI日米野球IN沖縄  最終戦の親善試合は侍JAPANが競り勝つ。

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2014SUZUKI日米野球・親善試合が20日、沖縄セルラースタジアム那覇(那覇市営奥武山野球場)で行われました。強化試合では侍ジャパンが3勝2敗で勝ち越し。日本が3連勝した後、MLB選抜が2連勝と意地を見せました。最終戦となる親善試合は、初めてとなる沖縄開催。日米両チームの美技に会場が沸き上がり、地元の野球ファンも沖縄独特の指笛をたくさん鳴らしました。


両チームのスタメン
  日本代表
1(中)柳田悠岐(ソフトバンク)
2(二)菊池涼介(広島)
3(右)糸井義男(オリックス)
4(左)中田翔(日本ハム)
5(指)内川聖一(ソフトバンク)
6(三)松田宣浩(ソフトバンク)
7(一)山田哲人(ヤクルト)
8(遊)今宮健太(ソフトバンク)
9(捕)伊藤光(オリックス)
 (投)武田翔太(ソフトバンク)


  MLB選抜
1(遊)エスコバル(ロイヤルズ)
2(二)アルトゥーベ(アストロズ)
3(指)モーノー(ロッキーズ)
4(三)ロンゴリア(レイズ)
5(一)サンタナ(インディアンス)
6(右)デューダ(メッツ)
7(左)カーター(アストロズ)
8(中)ファウラー(アストロズ)
9(捕)ビュテラ(ドジャース)
 (投)サンティアゴ(エンゼルス)


1回、日本先発・武田が先頭のエスコバルを低めの直球を打たせるも、1塁に悪送球してしまう。続くアルトゥーベには遊撃内野安打を打たれ、無死1,3塁といきなりピンチを迎えます。そしてモーノーのセンター犠牲フライで、先制点を許した。ロンゴリアを三振に取って2死後、ヒットと四球で満塁とされたが、ファウラーを空振り三振に仕留め、立ち上がりのピンチを1点で切り抜けた。
日本は2回、1死から内川が四球で歩き、松田がライト前ヒットで1,2塁のチャンスを作る。2死後、今宮がMLB先発・サンティアゴの3球目を弾き返してセンター前タイムリーヒット。2塁から内川が生還し、日本が1-1の同点に追いつきます。
武田は2回以降も苦しいピッチングが続き、2回はヒットと2四球で再び満塁のピンチを背負うが、ロンゴリアを3塁ゴロに打ち取り0点に抑える。3回はヒットと四球の走者を出し、ファウラーに直球を狙われたが、レフトへ抜けそうな当たりを遊撃手・今宮が飛びつき、2塁フォースアウト!今宮の好プレーに助けられ、この回も0点で凌ぎました。
4回、日本は今宮がヒットを打つと、松田が3塁ゴロ併殺打かと思いきや、MLB三塁手・ロンゴリアが2塁悪送球。1死1,3塁と勝ち越しのチャンスで、山田が平凡なセンターフライで3塁走者タッチアップできず。しかし、中堅手・ファウラーが1塁へ大暴投。それを見て3塁走者が生還。メジャーのエラー連発で日本が2-1と勝ち越します。
5回、MLB選抜は和田毅(カブス)が2番手で登板。日本は先頭の菊池が初球を打ち返してライト前ヒットで出塁。続く途中出場・丸佳浩も初球を捉え、ライトオーバーのタイムリー3塁打。1塁から菊池が一気に生還。広島コンビが和田を攻略し、日本が1点を追加します。1点を失った和田でしたが、その後は中田、坂本勇人(巨人)、松田を抑える。
2点を追うMLB選抜は、5回裏に先頭のロンゴリアが日本2番手・松葉貴大(オリックス)の3球目をジャストミート。レフトスタンドへのソロ本塁打で3-2と1点差に詰め寄ります。さらにこの後、サンタナ四球、デューダのヒット、ビュテラ四球で2死満塁と同点または逆転のチャンスを作ったが、エスコバルが1塁ゴロに倒れて3社残塁。7回にはデューダとファウラーのヒットで1死1,2塁とするも、後続が凡退して同点ならず。
日本1点リードで迎えた8回、松田がライト線への2塁打を放つと、山田の代打・銀次(楽天)が四球を選ぶ。無死1,2塁で今宮が送りバントを試みるも3塁アウト。1死1,2塁で小林誠司(巨人)がバントを決めて2死2,3塁とチャンスを拡げ、柳田がMLB5番手・チョート(カージナルス)の4球目を叩き、詰まりながらもセンター前タイムリーヒットで2点追加。なおも2死1塁で菊池が右中間を破るタイムリー3塁打。2死から1,2番の連続タイムリーが生まれ、日本はこの回3点を追加し、6-2とします。
4点差とされたMLB選抜は、8回に無死2塁でモーノーがセンター前ヒット。2塁走者アルトゥーベが本塁を狙い、中堅手・丸が好返球を見せるも、本塁クロスプレーはセーフ。モーノーのタイムリーヒットで1点を返す。9回にはエスコバルの犠牲フライでさらに1点取るも反撃はここまで。試合は6-4で日本が勝利しました。



日米野球親善試合 2014/11/20(木)
MLB-日本 (那覇、18:09、17,941人) 
JPN 010 101 030  6
MLB 100 010 011  4
【投手】
(日)武田、松葉、西勇輝(オリックス)、岩田稔(阪神)、西野勇士(ロッテ)-伊藤、小林
(M)サンティアゴ、和田、ウッテン(ブリュワーズ)、ベラス(アストロズ)
   チョート、モラレス(ロッキーズ)-ビュテラ、クラーツ(ロイヤルズ)
【責任投手】
(勝)武田
(S)西野
(敗)サンティアゴ
【本塁打】
(M)ロンゴリア1号ソロ(5回、松葉)


今年の日米野球のラストを飾る親善試合は、広島と福岡ソフトバンク勢が活躍を見せ、侍ジャパンが6-4でMLB選抜を下しました。メジャーもロンゴリア選手のソロ本塁打が出れば、終盤に2点を返して意地を見せましたが、あと一歩およばず。和田投手も登板し、2イニングを投げて1失点の内容でした。
ホークス勢は、今宮選手が3安打1打点の猛打賞。2回の打席で同点タイムリーを打つと、6回の第3打席では和田投手からセンター前ヒットを放ちました。松田選手は2安打のマルチヒット。大会MVPを受賞した柳田選手は、4打席凡退の後の8回に貴重な2点タイムリーヒット。今シリーズは猛打賞2回、6試合で6打点と大暴れでした。先発マウンドに上がった武田投手は、3回まで毎回走者を出し、2度満塁の走者を背負いましたが、初回の犠牲フライによる1失点に抑えました。大量失点の可能性もあっただけに、リズムが悪いながらもよく踏ん張りました。
広島勢は「キクマルコンビ」が躍動。菊池選手は走攻守に渡り勝利に貢献。守備では4回にアルトゥーベの高いバウンドを捕ると、そのままグラブトスで1塁アウトにしました。打撃でも8回にタイムリー3塁打で打点1をマークしています。丸選手は3回の守備から登場し、5回には3点目となるタイムリー3塁打を放ちました。
これで日米野球は全ての日程が終了し、強化&親善の6試合で侍JAPANが4勝2敗と勝ち越しました。日本がメジャーに勝ち越したのは、1990年以来24年ぶりだそうです。次回の日米野球では、田中将大投手やダルビッシュ有投手といった日本人プレーヤーに出てほしいなと思っています。今後に向けての課題もあるけど、来年台湾で行われる国際大会「WBSCプレミアム12」、2017年の「WBC(ワールドベースボールクラシック)」に向けて視界良しといってもいいかも。世界一奪還へ、侍JAPANの挑戦はこれからも続く…。





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J1天王山はガンバ大阪が勝利!浦和レッズの優勝は次節以降に持ち越し。

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3月に開幕した「Jリーグ・ディビジョン1」もいよいよ大詰め。22日は第32節が行われました。第31節終了時点で、2006年以来8年ぶりのリーグ制覇に王手をかけている浦和レッズが勝ち点61で首位、ナビスコ杯を制したガンバ大阪が勝ち点56の2位で追いかけます。この上位2チームがこの日直接対決。もし浦和が勝てば優勝決定、逆転優勝を目指すガンバは勝ち点3が求められ、勝てば勝ち点差が「5」から「2」に縮まります。優勝争いを占う大一番を制したのは、浦和か?それともガンバか?



両チームのスタメン
[浦和レッズ]
GK 21 西川周作
DF 46 森脇良太
DF 4 那須大亮
DF 5 槙野智章
MF 14 平川忠亮
MF 22 阿部勇樹
MF 16 青木拓矢
MF 3 宇賀神友弥
MF 8 柏木陽介
MF 7 梅崎司
FW 20 李忠成

[ガンバ大阪]
先発
GK 1 東口順昭
DF 14 米倉恒貴
DF 5 丹羽大輝
DF 8 岩下敬輔
DF 22 オ・ジェソク
MF 15 今野泰幸
MF 7 遠藤保仁
MF 13 阿部浩之
MF 19 大森晃太郎
FW 39 宇佐美貴史
FW 29 パトリック


前半4分、浦和はゴールほぼ左でのFKをDFの槙野がグラウンダーで蹴りこむも、ガンバGK・東口にキャッチされる。9分には李忠成パス→梅崎のシュートは決まらず。対するガンバも11分にFW・パトリックがドリブルからシュートを放つも大きく外れる。17分には左サイドを抜け出した今野泰幸がクロス→ゴール前に遠藤らが詰めていたが合わせることができない。
前半32分、李が相手DFに競り勝つと、ペナルティエリア内で柏木にラストパスを送るが、柏木がシュート打てず。前半43分、浦和左サイドで槙野がクロス→遠藤がヘディングでクリア→ボールはガンバのゴール枠内に飛び、あわやオウンゴールになりかけたが、GK東口がパンチングでクリア。ガンバは前半終了間際の44分、宇佐美の浮き球のパス→パトリックが頭で合わせたが、シュートは浦和GK西川の好セーブに阻まれる。前半は両チームスコアレスで折り返し。

後半は浦和が攻め込む時間帯が続きます、5分には柏木のロングパス→李にボールが渡るが、ガンバDFの前にブロックされた。8分には柏木クロス→梅崎が飛び込むもダメ。後半11分、梅崎を下げてマルシオ・リシャルデスを投入、さらに平川→関根貴大と2人メンバーを入れ替える。後半22分、左サイドでボールを受けた関根がドリブルで仕掛けると、青木がPA手前からミドルを放つもDFに当たり、こぼれ球をもう一度青木が狙うもバーを越えて先制ならず。
勝利が絶対条件のガンバは、後半26分に宇佐美を下げてリンス、29分には大森→倉田秋を投入。浦和は後半35分、中央の位置でのFKをマルシオが直接狙うもGKに押さえられる。後半37分、中盤でのロングボールから李が頭で落とし、柏木が左サイドへパスを送り、フリーになっていた宇賀神がダイレクトでシュートを放ったが、ガンバGK東口が防いだ!浦和、先制点の絶好のチャンスで得点を挙げられず…。
ガンバは後半37分にパトリックに代えて佐藤晃大を投入。39分、遠藤の縦パス→阿部浩が左足を振り抜いて見不ドルシュート。しかし、浦和GK西川にセーブされた。
このまま0-0の引き分けかと思われた後半42分、浦和の右サイドのFKをDF陣が守りきると、ガンバがカウンターを仕掛ける。リンスが左サイドを突破し、そのままPA内に進入してからパスを出す。これを佐藤が右足でゴール右隅に流し込む!ガンバ大阪、佐藤のゴールで1点を奪った!リードされた浦和は、その直後にFW・興梠慎三を投入。パワープレーでガンバゴールに迫るもフィニッシュまで持ち込めない。そして後半アディショナルタイム、今野が敵陣で相手ボールを奪い、左サイドの倉田にパス。倉田はPA内で相手DFをかわし、左足シュートを決め、ダメ押しの2点目!終盤に2点を奪ったガンバ大阪が2-0で勝利し、首位・浦和レッズとの直接対決を制しました。




56,758人の大観衆が集まった浦和VSガンバの「J1天王山」は、後半40分過ぎにドラマが起こりました。レッズの分厚い攻撃に耐えたガンバが、アディショナルタイム目前の後半43分に佐藤選手のゴールで試合の均衡を破り、終了間際の後半47分に倉田選手が追加点を奪い勝負あり。その瞬間、浦和サポーターが一気に静まり返りました…。引き分け以下なら優勝の可能性が消えた一戦に勝ったガンバ大阪、交代組の活躍により、アウェーで大きな勝ち点3を獲得。浦和レッズの本拠地優勝を阻止すると同時に、逆転Vに望みを繋ぎました。
一方の浦和レッズは、前半から試合の主導権を握りながらも1点も奪えず。特に前半14分に柏木選手が打ってから、後半22分に青木選手がミドルを打つまでの間、シュートがありませんでした。後半37分にこの日一番のビッグチャンスを迎えたけど、宇賀神選手がシュートを決められず。先制された後に興梠選手が右腓骨骨折の痛みを押して強行出場したものの、精彩を欠いてました。優勝目前で足踏みの浦和、それでも首位だけど、「優勝王手→V逸」という7年前の悪夢の再来もあり得るかもしれない…。

天王山を終え、首位・浦和は勝ち点61と変わらず、2位・ガンバは勝ち点59、その差が「2」に縮まりました。3位の鹿島アントラーズは、川崎フロンターレ戦に勝利し、勝ち点57に伸ばしています。11月29日に行われる次節・第33節で、浦和はサガン鳥栖(@ベストアメニティスタジアム)と対戦し、ガンバはヴィッセル神戸(@万博記念競技場)との関西ダービーに臨み、鹿島はセレッソ大阪(@ヤンマースタジアム長居)と戦います。
鳥栖VS浦和戦もまた注目のカードといえるでしょう。サガン鳥栖は勝ち点56で4位につけており、ACL出場権獲得の可能性が残されています。浦和レッズはベアスタで公式戦3連敗中と相性が非常に悪いです。もし浦和が鳥栖戦で引き分け以下に終わったら、ガンバの結果次第では首位転落もあり得るでしょう…。浦和の足踏み、ガンバの猛追で大混戦と化したJ1優勝争い。決着がつくのはいつになるのか?






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マイルチャンピオンシップ2014 ダノンシャーク5度目のGⅠ挑戦で悲願達成!

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秋の最強マイラー決定戦・第31回マイルチャンピオンシップ(GⅠ・芝1600m 17頭立て)が23日、京都競馬場で行われました。昨年の勝ち馬⑬トーセンラーは2連覇、鞍上の武豊騎手は3連覇に挑戦。3歳マイル王⑮ミッキーアイル、GⅠ2勝⑩ロゴタイプ、2年前の覇者④サダムパテック、今年限りで引退表明⑭グランプリボスとGⅠ馬5頭のほかに、⑧フィエロと⑤レッドアリオン、⑰サンレイレーザーの重賞未勝利馬や、毎日王冠で大敗した⑨ワールドエース、新潟マイル重賞で2連勝⑪クラレント、昨年2着⑥ダイワマッジョーレ、マイル重賞の常連⑫ダノンシャーク、京都1800mレコードホルダー③グランデッツァなどが参戦しました。


単勝の上位人気は、ミッキーアイルが4.4倍で1番人気、トーセンラーが4.7倍で2番人気、フィエロとワールドエースが3番人気(5.6倍)で並びました。5番人気以降はロゴタイプ、クラレント、グランプリボス、ダノンシャーク、グランデッツァと続きました。
2コーナーポケットからのスタートで、ワールドエースが出遅れてしまう。サダムパテックと②エクセラントカーヴも後方からのスタート。好スタートを切ったミッキーアイルが行くかと思われたが、最内枠の①ホウライアキコが思い切ってハナを奪う。アイルは今回逃げずに2番手に控えた。3番手にサンレイレーザー、グランデッツァ4番手。ダイワマッジョーレとロゴタイプが5,6番手で並び、その後ろでは、レッドアリオン・フィエロ・ワールドエース・クラレントが7~10番手集団を形成。中団より後ろのグループには、ダノンシャーク11番手、⑦エキストラエンド12番手、グランプリボス13番手、トーセンラーは14番手の位置。後方はサダムパテック、⑯タガノグランパ、エクセラントカーヴが最後方という展開。
外回り3コーナーに入り、先頭を行くアキコは前半の半マイル(800m)を45.3秒で通過。坂の下りでアイルがアキコをかわして単独先頭に浮上。グランデッツァとレーザー、マッジョーレとフィエロも好位にいて、トーセンターはまだ馬群の中。4コーナーから最後の直線に入り、ミッキーアイルが先頭だが、外からグランデッツァとフィエロ、さらにダノンシャークが最内を突く。アイルは馬群に飲み込まれていく…。大外からトーセンラーとグラボスも上がってきたが、逆転は厳しそう。ラスト100mでシャークとフィエロの2頭が抜け出し、そのまま並んでゴールイン!内のダノンシャークが最後前に出たか?それとも外側のフィエロが重賞初勝利か?


マイルCS 全着順&払戻金
1着⑫ダノンシャーク   1分31秒5
2着⑧フィエロ       ハナ
3着③グランデッツァ   1馬身1/2
4着⑬トーセンラー    3/4馬身
5着⑦エキストラエンド  1/2馬身
6着⑭グランプリボス    クビ
7着⑩ロゴタイプ      クビ
8着⑨ワールドエース   1/2馬身
9着⑥ダイワマッジョーレ 1馬身1/4
10着⑯タガノグランパ    アタマ
11着④サダムパテック   1馬身
12着②エクセラントカーヴ 1/2馬身
13着⑮ミッキーアイル   1馬身
14着⑤レッドアリオン   1/2馬身
15着⑪クラレント     1馬身1/4
16着⑰サンレイレーザー   アタマ
17着①ホウライアキコ    大差

単勝 ⑫ 1,810円
複勝 ⑫ 390円 ⑨ 200円 ③ 600円
枠連 [4]-[6] 1,970円    
馬連 ⑧-⑫ 3,890円
馬単 ⑫-⑧ 11,460円   
ワイド ⑧-⑫ 1,160円③-⑫ 4,320円 ③-⑨ 1,990円
3連複③-⑧-⑫ 25,760円  
3連単⑫-⑧-③ 193,290円


ディープインパクト産駒同士の叩き合いは、写真判定の結果、単勝8番人気のダノンシャークがハナ差を制して秋のマイル王の座を手にしました。2着に敗れた3番人気・フィエロはわずか5センチ差に泣きました。ラスト100mを切ってからの攻防は、25年前のオグリキャップVSバンブーメモリーの再現を見るかのようでした。
連覇を狙ったトーセンラーは、大外追い上げも実らず4着まで。武豊騎手の同一GⅠ3連覇はなりませんでした。ワールドエースはスタートの出遅れが響き9着、1番人気だったミッキーアイルは、3コーナーで一旦先頭に立つも、直線ズルズルと下がり13着に終わりました。スタートから先頭を走っていたら結果は違っていたかも。ベテランと中堅の馬が上位に入る一方、世代交代を目論んだ3歳勢が揃って惨敗という体たらくぶり。3歳時代に勝ったタイキシャトルとアグネスデジタルは相当すごい馬だったんだなと思います。
ダノンシャークは昨年10月の富士ステークス以来の重賞3勝目を飾り、通算でも7勝目。鞍上の岩田康誠騎手は今年のJRA・GⅠ2勝目をマーク。マイルCSは4年ぶり2勝目です。岩田騎手はシャークとコンビを組むのは今回が初めてでしたが、相棒をGⅠ初Vに導きました。管理する大久保龍志調教師は同レース初勝利で、GⅠ勝ちは2007年の菊花賞(アサクサキングス)以来2回目です。
ダノンシャークはこれまでGⅠに4度挑戦し、昨年の安田記念とマイルCSで3着、今年の安田で4着。掲示板圏内の順位に入りながらも、GⅠタイトルには2,3歩届かない状態が続きました。昨年のこのレースにいたっては、1番人気に推されながらも勝てませんでした。今年は近走の成績(前走の富士ステークスでは7着)が影響して8番人気と昨年より評価を落としましたが、直線イン差しを決め、8番人気の低評価を覆しての勝利。5度目の挑戦にして念願のGⅠタイトル獲得を果たしました。岩田騎手の好騎乗もお見事です。今後は予備登録している香港マイルに挑戦するかどうか?体調次第では年内休養もあるでしょう。


さて、11月23日のWIN5は、とんでもないことになりました。
対象① 京都9レース・嵯峨野特別 ⑤コウエイワンマン(5番人気)
対象② 東京10レース・深秋特別  ⑫ドラゴンピース(11番人気)
対象③ 京都10レース・花園ステークス ②サンマルデューク(16番人気!)
対象④ 東京11レース・霜月ステークス ⑪ジョヴァンニ(10番人気)
対象⑤ 京都11レース・マイルチャンピオンシップ ⑫ダノンシャーク(8番人気)

今回のWIN5は「⑤-⑫-②-⑪-⑫」の組み合わせで的中者無し!4億1163万1640円のキャリーオーバーが発生し、24日分に持ち越されました。この日は波乱が続出し、東京10Rで11番人気の馬が勝利すると、京都10レースでは16頭中最低人気のサンマルデュークが勝利。対象3レース終了時点で残り75票。4レース目では残り5票まで減少。メインのマイルCSでフィエロが勝っていれば、的中1票で払戻金も4億円超えでした。4億円独り占めの夢が、ハナ差で水の泡に…。フィエロの票を持っていた方の心中お察しします。

勤労感謝の日の振替休日である24日も競馬が開催され、東京競馬場では「東京スポーツ杯2歳ステークス」が行われます。新潟2歳ステークス2着の②アヴニールマルシェ、重賞初挑戦の③グリュイエール、⑦マイネルシュバリエ、2連勝中の⑧ジャストドゥイング、⑨クラージュシチーなど全13頭が出走します。年末の朝日杯フューチュリティーステークス&ホープフルステークスに名乗りを上げるのはどの馬か?そして、24日のWIN5の行方も気になります。




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12月の朝日杯とホープフルS、そして来年のクラシックへ。東スポ杯2歳ステークス

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勤労感謝の日の振替休日だった24日は、東京競馬場で第19回東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ・芝1800m)が行われました。数多くのGⅠ馬を輩出しているこのレース、昨年ははイスラボニータが勝ち、後に皐月賞馬へと出世を果たしました。今年はどの馬が来年のクラシックに名乗りを上げるのか?そして、前日は波乱続出で的中無しに終わり、4億円以上がキャリーオーバーとなったWIN5の結果はどうなった?


東スポ杯2歳ステークスには、新潟2歳ステークス2着②アヴニールマルシェ、札幌2歳ステークス2着⑦マイネルシュバリエ、父はディープインパクト、母の父キングカメハメハという③グリュイエール、 ハービンジャーの初年度産駒⑨クラージュシチー、府中1800mの新馬戦を勝っている①サトノクラウン、オグリキャップの孫⑤ストリートキャップ、2連勝中の⑧ジャストドゥイングなど2歳馬13頭が参戦しました。
スタート前、サトノクラウンがゲート内で立ち上がる仕種を見せたが、何とか無事にゲートを出られた。④ペガサスボスが好スタートを切り、グリュイエールが前に出るも掛かってしまう。それを横目にマイネルシュバリエが鼻に立ってレースを引っ張る。2番手集団にはグリュイエール・ペガサスボス・ストリートキャップの3頭が並び、アヴニールマルシェはその後ろの5番手追走。6番手ジャストドゥイング、7番手⑥グァンチャーレ、その後ろの8番手グループにはサトノクラウン・クラージュシチー・⑪ソールインパクトの3頭。11番手スワーヴジョージ、12番手⑩エミネスク、最後方13番手に⑫ディアコンチェルト。
3コーナーを回り、シュバリエが単独先頭、ペガボス単独2番手、ドゥイングとアヴニールが5,6番手で並び、ソールが大外に持ち出し、クラージュは馬群の中。4コーナーから最後の直線に差し掛かり、マイネルシュバリエがまだ逃げるが、真ん中からジャストドゥイング、ソールインパクト、外からストキャ、スワーヴ、大外からエミネスクと先頭争い横一線。残り200mでソールが僅かに先頭だが、クラージュシチーとサトノクラウンも上昇。ラスト100を切ってアヴニールマルシェがインを突いて抜け出したかと思いきや、ゴール前でクラウンが馬群を割ってアヴニールをかわしてゴールイン!サトノクラウン最後の最後で逆転勝ち!ライアン・ムーアの豪腕でライバルを捻じ伏せました!


東京スポーツ杯2歳ステークス全着順&払戻金
1着①サトノクラウン    1分47秒9
2着②アヴニールマルシェ  クビ
3着⑪ソールインパクト   3/4馬身
4着⑩エミネスク       クビ
5着⑨クラージュシチー   ハナ
6着⑬スワーヴジョージ   1/2馬身
7着⑥グァンチャーレ     クビ
8着⑫ディアコンチェルト  1馬身1/4
9着③グリュイエール     ハナ
10着⑩ジャストドゥイング   クビ
11着⑤ストリートキャップ  1馬身1/2
12着⑦マイネルシュバリエ  クビ
13着④ペガサスボス     クビ

単勝 ① 810円
複勝 ① 240円 ② 120円 ⑪ 560円
枠連 [1]-[2] 1,040円
馬連 ①-② 1,020円
馬単 ①-② 2,440円
ワイド①-②400円 ①-⑪ 2,930円 ②-⑪ 1,140円
3連複①-②-⑪ 8,130円
3連単①-②-⑪ 40,850円


来年のクラシックを占う一戦は、直線での激しい先頭争いの末、サトノクラウンがゴール前差し切って優勝しました。残り200m時点では馬群の中にいて、前塞がりと厳しい位置にいましたが、残り100mを切ったところで一気にこじ開け、先に抜け出したアヴニールマルシェを捕らえました。アヴニールもインを上手く突いて勝利を確信したはずが、最後に逆転負けで2着。前走の新潟2歳ステークスに続いての重賞2着なので、どんだけ勝ち運がないんだろうと思います。今回の結果で「シルバーコレクター」と呼ばれそうですね。2番人気だったクラージュシチーは5着、3番人気のグリュイエールは序盤で掛かってしまったことが響いて9着に終わりました。
勝ったサトノクラウンは、10月25日の新馬戦に続いての2連勝で重賞初制覇。デビュー戦では2着に1馬身半差の快勝、今回は前走より2秒近くタイムを縮めました。クラウンは父がマルジュ、母・ジョコンダⅡという血統。マルジュ産駒がJRAの重賞を勝ったのは今回が初めてとなります。同産駒には98年香港ヴァーズに勝ち、99年のジャパンカップで2着に入ったインディジェナス、クイーンエリザベス2世カップ(香港)で2勝を挙げたヴィヴァパタカなどがいます。
鞍上のライアン・ムーア騎手は、今年の重賞初勝利。今月8日から短期免許を利用して来日し、すでに11勝を挙げています。来日直前にはコックスプレートとメルボルンカップの豪州2大GⅠ競走を勝っており、今まさに絶好調です。来週のジャパンカップでは、ジェンティルドンナに騎乗予定。またも豪腕が炸裂するか?


さて、衝撃の的中無しから一夜明けた24日のWIN5、またも波乱は起きたのでしょうか。
対象1 京都9レース・秋明菊賞 ①ムーンエクスプレス(4番人気)
対象2 東京10レース・西湖特別 ⑯トーセンマイティ(2番人気)
対象3 京都10レース・花背特別 ⑯ダノンバトゥーラ(2番人気)
対象4 東京11レース・東京スポーツ杯2歳ステークス ①サトノクラウン(4番人気)
対象5 京都11レース・醍醐ステークス ①マコトナワラタナ(3番人気)

というわけで、今回のWIN5は「①-⑯-⑯-①-①」の組み合わせ。789票が的中し、払戻金は154万1,710円でした。この日は前日同様1番人気が全敗で、4番人気以内の馬が勝利しました。それに1番と16番しか1着に来てませんねえ。いつも思うんですけど、キャリーオーバー分がある時のWIN5は、堅い決着で配当も安くなるんですかね?


来週・11月30日は東京競馬場で第34回ジャパンカップが行われます。JC3連覇を狙うジェンティルドンナ、凱旋門賞に参戦したハープスターとジャスタウェイ、皐月賞馬・イスラボニータ、ダービー馬・ワンアンドオンリー、さらにはフェノーメノとスピルバーグの春秋天皇賞馬、不振脱出を狙うエピファネイアなど豪華メンバーが集結。海外からはアップウィズザバーズ(カナダ)、トレーディングレザー(アイルランド)、アイヴァンホウ(ドイツ)の3頭が出走します。国内外のGⅠ馬が多数参戦する今年のJC、これを見逃したら後悔必至になるかも!




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紅白歌合戦2014  今年はジャニーズ、AKBグループ、アナ雪、妖怪軍団が大晦日を盛り上げる!

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大みそか恒例の音楽イベント「第65回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が26日に発表されました。今年の紅白は、あのジャニーズのグループがデビュー20年目にして念願の初出場、さらに「アナの雪の女王」、子供たちに大人気の「妖怪ウオッチ」でブレイクした歌手達も出演決定です。


〈紅組〉
絢香(7)  E-girls(2)
いきものがかり(7) 石川さゆり(37)
HKT48(初) AKB48(7)
SKE48(3) NMB48(2)
神田沙也加(2)  きゃりーぱみゅぱみゅ(3)
香西かおり(18) 伍代夏子(21)
坂本冬美(26)  椎名林檎(2)
天童よしみ(19) 中島みゆき(2)
西野カナ(5) Perfume(7)
藤あや子(20) 松田聖子(18)
水樹奈々(6) 水森かおり(12)
miwa(2)  May J.(初)
ももいろクローバーZ(3) 薬師丸ひろ子(初)
和田アキ子(38)

〈白組〉
嵐(6)  五木ひろし(44)
EXILE(10)  関ジャニ∞(3)
クリス・ハート(2)  郷ひろみ(27)
ゴールデンボンバー(3) 三代目 J Soul Brothers(3)
SMAP(22)  SEKAI NO OWARI(初)
Sexy Zone(2)  T.M.Revolution(5)
TOKIO(21)  徳永英明(9)
AAA(5) 長渕剛(4)
氷川きよし(15) V6(初)
福田こうへい(2) 福山雅治(7)
細川たかし(38) ポルノグラフィティ(13)
美輪明宏(3)  森進一(47)



今年は紅白合わせて5組の歌手が初出場。紅組は福岡を拠点としているHKT48、「アナの雪の女王」の主題歌「Let it Go」の日本語バージョン「Let It Go~ありのままで~」でブレイクしたMay J.さん、女優の薬師丸ひろ子さんは歌手デビュー33年目にして初出場。白組はV6がデビュー20年目で念願の初紅白。若者に人気のロックバンド「SEKAI NO OWARI」も初出場。熱愛が噂されているヴォーカルの深瀬慧さんときゃりーぱみゅぱみゅさんの共演は、ありそうでないでしょう。
また、特別枠として「妖怪ウォッチ」のコーナーを用意。オープニング曲「ゲラゲラポーのうた」を歌うキング・クリームソーダと、エンディング曲「ようかい体操第一」のDream5の出演が決定。主人公の「ジバニャン」もNHKホールに駆けつけます。「アナ雪」のコーナーでは、May J.さん、アナ役の神田さん、オリジナル版を担当したイディナ・メンゼルさんの共演があるか?
復活組では、朝の連続テレビ小説「マッサン」主題歌「麦の唄」を歌う中島みゆきさんが12年ぶりの出場。「花子とアン」の主題歌を担当した絢香さんも2年ぶりの紅白復帰。長淵剛さんは3年ぶり出場。
紅組最多出場は和田アキ子さん(38回目)、白組は森進一さんが47回連続出場を果たしました。
その一方で、初出場の可能性があった「乃木坂46」、NHKソチ五輪中継のテーマソング「今、咲き誇る花たちよ」を歌ったコブクロ、DREAMS COME TRUE、ゆず、紅白常連の一人だった浜崎あゆみさん、aikoさん、「みんなのうた」で放送されてから、「泣ける曲」として話題を集めた「日々」を歌う吉田山田が落選。浜崎さんはツイッターで「紅白卒業」を明言し、aikoさんは小梅太夫ばりの「ちっきしょーーーーー!」で悔しさを爆発させました。


今回の紅白は、ジャニーズからは白組司会の嵐、SMAP、デビュー20周年のTOKIO、V6、関ジャニ∞、Sexy Zoneの6組。AKBグループは、東京・AKB、名古屋・SKE、大阪・NMB、福岡・HKTの4組。EXILE TRIBEはEXILE、3代目JSB、E-girlsの3組。ほぼ「J-POP三大派閥」で占めてますね。
20年目で初の紅白となるV6は、NHKの貢献度が認められての選出。井ノ原快彦さんが朝の情報番組「あさイチ」の司会を務め、岡田准一さんが大河ドラマ「軍師官兵衛」で主演、「ザ・プロファイラー∼夢と野望の人生∼」で司会担当。三宅健さんはEテレの「みんなの手話」、長野博さんはBS番組の「晴れ、ときどきファーム!」にレギュラー出演しています。NHKでレギュラーを持っていれば、紅白出場は当然でしょう。
HKT48は2011年に発足してから、わずか4年で紅白の大舞台へ。当日の出場者発表会見で指原莉乃さんが「ライバルはV6」とぶち上げていました。V6に対抗意識を燃やすのもそうだけど、AKB、SKE、NMBにも負けないでほしい。

毎年この話題が出てくると、「今年もあと少しなんだなあ」と実感しています。今年も紅白を見つつ、TBSとテレビ東京のボクシング中継を見ると思います。ボクシングは大晦日に内山高志選手などの世界タイトルマッチ、3階級制覇を狙う井岡一翔選手の世界前哨戦があり、30日には井上尚弥選手の2階級&八重樫東選手の3階級制覇挑戦、それに村田諒太選手のプロ6戦目があります。年末はボクシング三昧になりそうだな…。




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国内最強は誰だ!?ジャパンカップ枠順発表!

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今月30日に東京競馬場で行われる国際招待競走・第34回ジャパンカップ(GⅠ・芝2400m 18頭立て)の枠順が27日に発表されました。3連覇を狙う現役最強牝馬、世界ランク1位の馬、春秋天皇賞馬、海外のGⅠ馬、今年のクラシックホースなど超豪華メンバーが揃い踏みの今年のJC、気になる枠順はこうなりました。


①ジャスタウェイ(牡5、福永祐一)
②アイヴァンホウ(牡4、F.ミナリク)
③ジェンティルドンナ(牝5、R.ムーア)
④エピファネイア(牡4、C.スミヨン)
⑤ヒットザターゲット(牡6、武豊)
⑥ハープスター(牝3、川田将雅)
⑦アップウィズザバーズ(牡4、E.ダシルヴァ)
⑧デニムアンドルビー(牝4、浜中俊)
⑨イスラボニータ(牡3、蛯名正義)
⑩ワンアンドオンリー(牡3、横山典弘)
⑪トーセンジョーダン(牡8、P.ブドー)
⑫タマモベストプレイ(牡4、津村明秀)
⑬ディサイファ(牡5、G.ブノワ)
⑭サトノシュレン(牡6、川島信二)
⑮スピルバーグ(牡5、北村宏司)
⑯フェノーメノ(牡5、岩田康誠)
⑰アンコイルド(牡5、戸崎圭太)
⑱トレーディングレザー(牡4、K.マニング)


今年は出走メンバー18頭のうち、GⅠ勝ち経験馬が12頭。3連覇に挑むジェンティルドンナは2枠3番、凱旋門賞に挑んだジャスタウェイは1枠1番、桜花賞馬・ハープスターは3枠6番。皐月賞馬・イスラボニータは5枠9番、ダービー馬・ワンアンドオンリーはその隣の10番枠に入りました。この秋の天皇賞で大外一気のごぼう抜きでGⅠ初Vを飾ったスピルバーグは7枠15番、ルメール騎手の落馬負傷により、岩田騎手に乗り替わった春天2連覇・フェノーメノは8枠16番。海外勢は、ドイツのアイヴァンホウが2番、カナダのアップウィズザバーズは7番枠、アイルランドのトレーディングレザーは大外枠の8枠18番に入りました。
今回のJCは、年度代表馬争いを占う意味でもとても重要な一戦となりそう。今年GⅠ2勝のジャスタウェイか、ドバイシーマクラシックを勝っているジェンティルが勝てば「年度代表馬」は決定的。3歳世代のハープ、ボニータ、ワンオンにも下克上の期待高し。近年は3歳牝馬の好走が目立ち、一昨年はジェンティルが優勝、昨年はデニムアンドルビーが2着。ハープスターも53キロの軽い斤量を活かしたいところだが、2400mで2戦未勝利なんだよなあ…。古馬初対戦のワンアンドオンリーは2400mで2戦2勝と距離適正は◎、イスラボニータは蛯名騎手と再びタッグを組んでワンオンにリベンジなるか?
海外勢は3頭と少頭数ですが、いずれも実績十分。アイヴァンホウはバーデン大賞でシーザムーンを破れば、前走のバイエルン大賞にも勝利。アップウィズザバーズは昨年のカナダの年度代表馬に選ばれ、トレーディングレザーは昨年のアイリッシュダービー馬。3頭とも侮れない存在、2005年のアルカセット以来の外国馬の勝利もあるかもしれません。


34回目を迎えるこのレース、今年はスイスの時計メーカー・ロンジンとパートナーシップを締結。正式名称も「ジャパン・オータムインターナショナル ロンジン賞 第34回ジャパンカップ」と題して行われます。レース当日はニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手と、台湾の国民的女優で「ロンジンエレガンスアンバサダー」のリン・チーリンさんが表彰式のプレゼンターを務めます。(田中投手はジャパンカップ贈呈、チーリンは『ロンジン賞』プレゼンター)
また、30日の東京競馬場は11レースのジャパンカップが最終レース。発走時間も15時55分となっています。くれぐれもお間違えの無いようご注意ください。JC終了後には、京都競馬場で短距離重賞の「京阪杯」があります。こちらは京都の最終12レース(16時20分発走)に組まれていますのでお忘れなく。





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J1第33節 浦和レッズ、鬼門のベアスタでまた勝てず・・・。ガンバ大阪が最終節目前で首位奪取!

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サッカー・Jリーグディビジョン1は、29日に第33節が行われました。残り2戦を迎え、浦和レッズが勝ち点61で首位。ガンバ大阪が勝ち点59で2位、3位の鹿島アントラーズ、4位・サガン鳥栖にも優勝の可能性が残されています。もしこの日、浦和が勝ち、ガンバが引き分け以下なら、最終節を前に8年ぶりのリーグ優勝が決定。逆に浦和が引き分け以下、ガンバが勝利なら首位が入れ替わります。優勝争い、残留争いは一体どうなった?



ガンバ大阪VSヴィッセル神戸@万博記念競技場
逆転優勝へ向け、もう負けられないガンバ大阪は、ホームでヴィッセル神戸との「関西ダービー」に臨みました。
ガンバは前半20分、左サイドで大森晃太郎→藤春廣輝がグラウンダーで折り返し、ニアサイドでパトリックが飛び込むも合わせられず。前半32分にはペナルティエリア手前でFKを獲得し、遠藤保仁が直接狙うもGKに弾かれ、こぼれ球をパトリックが上手く押し込むことができない。迎えた前半37分、阿部浩之からのパスを受けた宇佐美貴史が、ドリブルで仕掛けてから、最後は左足シュートを叩き込み、ガンバが先制点を奪う。さらに前半43分、宇佐美のグラウンダークロス→ゴール前詰めていたパトリックが押し込み追加点。ガンバが前半で2点をリードします。
後半4分、宇佐美が右サイドでドリブルで上がり、そのまま右足シュートを決めて3点目。宇佐美はこの試合2ゴール1アシストと全ての得点に絡みました。3点を追う神戸は、後半16分にペドロジュニオールのシュートはガンバGK東口順昭に阻まれる。後半25分、右サイド・枝村匠馬のクロス→小川慶治朗のダイビングヘッドで一矢報いるもも反撃はこの1点のみ。ガンバ大阪が3-1で神戸に快勝。ホーム最終戦を白星で飾りました。


サガン鳥栖VS浦和レッズ@ベストアメニティスタジアム
現在首位の浦和レッズですが、ベアスタではまだ未勝利。優勝を引き寄せるためにも鬼門を克服したい。対する鳥栖は、この試合勝たなければ優勝の可能性が消滅します。両チーム共に勝たなければならないは、アディショナルタイムにドラマが待っていました。
前半3分、浦和は左サイドで宇賀神友弥が右足ミドルシュート。しかし、クロスバーに当たってゴールならず。24分には中盤でボールを奪ってからカウンターに持ち込み、梅崎司のパス→宇賀神がPA内で倒されるもノーホイッスル。34分、自陣からのロングボールに反応した李忠成が、ドリブルでゴールへ一直線。しかし、シュートは左に外れる。大きなチャンスをモノにできません。鳥栖は38分にキムミヌの縦パス→池田圭のシュートは枠外。41分にはDF菊地直哉がシュートを放つも浦和GK西川周作に阻まれる。
両チーム無得点のまま迎えた後半20分過ぎ、浦和はペナルティエリア内で李忠成が鳥栖DF・菊地に倒されてPKを獲得。PKを献上した菊地は一発レッドカードで退場。決まれば先制というPKを、キャプテンの阿部勇樹がゴール左隅に決め、浦和が1点を先制します。後半39分、ゴール前で波状攻撃を仕掛ける。マルシオ・リシャルデスが粘ると、ラストパスを受けた李のシュートはDFに当たり、こぼれ球を森脇良太がシュートを放つも、鳥栖GK・林彰洋が防ぐ。さらに柏木陽介が飛び込んでもダメ、ならばもう一度森脇が狙ったが、またも林に止められて追加点を奪えません。
このまま浦和1-0で勝利かと思われた後半アディショナルタイム、鳥栖は左CKのチャンスを得る。藤田直之が右足センタリング→DF小林久晃のヘディングシュートが決まり、土壇場で同点に追いついた!試合は1-1で終了。1点のリードを守りきれなかった浦和レッズ、アウェーで悪夢の引き分けで勝ち点1止まり…。


セレッソ大阪VS鹿島アントラーズ@ヤンマースタジアム長居
3位の鹿島は、アウェーでセレッソ大阪と対戦。現在17位のセレッソは、負ければJ2降格となってしまいます。
前半33分、鹿島は右サイドで赤崎秀平がクロス→ファーサイドでフリーになっていたカイオが右足シュートを決めて1点を先取。後半9分、土居聖真のスルーパス→赤崎がDFとGKをかわしてシュート。決まったかと思いきや、ゴール前でセレッソDF・丸橋祐介が間一髪クリア。その5分後の後半14分、小笠原満男が左サイドへパスを入れ、カイオがヘッドで繋ぎ、最後は赤崎が頭で押し込み鹿島2点目。さらに後半22分、DF植田直通のロングパスが前線の赤崎に渡り、赤碕が冷静に流し込んで3点目。赤崎はこの試合1ゴール2アシスト。
セレッソは後半24分、杉本健勇の折り返しを永井龍が押し込んで1点を返し、1-3と2点差に詰め寄る。後半28分には左サイド・丸橋クロス→永井のヘッドは枠を捉えられない。さらに2分後、再び丸橋がクロス→永井飛び込むも決められない。鹿島は後半35分、左サイドで途中出場の豊川雄太がドリブル突破からスルーパスを出し、ゴール前抜け出した柴崎岳がダメ押しの4点目。鹿島は4-1でセレッソに圧勝。敗れたセレッソはJ2降格決定です。


柏レイソルVS清水エスパルス@柏サッカー場
J2降格危機に立たされている清水は、現在5連勝中の柏と対戦。
試合は序盤からホームの柏が圧倒。前半10分に右サイド・太田徹郎のクロス→レアンドロが合わせて先制点を奪う。前半38分にはキムチャンスのクロス→レアンドロのヘッドはGKに阻まれるも、ドゥドゥが押し込み2点目。後半17分にもドゥドゥがこの日2点目のゴールで、3-0とリード。清水は後半36分にFKから長沢駿のゴールで1点を返すも反撃はここまで。柏が3-1で清水を下して6連勝、今季限りで退任するネルシーニョ監督のホーム最終戦を白星で飾りました。


ベガルタ仙台VS徳島ヴォルティス@ユアテックスタジアム
2年前は2位だった仙台、今季は残留争いと苦戦中。最下位の徳島に勝ってJ1残留を決められるか?
前半5分、敵陣でパスを繋ぎ、野沢拓也のグラウンダークロスはクリアされるも、武藤雄樹が拾って折り返し、太田吉彰がワンタッチで合わせてゴール!ベガルタが早い時間帯から先制点をもぎ取る。後半13分には富田晋伍の縦パス→野沢のヒールパス→菅井直樹が相手GKをかわしてから左足でゴールへ流し込み2点目。後半26分に徳島に左サイドのFKから橋内優也にゴールを決められて1点差とされるも、2-1で勝利。ホーム最終戦で残留決定。


名古屋グランパスVS大宮アルディージャ@豊田スタジアム
降格圏内の16位にいる大宮、毎年「残留力」を発揮させているが、今年は降格の大ピンチ。奇跡の残留へ残り2試合勝つしかないが…。
前半6分、田口泰士がスルーパス→DFラインの裏へ抜け出していた永井謙佑のゴールで名古屋が1点先制。追いかける大宮は後半5分、右サイド・ムルジャのクロスに橋本晃司がゴールを突き刺し、1-1の同点。このまま引き分ければ勝ち点1獲得でしたが、後半終了間際の48分、途中出場・小川佳純に勝ち越しゴールを決められてThe End。名古屋に2-1で競り負けた大宮、痛すぎる敗戦です。

その他の試合
川崎フロンターレ1-1サンフレッチェ広島
横浜Fマリノス1-0アルビレックス新潟
ヴァンフォーレ甲府0-0FC東京



J1第33節を終え、神戸に勝ったガンバ大阪と、鳥栖に引き分けた浦和レッズが、勝ち点62で並びましたが、得失点差でガンバが首位に躍り出ました!(ガンバ+28、浦和+21)勝ち点60で3位の鹿島アントラーズが、勝ち点2差で追走。勝ち点57で4位のサガン鳥栖は脱落し、優勝争いはこの3チームに絞られました。一方で残留争いは。14位のベガルタ仙台の残留、17位・セレッソ大阪のJ2降格決定。15位・清水エスパルス(勝ち点35)と、16位・大宮アルディージャ(勝ち点32)のどちらかが次節降格が決まります。サッカー王国・静岡からJ1のチームが消滅してしまうのか?
ガンバ大阪が最終節を前に首位奪取!W杯中断前は16位と降格圏内にいましたが、再開後は15勝2敗2分け。J2逆戻りの危機から一気に優勝争いに殴り込み、ついに優勝に逆王手をかけました。そして、ナビスコ・リーグ戦・天皇杯の三冠制覇の可能性も見えてきました。開幕前に大ケガした宇佐美選手の復帰、パトリックの加入が最大の要因だけど、ここまでの快進撃を誰が予想したのか?宇佐美選手は25節の清水戦以降、リーグ戦でのゴールから遠ざかっていましたが、この日2ゴールを挙げました。26日の天皇杯準決勝でも2得点を挙げております。宇佐美選手を日本代表で見てみたいですねえ。
またしてもベアスタで勝てなかった浦和レッズは優勝目前で2試合白星無し…。阿部選手のPKで先制し、このまま勝つだろうなあと誰もが思っていました。しかし、試合終了ラスト30秒でまさかの同点…。後半39分に追加点が取れなかったのが、終了間際の失点につながりましたね。逃げ切れば首位キープの試合で、敗戦に等しい引き分け。掴みかけていた勝ち点3が、最後の最後で勝ち点1に変わりました。「ベアスタの悲劇」は、選手やサポーターにとっても精神的ダメージが大きいでしょう。
セレッソは今回で3度目のJ2降格。ウルグアイのレジェンド・フォルラン選手が入団し、開幕前は優勝候補の一角として挙げられていましたが、GW明けからチームが勝てなくなり、ポポビッチ氏が解任されると、ペッツァイオリ氏が後任になるもクビ。大熊裕司さんが監督を受け、元ドイツ代表のカカウが入団するも状況は変わらず。柿谷曜一朗選手の海外移籍、山口蛍選手の負傷による長期離脱も痛かった…。ガンバみたいに「J2優勝でJ1復帰」できるといいのですが…。

12月6日の第34節で、首位・ガンバはアウェーで徳島ヴォルティス戦(@鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム)、2位・浦和はホームで名古屋グランパス戦(@埼玉スタジアム2002)、3位・鹿島は4位・鳥栖と対戦します(@カシマスタジアム)。ガンバは最下位のチームが相手だから、余裕で勝つでしょう。しかし、7年前に浦和レッズが最終節で最下位だったチーム(横浜FC)に負けて、優勝を逃したという例もあります。
優勝の条件は、ガンバは勝てば無条件で優勝。引き分け以下なら浦和の結果次第。浦和は勝利&ガンバ引き分け以下で優勝。仮に引き分けで終わっても、ガンバが負ければ優勝となる。鹿島は鳥栖戦に勝ち、上位2チームが黒星なら大逆転で優勝です。優勝争いも、残留争いも、全ては来週の最終節で決着がつきます。運命の最終節は、15時30分一斉にキックオフ。





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エピファネイアは忘れた頃にやって来る!ジャパンカップ圧勝で1年ぶりの美酒!

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秋の競馬の祭典「ジャパン・オータムインターナショナル ロンジン賞 第34回 ジャパンカップ」(GI・芝2400m 18頭立て)が29日、東京競馬場で行われました。日本と海外のトップホースが集うこのレース、今年は国内外のGⅠ馬12頭が参戦しました。日本勢からはJC2連覇中の③ジェンティルドンナをはじめ、世界ランク1位①ジャスタウェイ、桜花賞馬⑥ハープスター、日本ダービー馬⑩ワンアンドオンリー、皐月賞馬⑨イスラボニータ、⑯フェノーメノ&⑮スピルバーグの春秋天皇賞馬、昨年の菊花賞馬④エピファネイア、2011年秋の天皇賞馬⑪トーセンジョーダンの9頭。海外勢は、ドイツGⅠ・バーデン大賞を勝った①アイヴァンホウ、カナダの年度代表馬⑦アップウィズザバーズ、2013年アイリッシュダービー馬⑱トレーディングレザーの3頭が出走しました。


単勝の上位人気は、1番人気がジェンティルドンナ(3.6倍)、2番人気ハープスター(4.1倍)、ジャスタウェイが3番人気(6.7倍)。4番人気以降はエピファネイア(8.9倍)、イスラボニータ(9.5倍)、スピルバーグ、⑧デニムアンドルビー、ワンアンドオンリー、フェノーメノと続きました。
正面スタンド前からのスタートで、ジェンティルドンナが好スタートを見せるが、⑭サトノシュレンが先手を取った。⑫タマモベストプレイ、エピファネイア、⑰アンコイルドが追いかけ、ジェンティルドンナ・イスラボニータ・フェノーメノ・トーセンジョーダンらが横並び、ワンアンドオンリーとジャスタウェイは中団につけ、ハープスターは後方6番手でスタンド前を通過していった。
1,2コーナーから向正面に出て、シュレンが先頭、ベストプレイとエピファが2,3番手で並び、アンコ4番手。5番手にジョーダン、外の6番手にトレーディングレザー、ジェンティルは7番手追走。その後ろの8番手にボニータ、ジャスタはその内側の9番手。10番手グループには⑬ディサイファ・ワンオン・アイヴァンホウの3頭。13番手ハープスター、14番手フェノーメノ。15番手⑤ヒットザターゲット、16番手スピルバーグ、アップウィズザバーズ17番手、デニムアンドルビーが最後方追走。
3コーナーのところで縦長の状態となり、依然としてサトノシュレンが先頭をひた走り、タマモベストプレイが単独2番手、エピファネイア3番手。ジェンティルドンナはまだ5番手あたり、イスラボニータは外に回る。ジャスタウェイ、ワンアンドオンリーはまだ中団待機。ハープスターは4コーナーで大外に持ち出した。後方ではトレーディングレザーが故障発生。
4コーナーを回り、直線に入ったところでベストプレイが先頭に立ち、アンコとエピファが接近。さらに真ん中からボニータも上がってきた。そして残り400mでエピファネイアが先頭に躍り出た!後続からはジェンティル、真ん中にジャスタウェイ、大外からハープ、さらに後方からスピルバーグが追い上げる。しかし、完全に抜け出したエピファネイアは、徐々に後続を突き放し、最後は4馬身まで拡げてゴールイン!エピファネイアがジャパンカップで1年ぶりの勝利を手にしました!


ジャパンカップ 全着順&払戻金
1着④エピファネイア   2分23秒1
2着①ジャスタウェイ    4馬身
3着⑮スピルバーグ    1/2馬身
4着③ジェンティルドンナ  3/4馬身
5着⑥ハープスター     クビ
6着②アイヴァンホウ    1/2馬身
7着⑩ワンアンドオンリー  クビ
8着⑯フェノーメノ      ハナ
9着⑨イスラボニータ     1馬身1/4
10着⑫タマモベストプレイ  1馬身1/4
11着⑧デニムアンドルビー 1馬身1/2
12着⑤ヒットザターゲット   2馬身1/2
13着⑰アンコイルド      2馬身1/2
14着⑪トーセンジョーダン  2馬身1/2
15着⑬ディサイファ      クビ
16着⑦アップウィズザバーズ 9馬身
17着⑭サトノシュレン     大差
   ⑱トレーディングレザー 競走中止

単勝 ④ 890円    
複勝 ④ 320円 ① 320円 ⑮ 410円
枠連 [1]-[2] 970円    
馬連 ①-④ 4120円 
馬単 ④-① 7800円   
ワイド ①-④ 1780円 ④-⑮ 2170円 ①-⑮ 1980円    
3連複 ①-④-⑮ 19750円    
3連単 ④-①-⑮ 91790円


GⅠ馬が多数参戦し、「現役最強馬決定戦」と言われた今年のジャパンカップは、単勝4番人気だったエピファネイアが優勝。直線で早々と抜け出し、2着に4馬身差をつける圧勝劇を見せました。2着にはジャスタウェイ、3着にはスピルバーグが入りました。2着と3着の馬は距離が不安視されていたけど、ジャスタは世界ランク1位の意地、スピルバーグは上がり3ハロンがメンバー最速の34.8秒でした。秋天の勝利がフロックではないことが証明されたか。3連覇を狙ったジェンティルドンナは4着、ハープスターは大外猛追も届かず5着でした。ハープは故障したトレーディングレザーと接触するアクシデントの影響があったけど、2400mの距離は持たないな…。
外国勢はアイヴァンホウの6着が最高、アップウィズザバーズは16着と大敗。トレーディングレザーは3コーナーあたりで馬体に故障を発生して競走中止。右第1指骨粉砕骨折で予後不良となってしまいました。
優勝したエピファネイアは、昨年の菊花賞以来の勝ち星を挙げ、GⅠもこれで2勝目。鞍上のクリストフ・スミヨン騎手はジャパンカップ初勝利で、日本のGⅠは2勝目です。スミヨン騎手は4年前のレースで、ブエナビスタに騎乗して1位入線したものの、進路妨害で2着降着で優勝できませんでした。あれから4年後に念願のJC制覇、レース後は馬上で喜びを爆発させました。管理する角居勝彦調教師は、2009年のウオッカに次いで同レース2勝目です。
エピファの母方の祖父・スペシャルウィークは99年のJCで勝っているものの、父・シンボリクリスエスは2年連続3着(2002年&2003年)。クリスエスが叶えられなかった事を息子がやり遂げました。スペシャルウィークと母・シーザリオの血が、この大一番で爆発。祖父はダービー馬とJC馬、母はオークス馬、父は青葉賞馬だから、「エピファは府中2400mのGⅠに勝つために生まれたんだな」と思います。
エピファネイアは菊花賞を勝った後、産経大阪杯で3着、香港クイーンエリザベス2世カップで4着、前走の秋の天皇賞では6着と不本意な結果が続いていました。背水の陣で臨む今回は、主戦騎手の福永祐一騎手がジャスタウェイに乗るため、スミヨン騎手とのコンビで参戦。道中は好位追走も、掛かりっぱなしで騎手も抑えるのに精一杯気味でした。終盤失速するんじゃないかと思われたんですが、ラストの直線で一気に突き抜けました。馬も強かったけど、スミヨン騎手の好騎乗も大きいです。やはり外国人ジョッキーはみんな巧いです。
春から不振が続いていたので、何となく忘れられていた印象がありましたが、強豪を蹴散らしての圧勝で見事に復活。今後発表される「ロンジンワールドベストレースホースランキング」の最新版で、どれだけのレーティングがつくのか気になります。年末の有馬記念は有力候補の一頭に挙げられることは確か。次は福永騎手に戻るのか?そして、骨折で休養中のキズナとの再戦が早く見たい。ドバイか京都、あるいは阪神で実現しないかな。



来週・12月7日は、中京競馬場でダートのGⅠ競走「チャンピオンズカップ」が行われます。JBCクラシックを勝ったコパノリッキー、復活にかけるホッコータルマエ、老いてなお盛んなワンダーアキュート、東海ステークスを勝ったニホンピロアワーズ、ベストウォーリア、武蔵野ステークスを制したワイドバッハ、みやこステークス優勝・インカンテーション、さらにはローマンレジェンド、JBCレディスクラシックを勝ったサンビスタ、クリソライト、3歳ダート王・カゼノコ、重賞2勝・クリノスターオーなどダート界のトップホースが出走予定。さらに、アメリカからインペラティヴが参戦します。「チャンピオンズカップ」初代王者に輝くのはどの馬か?




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流行語大賞2014 日本エレキテル連合の「ダメよ~ダメダメ」が年間大賞に選ばれる。

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2014年も12月に入り、今年も残すところ1ヶ月を切りました。12月1日は、今年話題となった言葉を表彰する「2014ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が選ばれました。「ハーフハーフ」、「レリゴー」、「ありのまま」、「危険ドラッグ」、「ダメよ~ダメダメ」、「妖怪ウォッチ」、「昼顔」などの候補の中から、年間大賞に選ばれたのはどの言葉だったのでしょうか?



2014新語・流行語トップテンは次の通り。
①ダメよ~ダメダメ(日本エレキテル連合)=年間大賞
②集団的自衛権(受賞者辞退)=年間大賞
③ありのままで(ディズニー アナと雪の女王チーム・堀越隆行)
④カープ女子(石田敦子・大井智保子・古田ちさこ・天野恵)
⑤壁ドン(L・DK・山崎賢人)
⑥危険ドラッグ(古屋圭司)
⑦ごきげんよう(美輪明宏)
⑧マタハラ(杉浦浩美)
⑨妖怪ウォッチ(日野晃博)
⑩レジェンド(葛西紀明・川本謙・青木功・山本昌)


年間大賞に選ばれたのは、日本エレキテル連合のギャグ「ダメよ~ダメダメ」と、政府が行使容認の閣議決定をした「集団的自衛権」の2語が選ばれました。アナと雪の女王の「ありのままで」、「妖怪ウォッチ」、広島東洋カープの女性ファンを指す「カープ女子」、「花子とアン」のナレーター・美輪明宏さんの締めの一言「ごきげんよう」などがトップ10入りしました。


見事に大賞を受賞したエレキテル連合、表彰式で小平市の細貝さん役の中野聡子が「まだ信じられない。ライバルがいたので、どうなるかなあと思っていた。光栄至極でございます」、未亡人朱美ちゃん3号役の橋本小雪さんも「こんなの初めてです」と大喜びでした。長い芸人人生で初めて大きな賞をもらったので、喜びも一入だと思います。

今年元日の「ぐるぐるナインティナイン」の「おもしろ荘SP」で、未亡人朱美ちゃんのネタをテレビで披露。すると、「ダメよ~、ダメダメ」のフレーズと朱美ちゃんの白塗りメイクがネット上で話題になり、とんねるずの石橋さんが「男気ジャンケン」の中で「ダメよ~ダメダメ」を連呼するなど、徐々にお茶の間に浸透していきました。

「朱美ちゃん」で大ブレイクを果たし、流行語大賞まで獲得した日本エレキテル連合ですが、「流行語大賞を獲った芸人は、翌年消える」というジンクスがあり、エレキテルも「一発屋」になってしまわないか不安の声も、過去には「フォー」のレイザーラモンHGさん、「グゥ~」のエド・はるみさん、「ととのいました」のWコロン、「ラブ注入」の楽しんごさんなど、その年の流行語大賞に選ばれた次の年にテレビから消えてしまいました…。
中野さんが「他にもキャラクターがあるので大丈夫」とおっしゃるとおり、「朱美ちゃんと細貝さん」以外にも、「ケンとクミのナニワシンドローム」、「都美子と比呂美」などのネタもあります。そういや「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で「印刷工場の下請けのさらに下請け工場で行われている謎の作業」というのもありましたね。
流行語大賞受賞に満足せず、来年以降もバラエティ番組での活躍、さらには「朱美ちゃん」以外のネタで注目を集められることを願うばかりです。他の一発屋芸人みたいに消えちゃ、ダメよーダメダメ! お後がよろしいようで。


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最近のホークスニュース。新入団発表&柳田が来季から背番号9!

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3年ぶりの日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークス。ここ最近ホークスに関する最新情報が相次いでおります。12月1日は新人選手の入団発表会見が行われ、さらには柳田悠岐選手と中村晃選手の背番号変更のニュースもありました。



ホークスは10月のドラフト会議で5人の選手を指名。全員が無事仮契約を済ませました。1日の入団会見で、背番号付きのユニフォーム姿も初披露されました。
▽1位 松本裕樹投手(18)=盛岡大付高、背番号66
▽2位 栗原陵矢捕手(18)=福井・春江工高、背番号31
▽3位 古沢勝吾内野手(18)=福岡・九州国際大付高、背番号59
▽4位 笠谷俊介投手(17)=大分商高、背番号67
▽5位 島袋洋奨投手(22)=中大、背番号39

ドラフト1位の松本投手は、かつてのホークスのエース・斉藤和巳さんの背番号「66」を提示されたことについて、「ホークスにとって偉大な番号。投げる試合を全部勝てる投手になりたい」と抱負を語りました。「66番」の重い数字は、松本投手が将来チームの柱として期待されていることを表してますね。現在もまだ右肘の炎症が残っていて、キャッチボールができない状態。手術となればプロデビューは遠のくなるかも。一日でも早く肘の炎症が治ることを願うばかりです。
ドラフト2位の粟原捕手は、中学、高校、U18日本代表でも主将を務めたので「プロでも将来、キャプテンになりたい」と宣言。ホークスのキャプテンは、侍JAPAN監督を務める小久保裕紀氏が最後。主将になるためには、正捕手の座を獲得しないといけません。
ドラフト5位・島袋投手は、興南高校時代は春夏連覇に貢献したものの、大学に入ってからは不振を極めました。そんな島袋投手、プロでもトルネード投法を貫くことを宣言し、沢村賞を目標に掲げました。制球難の課題がありますが、それを克服すれば左のエース格になれるかもしれません。
会見に同席した工藤公康監督は、「けがをしない体をつくって、長くプロ野球で活躍してほしい」と新人選手たちにエールを送りました。今後は1月ごろに西戸崎合宿所で入寮式、さらに新人合同自主トレを行います。新人選手たちの健闘を心からお祈り申し上げます。



話題を変えて、背番号変更の件です。今季176安打を放ち、パリーグ最多安打のタイトルを獲得した中村晃選手が、これまで付けていた背番号「60」から「7」に。さらに今季自己最多の15本塁打を放った柳田悠岐選手が、「44」から「9」に変更されました。
「背番号7」の中村選手は、「7番が好きだったので自分からつけたいと言った」とシーズン後に自ら球団側に訴えていたことを明かし、球団側も意思を受け入れました。60番から一桁台になることで、「責任感は出ると思う。全力でやりたい」と語りました。ホークスの背番号7は、井口資仁選手(1997=2004年)、大村直之選手(2005~2008年)がつけており、今季は空き番号となっていました。憧れの存在だった大村さんと同じ背番号を背負うことになった中村選手、来季は「背番号7」でヒットを量産し、首位打者&シーズン200安打を達成して欲しいです。
そして、柳田選手が、小久保さんがつけていた「背番号9」を継承することになりました。小久保氏もは柳田選手を自身の後継者に指名しており、今回の背番号変更は当然といったところか?私自身も「柳田選手に9番を継いでほしい」という思いがあったので、「ついに来たか!」という思いです。「背番号9」を与えられた柳田選手、大先輩の小久保氏みたいに豪快かつ華麗なアーチでヤフオクドームを沸かせ、「ニューリーダー」としてホークスを引っ張る存在になることでしょう。「背番号9」の重圧に負けず、その番号に見合う活躍を期待してます!「NAKAMURA 7」と「YANAGITA 9」のユニフォーム姿が早く見たい!




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「鷹の松坂」誕生!松坂大輔がホークスに入団決定!

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今季までアメリカ・メジャーリーグでプレーしていた松坂大輔投手が、来シーズンから福岡ソフトバンクホークスに入団することが決定しました。松坂投手は9年ぶりの日本球界復帰となります。


日本シリーズ終了直後から「松坂が来季日本に復帰する」という噂が報じられ、ホークスと横浜DeNAとの間で争奪戦を繰り広げられましたが、先月下旬にホークスが松坂投手と入団合意に達したことが判明。その前にかつて西武ライオンズでチームメイトだった細川亨捕手がファン感謝デーのトークショーで松坂投手の入団をバラしたことで、ホークス入団が決定的となっていましたが…。
12月4日にホークスの球団HPで松坂投手獲得を正式発表。3年契約で年俸総額12億円+出来高払い、背番号も「18」に決まりました。一夜明けた5日、福岡市内で入団会見が行われました。
まず9年ぶりの日本球界復帰について、「自分が日本に戻るという実感が全然湧かなかったが、やっと実感が出てきた」と心境を明かし、「期待と不安は両方歩けど、ファンの皆さんからの期待は十分に感じている。それに応える自信があるので日本に戻る決断をした。不安はプレーをしていく中で打ち消していきたい」と力強く語りました。
ホークスを選んだ理由としては、「ホークスは最初から僕を獲得したいという信念がブレなかった。また、話をする中で本気で世界一のチームを目指す考えに魅力を感じた」と述べ、来季の目標は「連覇」と言い切りました。そして、対戦したい相手・投げ合いたい投手の質問に、「彼のボールを1度見てみたいし、バッターとしても優秀だから」という理由から日本ハムの大谷翔平投手の名前を挙げました。

松坂投手は1998年に横浜高校のエースとして、その年の甲子園春夏連覇の立役者となり、1999年に西武ライオンズにドラフト1位で入団。1年目に16勝を挙げてパリーグ最多勝と新人王を獲得すると、2001年には3年連続最多勝&ピッチャーの最高栄誉である沢村賞を獲得。2007年にポスティング制度でボストン・レッドソックスに移籍し、1年目に15勝をマークしてチームのワールドシリーズ制覇に貢献。その翌年は自己最多の18勝をあげました。しかし、2011年に右ひじの手術を受けてからは成績も落ち込み、今季はニューヨーク・メッツでプレーし、34試合登板して3勝3敗1セーブ。シーズン終了後にメッツからFAとなりました。
これまでのプロ16年間で日米通算164勝106敗2セーブ(西武:108勝60敗1S、MLB:56勝43敗1S)。


いやぁ~、「鷹の松坂」が誕生しましたねぇ~!松坂投手、Welcome back to JAPAN!そして福岡ソフトバンクホークスへようこそ!「松坂ホークス入りへ」の報道が出始めたころは、正直あり得ないと思っていたんですけど、本当にホークスに来てくれたので嬉しいです。3年契約で総額12億円の大型契約、エースナンバーの「18」が与えられたのは、期待の表れと言えるでしょう。
ホークスというチームに魅力を感じたのもあるけど、細川捕手の存在も大きいかもしれません。「松坂&細川」の西武時代の黄金バッテリーが、ホークスで復活ですね。ちなみにですが、細川捕手の方が1学年上です。まあそれにしても、工藤公康監督をはじめ、松坂投手、細川捕手、帆足和幸投手、鈴木康友2軍コーチ、佐々木誠3軍打撃コーチと、ホークスの中に西武OBがゾロゾロいますなあ。
松坂投手には先発ローテーションの一角として攝津正投手とともにホークス投手陣を牽引してほしいし、若手投手のお手本になってもらいたいという気持ちもあります。武田投手や東浜投手、飯田投手も松坂投手に刺激を受けて成長すればいいけど。現在通算164勝で、200勝まで残り36勝だから、12勝ペースで3年、18勝ペースで2年で36勝に到達します。ホークスで200勝を達成できるといいですね。現在34歳とベテランの域に達しているけど、きっと完全復活できるはず。松坂投手が福岡でもうひと花咲かせてくれることを期待しています。



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2014 J1最終節 ガンバ大阪が9年ぶりリーグ優勝!3冠制覇へ王手!

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「2014 Jリーグディビジョン1」は6日、最終節9試合が行われる予定でしたが、アルビレックス新潟VS柏レイソル戦(@デンカビッグスワンスタジアム)が大雪のため中止となり、8試合行われました。第33節を終え、優勝争いは勝ち点62で並ぶガンバ大阪と浦和レッズ、勝ち点60で3位の鹿島アントラーズの3チームに絞られました。ガンバと浦和は勝ち点を多く上積みしたほうが優勝、鹿島は最終戦に勝ち、上位2チームが負ければ大逆転で王者となります。優勝争い&残留争い、この日すべてが決まります。



鹿島アントラーズ0-1サガン鳥栖@カシマサッカースタジアム
3位からの逆転優勝のためには勝つしかない鹿島は、ホームで4位・サガン鳥栖と対戦しましたが…。
試合は序盤に動きます。前半6分、鳥栖は左サイドで安田理大がクロスを上げると、FW池田圭が落としたボールを、MF高橋義希がペナルティエリア手前の位置から右足ボレーシュートでゴールネットを突き刺し、鳥栖が早々と先制点を奪います。
劣勢に立たされた鹿島は、13分にDF植田直道のロングボールからFW赤崎秀平がダイレクトで合わせるもGKにキャッチされ、24分にはMF遠藤康、31分には植田がシュートを打つも、ゴールを奪えず。後半16分には遠藤康が見方のワンツーから抜け出してシュートを放つも枠を捉えられず。1点が遠いまま時間だけが過ぎていった後半アディショナルタイム、右サイドでDF西大伍クロス→ルイスアルベルトのシュートはクロスバー直撃→こぼれ球をMF土居聖真が押し込んで同点ゴールかと思いきや、オフサイドでノーゴール。最後まで決定力不足に泣いた鹿島、鳥栖に敗れて優勝を逃しました…。


ガンバ大阪0-0徳島ヴォルティス@鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
優勝に王手をかけている首位・ガンバ大阪、徳島に勝てば自力で優勝、引き分け以下なら浦和レッズの結果待ちとなります。
序盤は優勝へのプレッシャーからか、徳島にペースを握られます。ホーム初勝利を狙う徳島は開始3分にMF衛藤裕がシュートを放つも枠外、14分にはDF那須川将大が左サイドからミドルを放つが、ガンバGK東口順昭にキャッチされます。ガンバは前半28分、右サイドのクロスのセカンドボールを拾ったMF阿部浩之がシュート。しかし、わずかにバーの上。31分にはCKの流れから左サイド・遠藤保仁のクロス→DF丹羽大輝が頭で落とし、最後は米倉恒貴がスライディングシュートを放ったが、徳島GK・長谷川徹のファインセーブに阻まれる。その後も攻め込むガンバだが、前半は無得点で折り返し。
後半開始早々、徳島にビッグチャンス到来。ゴール前での混戦からDF橋内優也のシュートがゴールに吸い込まれるも、オフサイドで先制ならず。ガンバにとっては命拾い。ガンバは後半20分過ぎに宇佐美貴史がPA手前からシュートを放つもDFにブロックされ、22分には左サイドで宇佐美クロス→パトリックが頭で合わせるも枠を捉えられず。後半27分、徳島はカウンターを試み、FWキムジョンミンのスルーパス→エステバンのシュートはサイドネット直撃。後半32分、ガンバは宇佐美が右の位置から狙うもGKに防がれる。その後も両チームともにゴールは生まれず試合終了。ガンバは徳島にスコアレスドローに終わり、勝ち点1を挙げました。


浦和レッズ1-2名古屋グランパス@埼玉スタジアム2002
優勝目前から一転、失速で首位転落を味わった浦和レッズ。ホーム最終戦の名古屋戦に勝って逆転Vなるか?
前半2分、浦和は左サイドのCKをDF槙野智章がヘディングで合わせて先制ゴール。浦和が早々と先制点をもぎ取ります。先制された名古屋も負けじと反撃。10分にMF小川佳純のミドルシュートはクロスバーを叩くと、35分には矢田旭が右サイドから左足を振り抜くも、ポスト左に当たってノーゴール。浦和は1点リードで前半を終えます。
しかし後半27分、名古屋はMF田口泰士の左CKをDF矢野貴章が頭で合わせるも、浦和GK西川周作が好セーブ。しかし、こぼれ球をDF牟田雄祐が押し込み、1-1の同点に追いつく。さらに後半アディショナルタイム目前、名古屋は途中出場の松田力が相手のパスをカットすると、逆サイドの永井謙佑へスルーパス。永井は一気にドリブルで持ち込み、そのまま左足シュートを決めて見せた。一瞬のカウンター攻撃で名古屋が勝ち越し。悪夢の逆転負けを喫した浦和レッズ、勝ち点を積み上げられず終戦。この結果、ガンバ大阪の優勝が決定しました。


2014年のJ1王者争いは、鹿島(勝ち点60)と浦和(勝ち点62)が勝ち点を上積みできなかったのに対し、徳島に引き分けて勝ち点1を積み上げたガンバ大阪が勝ち点63とし、2005年以来9年ぶり2度目の優勝を果たしました。2012年にJ2降格、2013年にJ2優勝でJ1復帰。今年は昇格即優勝、ナビスコカップに続いての2冠達成で、天皇杯を含めた3冠制覇にリーチをかけました。W杯前は降格圏の16位、浦和とは勝ち点14差もありましたが、リーグ再開後は15勝2敗3分け。2週間前の浦和レッズ戦で勝ち点差を2に縮め、先週の試合に勝って勝ち点で並び首位浮上。最大勝ち点14差をひっくり返しての逆転劇、まさにミラクルですね。
浦和レッズは前半終了時点では、浦和が勝っていたので、逆転優勝もあり得ると思われましたが、後半に2失点を喫して逆転負け…。試合終了の瞬間、選手のみんなが泣き崩れてしまいました。7年前の悪夢を再び起こしたレッズは、2007年のAFCチャンピオンズリーグを優勝して以降タイトル無し…。レッズの終盤の失速は秋から冬にかけての名物詩と言ってもいいかも。それにミハイロ・ペトロヴィッチ監督は優勝できない運命にあるのか?


その他の試合。15位・清水エスパルスと、16位・大宮アルディージャの残留争いはどうなったのか?

大宮アルディージャ2-0セレッソ大阪@NACK5スタジアム大宮
前節終了時点で勝ち点32・降格圏の16位にいる大宮。セレッソ戦に勝たなければJ2降格が決まってしまいます。
試合は前半21分、FWズラタンのグラウンダークロス→MF金澤慎が右足でゴールを決めて1点を先制。前半35分、セレッソは左サイドの折り返しに反応した南野拓実がシュートするも、ポストに当たりノーゴール。後半5分、橋本晃司→ズラタンと繋ぎ、最後はムルジャがゴールネットを揺らして2点目。大宮はホーム最終戦でセレッソに2-0で快勝し、勝ち点3を獲得。清水の結果を待つ。

清水エスパルス0-0ヴァンフォーレ甲府@IAIスタジアム日本平
15位・清水は引き分け以上で残留決定、サッカー王国・静岡の威信をかけた運命の一戦で残留なるか?
前半は清水・甲府共にお互い決め手がなく、両チーム無得点で終了。後半2分、清水は左サイド・ノヴァコヴィッチのクロス→大前元紀のシュートは甲府GK・荻晃太に止められ、はね返ったボールは大前の体に当たり、ゴールに吸い込まれるかと思いきや、甲府DFがゴールライン際でクリア。逆に後半23分、甲府・阿部翔平が左サイドからダイレクトボレーを狙ったが、清水GK・櫛引政敏が防ぐ。櫛引は後半30分にもクリスティアーノのシュートを体を張って防いだ。試合は0-0のまま終了し、清水が勝ち点1を積み上げて残留を決めました。


サンフレッチェ広島2-0ベガルタ仙台@エディオンスタジアム広島
試合途中から雪が降りだしたこの試合、後半19分に高萩洋次郎のゴールで広島が先制すると、さらに3分後の後半22分、青山敏弘の縦パス→またしても高萩にゴールが決まり1点追加。仙台は今季限りで引退する柳沢敦が後半途中から出場するもゴール無し。


ヴィッセル神戸1-2川崎フロンターレ@ノエビアスタジアム
得点王を争っている川崎・大久保嘉人と神戸・マルキーニョスが最終節で顔を合わせました。川崎は前半11分、ゴール前のこぼれ球を大久保が押し込んで先制点をもぎとると、後半40分にレナトが獲得したPKを大久保が決める。大久保はこの試合2得点を挙げ、今季18得点。一方の神戸は、後半終了間際に田代有三のPKで1点返すも時すでに遅し。エース・マルキーニョスも不発に終わりました。


FC東京1-1横浜Fマリノス@味の素スタジアム
FC東京は前半42分にCKから高橋秀人のヘディングシュートで先制。しかし、マリノスも後半14分に伊藤翔のゴールで同点とする。試合はこのまま1-1の引き分け。

なお、雪で中止となった新潟VS柏の試合は、8日(月曜日)にカシマスタジアムで代替開催。せめて味スタか大宮、あるいは駒場でもよかった。


J1第34節順位表(暫定)
1位 G大阪(勝ち点63/得失点差28)※来季ACL出場決定
2位 浦和(勝ち点62/得失点差20)※来季ACL出場決定
3位 鹿島(勝ち点60/得失点差25)
4位 鳥栖(勝ち点60/得失点差8)
5位 柏(勝ち点57/得失点差6)※1試合未消化
6位 川崎(勝ち点55/得失点差13)
7位 横浜FM(勝ち点51/得失点差8)
8位 広島(勝ち点50/得失点差7)
9位 FC東京(勝ち点48/得失点差14)
10位 名古屋(勝ち点48/得失点差-1)
11位 神戸(勝ち点45/得失点差-1)
12位 新潟(勝ち点44/得失点差-4)※1試合未消化
13位 甲府(勝ち点41/得失点差-4)
14位 仙台(勝ち点38/得失点差-15)
15位 清水(勝ち点36/得失点差-18)
--------------------------------------------------------------
16位 大宮(勝ち点35/得失点差-16)※J2降格
17位 C大阪(勝ち点31/得失点差-12)※J2降格
18位 徳島(勝ち点14/得失点差-58)※J2降格



J1残留争いは甲府に引き分けて勝ち点1を上積みした清水が15位で残留決定。大宮はセレッソ戦に勝利するも勝ち点1差及ばず、10年目で無念のJ2降格です。最終戦勝ったのにJ2落ちってのは、99年の浦和レッズ以来じゃないか?浦和は優勝を逃し、大宮はJ2降格で、さいたま市にとって辛い1日となってしまいました。
得点王争いは大久保嘉人選手が18得点を挙げ、2年連続得点王を確実としました。日本人選手が2年連続で得点王に輝いたのは、前田遼一選手に次いで2人目です。
2005年に始まったJリーグの1ステージ制は今季を以って終了。来年からは「2ステージ制+ポストシーズン」が導入されます。新たに導入されるポストシーズンは前期と後期の優勝チームと年間勝ち点2位と3位のチームが「スーパーステージ」に出場し、その勝者が「チャンピオンシップ」で年間勝ち点1位のチームと「年間王者」をかけて戦います。
来週・13日は日産スタジアムで「第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会」の決勝戦が行われます。2冠王者・ガンバ大阪が3冠をかけてJ2のモンテディオ山形と対戦します。山形は準決勝でジェフ千葉に勝ち、J1昇格プレーオフの1回戦では、GK・山岸範宏選手の決勝ゴールでジュビロ磐田に勝利しており、いまJ2で最も勢いに乗ってるチームです。もしかすると、ガンバの3冠を阻止するってこともあり得るかもしれない…。




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ついに掴んだ中央初GⅠ!チャンピオンズカップ初代覇者はホッコータルマエ!

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下半期の最強ダートホース決定戦・第15回チャンピオンズカップ(GI・ダート1800m 16頭立て)が7日、中京競馬場で行われました。昨年まで開催された「ジャパンカップダート」が改称され、舞台も阪神から中京に変わりました。その初代王者を決めるレースには、今年GⅠ3勝の⑭コパノリッキー、JCD3年連続2着⑪ワンダーアキュート、2年連続3着⑧ホッコータルマエ、完全復活を目指す⑫ローマンレジェンド、2012年の勝ち馬⑩ニホンピロアワーズ、メンバー紅一点⑦サンビスタ、アメリカからの刺客①インペラティヴ、現在3連勝中⑮インカンテーション、他にも③クリソライト、⑥グレープブランデー、⑬カゼノコなどダート界のトップホースが参戦しました。


単勝の上位人気は、1番人気がコパノリッキー(3.0倍)、2番人気ホッコータルマエ(5.9倍)、ローマンレジェンド3番人気(7.1倍)。4番人気のインカンテーション(8.0倍)までが10倍を切り、5番人気以降はワンダーアキュート、クリソライト、⑨クリノスターオー、④ナムラビクター、②ベストウォーリアと続きました。
スタンド前からのスタートで、コパノリッキーが後手を踏んで後方からの競馬。好スタートを切ったグレープブランデーが前に出るが、真ん中からクリノスターオーがかわして先頭に立つ。ホッコータルマエとニホンピロアワーズも好位追走、ローマンレジェンド5番手、コパノリッキーは中団に進み、インカンテーションはやや後ろのポジションでスタンド前を通過した。
1コーナーを過ぎて向正面に出て、クリノスターオーが単独先頭、ホッコータルマエが2番手に上がり、3番手集団はグレープブランデーとニホンピロアワーズ、⑯ダノンカモン・ローマンレジェンド・ナムラビクターがひと塊。8,9番手の位置にベストウォーリアとクリソライトが並走。その後ろの10番手にサンビスタ、コパノリッキーは外の11番手にいる。12番手にインペラティヴ、インカンテーション13番手、ワンダーアキュート14番手追走。後方は⑤ワイドバッハとカゼノコが並んでいる。
3コーナーに差し掛かるところで、先頭争いはクリスタ先頭、2番手のタルマエが接近し、ローマンが3番手に浮上。その後ろにクリソとビクターもいる。リッキーとインカン、アキュートはまだ中団から後方待機。4コーナーから最後の直線に入り、ホッコータルマエとローマンレジェンドの2頭が競り合い、グレブラとナムラビクターが懸命に追い込む。大外のコパノリッキーは万事休すだ。残り200mを切り、タルマエが抜け出し、ビクターが2番手に上がったが、ホッコータルマエがそのまま押し切って先頭ゴールイン!ホッコータルマエ、ついに中央GⅠ初制覇!


チャンピオンズカップ 全着順&払戻金
1着⑧ホッコータルマエ   1分51秒0
2着④ナムラビクター     1/2馬身
3着⑫ローマンレジェンド   3/4馬身
4着⑦サンビスタ       1馬身1/4
5着⑪ワンダーアキュート   3/4馬身
6着⑤ワイドバッハ       ハナ
7着⑬カゼノコ         1/2馬身
8着⑨クリノスターオー     クビ
9着⑥グレープブランデー   ハナ
10着⑮インカンテーション   3/4馬身
11着②ベストウォーリア    1馬身1/2
12着⑭コパノリッキー     1馬身1/4
13着⑩ニホンピロアワーズ  1馬身1/4
14着③クリソライト       1馬身1/2
15着①インペラティヴ     1馬身1/4
16着⑯ダノンカモン      1馬身1/2


単勝 ⑧ 590円
複勝 ⑧ 190円 ④ 440円 ⑫ 270円
枠連 [2]-[4] 1,900円
馬連 ④-⑧ 5,470円
馬単 ⑧-④ 9,020円
ワイド ④-⑧ 1,470円 ④-⑫2,400円 ⑥-⑫720円
3連複④-⑧-⑫ 11,730円
3連単⑧-④-⑫ 70,890円


ダートGⅠ馬10頭が参戦したチャンピオンズカップ、その初代王者に輝いたのはホッコータルマエ!道中は2番手で追走し、直線でローマンレジェンドとの競り合いから抜け出し、ナムラビクターの追撃を振り切りました。2着に入ったナムラビクターは、ゲート前で気性が激しかった割には好走しましたね。尻跳ねやゲートの後ろの扉を蹴ったりと暴れっぷりがハンパなかったもん。1番人気だったコパノリッキーは、スタートの出遅れが大きく響いて12着惨敗。インカンテーション、ベストウォーリア、クリソライトの4歳勢も2ケタ着順。上位は5歳と6歳、8歳のアキュートも5着とベテラン勢が独占。ダート界の世代交代はなかなかうまく進みませんね。
勝ったホッコータルマエは、今年1月の川崎記念以来の勝ち星。通算6度目のGⅠ制覇ですが、中央でのGⅠ勝利はこれが初めてです。JCDで2年連続3着、フェブラリーステークスも2着に敗れ、4度目の中央GⅠ挑戦で悲願達成となりました。鞍上の幸英明騎手は、2008年の高松宮記念以来、約6年半ぶりのJRAGⅠ勝利。管理する西浦勝一調教師は、2006年の秋華賞(カワカミプリンセス)以来8年ぶりの中央GⅠ勝ち。
タルマエは昨年、地方の交流GⅠ競走4勝を含む10戦7勝と大活躍。しかし、年明けの川崎記念を勝った後、ドバイ遠征前哨戦のフェブラリーでコパノリッキーの後塵を拝し、ドバイワールドカップでは最下位の16着と大敗、レース後にはストレス性腸炎を患い、半年の休養を余儀なくされました。復帰戦となったJBCクラシックでは休み明けもあって4着。着差以上の完敗を喫し、復活に時間かかるかと思われましたが、叩き2戦目となった今回、前走から一変した走りで優勝。ドバイ惨敗、病気を乗り越えての復活を果たしました。体調が良ければ、年末の東京大賞典(12月29日・大井)に出走予定。コパノリッキーとの頂上対決に勝って、「最優秀ダート馬」を手にできるのか?


来週は阪神競馬場で、2歳女王決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズが行われます。デビュー2連勝で小倉2歳ステークスを勝ったオースミアリス、ファンタジーステークスを勝ったクールホタルビ、アルテミスステークスの勝ち馬・ココロノアイといった重賞勝ち馬に加え、レオパルディナ、レッツゴードンキ、コートシャルマン、ダノングラシアス、ロカなどが登録しています。来年の牝馬クラシックに繋がるであろう一戦に勝つのは?
そして、同じ日にはシャティン競馬場で「香港国際競走」があります。日本からは「香港マイル」にフィエロ・グランプリボス・ワールドエース・ハナズゴールの4頭が参戦。「香港カップ」はマイネラクリマとアルキメデスの2頭、「香港スプリント」にはスノードラゴン・ストレイトガール・リトルゲルダの3頭、「香港ヴァーズ」にはカレンミロティックが出走します。香港から朗報が届くことを期待したいですね。





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競馬界の残念なニュース3連発。

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12月10日は競馬界にとって残念なニュースが続きました。マイネルラクリマが香港で骨折、デスペラードがステイヤーズステークス勝利後に屈腱炎を発症して引退。そして、新馬戦を勝った馬から禁止薬物が検出されました。


まず、香港カップに出走予定だったマイネルラクリマの骨折についてです。
報道などによると、9日の朝、シャティン競馬場のオールウェザーコースでの調教中にバランスを崩して転倒。診療所での検査の結果、左第1指骨々折を発症していることがわかりました。これにより香港カップの回避が決まり、近日中に手術を実施する予定です。
マイネルラクリマは新潟でのオールカマーで1着、その次の秋の天皇賞では11着。先月27日に香港カップの招待を受諾。今月7日に香港に到着しました。香港遠征は今年5月の「チャンピオンマイル」に続いて2回目、春の雪辱に燃えていただけに非常に残念なケガに見舞われました。でも、骨折しても予後不良ではなかったことが不幸中の幸いかもしれません。今は手術が成功して、生きて日本に帰国、一日でも早い完治と復帰を願うばかりです。

続いてはデスペラードの引退のニュースです。先週6日に中山競馬場で行われたステイヤーズステークスに勝利したデスペラードは、年末の有馬記念を目指していましたが、一部報道で「体調不備」のため出走を見合わせると報じられましたが、右前浅屈腱炎を発症していたことが判明。安達昭夫調教師の話によると、「レース翌日に晴れが見られた。屈腱炎の程度が重症なので、復帰するのには時間がかかりそう」とのこと。来年で7歳と年齢的な理由も重なり引退を決断。10日付けで競走馬登録を抹消され、今後は北海道日高郡のアロースタッドで種牡馬となる予定です。
デスペラードは2011年1月にデビューし、4歳秋まではダート中心。2012年12月のステイヤーズSで3着に入ると、翌年3月の阪神大賞典で2着。昨年3月のステイヤーズSで重賞初制覇、今年2月の京都記念ではトーセンラーとジェンティルドンナのGⅠ馬を破って逃げ切り勝ち。ラストランとなった今月6日のステイヤーズSでは、同レース史上4頭目となる連覇を達成。通算成績は34戦9勝、重賞3勝、獲得賞金は獲得賞金は3億2397万6000円でした。種牡馬として第2の人生を歩み始めるデスペラード、いつか「デスペラード産駒」からGⅠ馬が生まれることを期待したいと思います。


ラストは「これは大問題だ!」と言わんばかりの不祥事がありました。12月7日の中山6レースの2歳新馬戦で1着になったピンクブーケの尿から、禁止薬物のカフェインが検出されたことが発覚しました。JRA側は「競馬法違反」の疑いがあるとして、中山競馬場の所轄・船橋警察署に届け出て捜査を依頼、原因も調べています。1位入線のピンクブーケは失格となり、12月8日から16日まで出走停止処分。2着以降は繰り上がり(2位入線だったマイネルサージュが1着)。ただし、払戻金の変更はなく、レース当日の7日に確定した着順で行われるとのことです。
中央競馬で禁止薬物が検出されたのは、1993年に北橋修二厩舎のファーストサクセス(8月15日の小倉4レースで1位入線)からフェニルピラゾロン誘導体が検出されて以来、実に21年ぶりとなります。
競走馬の「ドーピング事件」はこれまでにも何件かあり、1985年に宝塚記念で4着だったステートジャガーからカフェインが検出されて失格処分。同馬は6ヶ月の出走停止処分を受け、そのまま引退。1992年には京都8Rで1着になったキタシバスペインがドーピング違反で失格。当時の馬主、調教師、厩務員が競馬場違反で逮捕されました。2006年には凱旋門賞に挑んだディープインパクトの馬体から「イプラトロピウム(気管支拡張剤)」が検出されて失格になったのは記憶に新しい。
地方競馬では、2008年には管理場にプロカインを投与したとして、船橋競馬所属の調教師が逮捕される事件もあれば、2011年にはジャパンダートダービーで3着だったクラーベセクレタの尿からカフェインが検出されて失格。クラーベは牝馬ながら羽田盃、東京ダービーと「南関東競馬2冠」を果たしており、JDDで3冠馬になるか期待されていました。
今回ドーピング違反の疑いで失格となったピンクブーケは、父がメイショウサムソン、母・ピノシェット、ストームキャットを祖父に持ちます。小西一男厩舎所属で、馬主はキャロットファーム。新馬戦の映像を見たところ、最後の直線で大外から鋭く脚を伸ばし、2着に1馬身半差をつけて勝つという強い競馬を見せました。今後の捜査の行方も気になるところだし、小西調教師ならびに厩務員の処分はいか程なのか?競馬法違反で立件される事だってあるかもしれない…。





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2014年の漢字は「税」でした。

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日本漢字能力検定協会が制定した「漢字の日」だった12日は、京都・清水寺で師走恒例の「今年の漢字」が発表されました。その年の世相を表す漢字1文字を決めるイベントも今回で20回目。今年の漢字は何が選ばれたのか?




今年の漢字ベスト10はご覧の通り。
1位「税」 8,679票
2位「熱」 6,007票
3位「嘘」 5,979票
4位「災」 5,830票
5位「雪」 5,474票
6位「泣」 3,050票
7位「噴」 2,984票
8位「増」 2,689票
9位「偽」 2,543票
10位「妖」 2,327票


今年は16万7613票の応募があり、8679票を集めた「税」が2014年の漢字に選ばれました。
①今年4月の消費税の増税前に日用品の買いだめと高額商品の駆け込み消費が増加した。②消費税率が8%に引き上げられたことで、日用品や公共料金が実質値上がりし、国民生活に影響を及ぼした。③2015年10月に予定されていた10%増税が延期になった事などが理由に挙げられました。確かに消費税が5%から8%になったことで、物価が上がりましたよねえ。スーパーのチラシを見ても、税抜きの価格が大きく書かれ、税込価格が小さく表示されてます。
今度の衆議院選挙では「消費税増税反対」もしくは「増税中止」の公約を掲げる政党もあれば、「軽減税率を実現させる」を掲げる政党もあります。税に関する問題は来年以降も続きそうです。

2位の「熱」は、デング熱の全国的流行やエボラ出血熱の世界的な広がり、テニス・錦織圭選手の快進撃に日本中が熱狂しました。さらにはソチ五輪やブラジルワールドカップといった国際的スポーツイベントでの熱戦も相次ぎました。
3位にランクインされた「嘘」は、ゴーストライター問題やSTAP細胞の不正論文、国会議員たちの多くのウソが発覚したことを理由に挙げた。
4位の「災」は、御嶽山の噴火、広島市の土砂災害などの自然災害が続いたこと、韓国・セウォル号沈没事故、マレーシア航空機の行方不明と墜落といった人災が多かった。噴火の「墳」も7位に入っております。
5位の「雪」は、「アナの雪の女王」の大ヒット、2月に関東地方が大雪に見舞われた。
他にも、元兵庫県議会議員の野々村竜太郎氏の号泣会見の「泣」が6位、「妖怪ウォッチ」ブームの「妖」が10位にランクインされました。


今年1年を振り返って、「ニセ聴覚障害者」佐村河内守氏や「STAP細胞はあります」の小保方晴子氏、「ウワァーン!」野々村氏といった、ニュースやワイドショーを賑わせた「お騒がせ人物」が多く登場。「騒」、「嘘」、「偽」、「疑」、「謝」といった漢字が選ばれるのかなと思われましたが、それらを差し置いて「税」が1位に選ばれました。個人的には「騒」を本命に挙げており、「税」は全くの無印でした。ちなみに、「騒」は19位に入りました。
ところで、私にとっての今年の漢字は、「石」です。なぜかといいますと、8月29日に尿管結石を患ったからです。朝起きたら左のわき腹が痛くて、はじめは寝違えたのかなと思いましたが、だんだん痛みが激しくなり、歩くのが辛い状態になりました。病院に行って検査を受けたら「尿管結石」と診断されました。寝る前に水分を取らなかったこと、それにトイレに行かなかったことが原因だったと思います。あの時は正直死ぬかもしれないと思ったし、あの激痛は今でも忘れられません。みなさんも尿管結石にならないよう、お体には気をつけていただきたいと思っております。



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